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JTから期待の新型温加熱式タバコPloom TECH+がついに発売されました!Ploom TECHは2016年に発売が開始されましたが、それからおよそ2年の月日が流れ発売された新作モデルなので、待っていた方もいらっしゃるでしょう。
噂には、「吸いごたえがアップした」なんて声もチラホラ聞こえますが、果たしてPloom TECH+はどのように進化しているのでしょうか、超気になります!
ということでこの記事では、JTから発売された期待の新作「Ploom TECH+」を実機レビューを行っているので、口コミや評判が気になっている方はぜひチェックしてみてください!
目次
Ploom TECH+の概要
さて、ではまずはPloom TECH+の概要からご紹介してまいります。価格や購入情報、前作Ploom TECHからの変更点についてまとめてみたので、気になる方はチェックしておきましょう!
価格・購入情報
最初にPloom TECH+の価格と購入情報からですが、価格については以下をご覧ください。
機種名 | 価格(税込) |
---|---|
Ploom TECH | 3,000円 |
Ploom TECH+ | 4,980円 |
Ploom S | 7,980円 |
iQOS 3 | 10,980円 |
glo | 2,980円 |
以上がPloom TECH+を含めた、国内で販売されている加熱式タバコの価格一覧になります。こう見るとPloom TECH+はミドルクラスの価格帯であり、上にiQOSとPloom Sが、下にgloとPloom TECHが存在するという微妙な立ち位置に属していることがわかりますね。
人によりけりだとは思いますが、5,000円だとちょっと高い感じが否めません。。Ploom TECHは3,000円で購入できたので、この点がどれだけ一般層に受け入れられるかで、Ploom TECH+の人気は変わってくるでしょう。
そしてPloom TECH+のバリエーションですが、現状黒と白の2種類となっています。
こんな感じですが、個人的にはちょっと地味?まあPloom TECH時代の黒一色に比べればマシですが、今回同時発売されたPloom Sと比べると見劣りしちゃいます。
Ploom Sはこのようにツートンカラーで豊富なカラーバリエーションが準備されていたので、Ploom TECH+ももうちょっとカラバリにこだわって欲しかったですね。
発売からしばらくはオンライン購入がメインか
価格の次は購入方法ですが、2月初頭の発売直後の現在は、Ploom TECH+の購入方法には以下の2通りが存在しています。
- Ploom shop
- 全国主要都市にあるPloom専門店にて購入
- オンラインショップ
- Ploom公式オンラインからの購入
前者のPloom shopについては、一度オンライン上で予約を行い、それを現地で受け取るというなかなかに面倒な受け取り方法となっていますが、確実かつ迅速に受け取れるという特徴があることを覚えておきましょう。
ただPloom shopは国内において、
- 北海道
- 宮城県
- 東京都
- 神奈川県
- 愛知県
- 大阪府
- 福岡県
以上主要7都市にしか存在しないため、この点には要注意。筆者は運よく千葉県に住んでいるため、東京都で受け取ることがギリギリできましたが、残念ながら以上7都市にご縁がない方もいらっしゃると思います。
そんな方々にとって有力なもう1つの選択肢が「オンライン購入」で、こちらはまあ説明不要ですよね。Ploom公式サイトにてオンラインショッピングにて買い物を行う手法で、この方法なら全国どこからでもPloom TECH+をゲットすることが可能です。
ただオンライン購入には2つの注意点があります。
- 会員登録が必要
- 成人証明のために身分証明書が必要。審査に時間がかかる場合も。
- 獲得競争がしんどい
- 転売屋との理不尽な戦いを勝ち抜く必要がある
まず会員登録ですが、Ploomへの会員登録は成人を証明できる身分証明証が必要です。免許証でOKなので、登録を行う際に免許証の写真データーをアップロードする必要があります。ちなみにこれはiQOSやgloも全く同じです。
続いてが獲得競争ですが、この記事を執筆している2月初頭現在、Ploom TECH+は発売直後であり、かつ流通量が絞られているため、獲得競争がかなりシビア。筆者は発売日に3時間貼り付いてようやくゲットしましたが、時間が経つにつれて緩和されることが予想されます。
不幸中の幸いか、JTは今回のPloom SとPloom TECH+のオンライン販売においては、毎日正午に在庫を復活させる手法で販売を行なっているので、平日の正午に張り付けば手に入れられる可能性は高いと思います。ぜひチャレンジしてみてください!
※Amazonでも購入可能になってます。
カプセルの種類は4種類
最後にカプセルですが、これは他の加熱式タバコで言う「タバコスティック」のこと。これが現状4種類あります。
- マイルド・ブレンド
- ロースト・ブレンド
- コールド・ミント
- クリア・ミント
各種全て「500円」ポッキリで、加熱式タバコの中ではiQOSと並んで最も価格が高いのがちょっと気になりますが、ギリギリ500円なので許容範囲内にはおさまっている印象です。
Ploomシリーズの特徴
Ploom TECH+の価格や購入情報についてお伝えしてきましたが、ここからはPloomシリーズの特徴についてザックリ紹介していきます。
Ploom TECHについてまだよく知らない方はチェックすることをおすすめします!
他の加熱式にはないクリーンさを実現!
加熱式タバコは従来の紙巻きタバコに代わって爆発的に普及した製品であり、ニオイや健康被害が低いという点がウリの製品です。
その筆頭とも言えるのがiQOS。iQOSは確かに紙巻きタバコに比べたら圧倒的にニオイ問題は解決されていますが、なんだかんだiQOSはクサイ。タバコ臭さは少なからずしますし、この点に不満を抱いている方は結構多いでしょう。
その後発売されたのがglo、Ploom TECH、そしてPloom TECH+なわけですが、これらのタバコの違いについてよく理解していない方もいると思うので、一覧にしてまとめてみるとこんな感じになります。
機種 | 加熱方式 | 加熱温度 |
---|---|---|
iQOS | 中央加熱式 | 高温加熱 (300度以上) |
glo | 全方位加熱式 | 高温加熱 (200度以上) |
Ploom TECH | リキッド加熱式 | 低温加熱 (30度) |
Ploom TECH+ | リキッド加熱式 | 低温加熱 (40度) |
上記表を見てみると、まずタバコの葉っぱの加熱方式の違いがわかりますよね?iQOSは中央加熱方式と呼ばれ、
本体内部の中央を貫くようにあるブレードにタバコスティックを直接ぶっ刺して加熱を行います。
次にgloですが、iQOSとは異なり全方位加熱式と呼ばれる加熱方法を採用。
このように本体を縦に貫く穴の中にタバコスティックを挿入し、タバコの周囲からじっくり加熱するため、iQOSのようなブレードに刺す必要はありません。
一方Ploom TECHですが、こちらはリキッド加熱式と呼ばれる、他の加熱式タバコとは根本的に異なる加熱方式を採用していることが特徴的。それを流れとしてまとめてみると、
- 吸い込む
- カートリッジ内部のリキッドが加熱され、蒸気になる
- 蒸気がカプセルを通過し、タバコ成分が抽出される
- タバコ成分が抽出された蒸気が体内に入る
こんな感じ。写真で見てみると、
このようになっていて、他のタバコは「直接タバコを加熱していた」のに対し、Ploom TECHは「リキッドを介してタバコを加熱する」という点がユニークなわけです。さらにリキッドを介してタバコを加熱することで、熱ではなく化学的にタバコ成分を抽出することができるため、他の加熱式タバコより低温で加熱するだけでタバコ成分を抽出することができます。これがPloom TECHの、
- リキッド加熱式
- 低温加熱
の本質であり、低温で加熱することでニオイや健康被害物質が抑えられる・・というのがPloom TECHのクリーンさというわけです。ちょっと長ったらしいですが、わかりましたかね?
要するに、他の加熱式タバコでは高温(300度以上)でタバコを加熱しているから、やっぱりニオイがしちゃう。一方で、Ploom TECHでは30度という低温で加熱するからクリーンさが実現される・・って感じ。これがPloom TECHの特徴というわけです!
吸いごたえの弱さをPloom TECH+で克服できるのか?
以上のように、Ploom TECHは低温加熱方式を採用することで、他のタバコにはないクリーンさを実現していますが、一方で吸いごたえの弱さが指摘されていました。
個人的にもこれには同感で、わかりやすく言えば、
「Ploom TECHはクリーンだけど吸いごたえほぼ0の加熱式タバコ」
って表現が適当な気がします。それくらい吸いごたえが弱かったので、今回のPloom TECH+の登場により、
- クリーンさ
- 吸いごたえ
以上2点の両立が期待されるところです。Ploom TECH+では加熱温度が40度ということで、Ploom TECHより「+10度」されており、かつカプセルに入っているタバコの量を増量したということですから、個人的には結構期待していましたよ!
以上でPloom TECH+の概要は終わりです。Ploom TECH時代のクリーンさはそのままに、吸いごたえを「プラス」できているのかが気になるところですが、後ほどのレビューでバッチリ紹介しています!
Ploom TECH+の口コミや評判は?
Ploom TECH+の概要について紹介しましたが、続いて口コミや評判を確認していきましょう。
ネット上を見て回ると、本当にたくさんの口コミが見当たりますが実際どうなのでしょうか?ここでは、皆さんのレビュー投稿を公開しています。自由に投稿出来ますのでお気軽にどうぞ。
Ploom TECH+の口コミレビュー
保証期間
半年で本体が充電しなくなってカスタマイズに電話したら
新しいのを買って下さいって言われた12ヶ月の保証期間あるのに
電子パイポ
ズバリ!液漏れのない電子パイポです!
今回5000円を3000円で購入出来るとのことで買っちゃいました😃
前作のプルームテックを遥かに凌ぐ素晴らしい吸い応え。
胸に【グッ】とくるパンツ力!…ただ、他の人も述べてるように甘い…💧
旅に出る前のケンシロウの如く甘い!
…んー?なんだほれ?…執念が足りん感じかな?
まだ全種類吸ってないからなんとも言えないけどね。
まとめると
【電子パイポにプルームテックのカートリッジを着けて吸ってる感じに似てるけど、液漏れしない!スタイリッシュ!使いやすい!安心出来る!】
しばらく朝の1本以外はこれで乗りきります🙋
甘い
プルームテックsを使用後に、プラスを使用すると甘く感じ
個人的な主観ですが、メビウス6mmを好んで吸っていたので
甘ったるく感じます。特に後味がタバコと言うよりは、VAPE
じゃないのかな?水飴な感じします。
(逆にsは、好きですが・・・濃く感じます。)
購入時考えたら、試し吸いした方が良いですね。
プルームテックプラスメインなると紙タバコたえられない
初期プルームテックは紙タバコに戻ってしまいましたが
今回のプルームテックプラスはメインになりました
自分がなぜ切り替えたかというと歯の虫歯がこじれたとき紙タバコを吸ったら激痛がはしってすえなかったから始まりでした
歯にヤニもつかないし、においもぜんぜん
紙タバコが吸えなくなりました
他の人が車の中とかで紙タバコ吸われるとマジで臭くてムリです
マイクロ
差し込みが、かたすぎ!無理に入れたら中の基盤が曲がって自爆
あくまでサブ機としての運用になりそう
手軽にパパッと吸えるのが良いですが、メインでがっつり使う分にはパワー不足が否めない。ちょっと吸いたい時にサッと吸ってニコチンを摂取するって使い方、わかりやすく言えばサブ機としての運用がピッタリかなと思います。
使いにくくなっている
プルーム・テックはボタンが一切なく、ただ吸い込むだけでよかったですが、これはボタンを押して電源つけたりしないといけないのがちょっとめんどくさいと感じます。慣れれば問題ないと思いますが、もうちょっとスマートになっていた方がよかったです。
やっぱり満足できない
ニオイの少なさに釣られて買ってみたのですが、やっぱり満足できませんでした。明らかにニコチンの量が足りていないので、加熱式ならやっぱり高温加熱式じゃないとダメですね。一緒に発売されたPloom Sも気になっているので、買ってみるつもりです。
メンソール2種類が嬉しい
メンソール2種類が最初から発売されているのが嬉しいです。片方はプルーム・テック時代と同じような感じで、もう一つはミント感があってどちらかというと爽やかです。吸いごたえも感じられるので、今までメンソールを吸っていた人には結構おすすめできます。
サイズ感がいい感じで、吸いごたえもある
実際に持ってみると思っていたより大きめで、自分の手になかなかフィットしていると思います。前の(※Ploom TECHのこと)では細すぎというあ、スリムだったので、イマイチフィットしなかったんですよね。ズッシリくる感じがあってガジェット感があるのがかっこいい。VAPEにより近づいたと思います。吸いごたえも想像以上にあったので、なかなかにおすすめできる製品に仕上がっていますね。
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Ploom TECH+を実際に使用してみたぶっちゃけレビュー
概要と口コミや評判について紹介したところで、ここからは筆者自身のPloom TECH+のレビューをお伝えしていきます。
使用してみて感じた良い部分、悪い部分全てぶっちゃけているので、皆さんチェックしてみてください!
1:吸いごたえ・ニオイについて
まず皆さんが最も気になるであろう吸いごたえやニオイについてのレビューから入っていきます。前述したように、前世代のPloom TECHではニオイについては大好評だったものの、吸いごたえについては大不評でした。したがって、Ploom TECH+ではこのニオイと吸いごたえのバランスに対して、大きな期待がかかっていたわけです。
まず吸いごたえから言及していきますが、こちらは間違いなくアップしています。多くの口コミでもタバコを吸っている感覚、要するにニコチンが頭にドバァーっとくるあの感覚を、より得られるようになっていると言われていましたが、これには同意ですね。
吸いごたえの程度をわかりやすく示すと、
「iQOS・glo・Ploom S > Ploom TECH+ > Ploom TECH」
こんな感じ。さすがに200度以上で加熱するiQOS・glo・Ploom Sには及びませんでしたが、Ploom TECHよりは間違いなく吸いごたえを感じられるってのが正直なところ。
100%満足はやっぱりできない
以上のように、Ploom TECH+では吸いごたえは間違いなくアップしているのですが、普段から高温加熱3種を吸っている筆者からすると、100%の満足はできませんでしたね。。
最初に吸った時は、
うぉ!めちゃめちゃ吸いごたえアップしてるやんけ!これならずっと吸い続けられそう!
って感動していたわけなのですが、完全なる出オチでした(笑)吸い続けているとやっぱり高温加熱の「タバコらしさ」が恋しくなって、気がついたらPloom Sを手に持っている・・みたいな、そんな感じです。
なんというか、確かにPloom TECH+ではタバコカプセルの中のタバコ葉の量を増やして、摂取できるニコチン量を増やした試みは実感できるんですよ。でも、結局これって「ニコチンを摂取しているだけ」なんですよね。タバコのニコチン以外の要素である「タバコらしさ」がほとんど感じられないので、結局「紙巻きタバコor高温加熱式タバコ3種」に戻ってしまうってのがPloom TECH+の弱点だと思います。
なので、ガチガチに紙巻きタバコでスパスパ吸っていた方や、高温加熱からの乗り換えを検討している方は、ちょっと注意が必要かもしれません。もしお住いの近くにPloom shopがあれば試し吸いも可能ですから、検討してみることをおすすめします!
ニオイについては文句なし
一方ニオイですが、こちらについては文句ないですね、相変わらずの無臭っぷりです。Ploom TECH時代の加熱温度は30度であり、Ploom TECH+では40度に加熱温度がアップされたので、ニオイもキツイのかなーとか思っていたのですが、これは杞憂に終わりました。
個人的な印象としては、
Ploom TECHと全く同じで、ニオイではなく「香り」と呼べるレベル
こんな感じです。Ploom TECHシリーズから生じる煙は「ほぼ水蒸気」なので、アロマディフューザーから出る煙をイメージしてもらえればわかりやすいですかね。
煙の元となるリキッドと呼ばれる溶液についても、主成分はコンサート会場で焚かれているモヤモヤしたものと同じなので、健康被害についても気にしなくてOKです(反対意見ももちろんあるが)。
なので、Ploom TECH+は、
- 吸いごたえがアップしたが100%満足はできない
- ニオイは相変わらず超クリーン
このような特徴を持つタバコであることがわかりました。これをどの程度評価するかは人それぞれですが、個人的にはPloom Sもほとんどニオイはしないので、吸いごたえとニオイのバランスを考えるならPloom Sの方がいいかなと思います。
結局、これから先タバコがどれだけ改良されていったとしても、非喫煙者と共存するなんてことはできないわけですよ。なので、「非喫煙者に対する直接的なニオイ問題」については考える必要はないわけです。だってそもそも非喫煙者の方々がいるところでタバコは吸えませんから。
したがって、これからの私たちスモーカーが考えるべきは「非喫煙者に対する間接的なニオイ問題」で、具体的には、服につくニオイとか、部屋につくニオイとか、そんな感じ。そして、こういった「間接的なニオイ問題」をケアするためには、Ploom TECH+はややオーバースペックで、Ploom Sで十分だというのが個人的見解です。
まあでも、「ニオイはしなければしないほど良い」ものでもあるので、より無臭に近づけたいと思う人もいると思うので、決して無駄な製品ではないです。大事なのは、自分が加熱式タバコに対して何を求めるかなので、購入前に吸いごたえ、クリーンさに対してのニーズをハッキリさせておきましょう。
なお、Ploom TECH+と同時に発売された、JT初の高温加熱式タバコ「Ploom S」についてもレビューしているので、気になる方はチェックしてみてください!
ぶっちゃけPloom TECH+より魅力を感じているので、ご一読の価値はあると思います!
2:各種タバコ・フレーバーについて
続いては各種フレーバーについてレビューしていきます!
上述したように、Ploom TECH+には4つの専用タバコカプセルが一緒に発売されていて、普通のPloom TECHのタバコカプセルは使うことができません。
- マイルド・ブレンド
- ロースト・ブレンド
- コールド・ミント
- クリア・ミント
その4種は上の通りで、レギュラー2種とメンソール2種のラインナップとなっています。個人的にはメビウスのオプション的なフルーツフレーバーチックなものが欲しかったですが、今後に期待ですね。
で、Ploom TECHを使用したことがない方にとっては、
タバコカプセルって何?どうやって使うの?
と色々とわからないことがあると思うので、簡単に紹介していきます。今回は例として、マイルド・ブレンドの写真を使って説明していきます。
こちらがマイルドブレンドのパッケージですが、蓋をあけるとこんな感じです。
写真で説明しているように、この中には、
- タバコカプセル5個
- 専用カートリッジ
これらがセットになっていて、これで500円ぽっきりの価格設定となっており、これらをPloom TECH+本体のそれぞれの部分にタバコカプセルとカートリッジをセットして使うわけです。
カートリッジは本体を分解してこのように挿入し、
タバコカプセルは本体は分解せずに口をつける部分に直接取り付ければOK。これでタバコカプセルの取り付けは終了です。こうやって言葉で説明すると長ったらしいですが、実際にやると20秒くらいで終わるので、全然面倒さはありません。
そしてセットしたタバコカプセルは「50パフ」、要するに50吸いで終わるので、500円のPloom TECH+専用タバコで250吸いできる計算になりますね。
皆さんこれが本当にそうなのか、また、紙巻きタバコと比べて長いのか、短いのかが気になると思いますが、ぶっちゃけ紙巻きタバコの方が長く吸えます。なのでコスパは悪いですね。
ただPloom TECHシリーズはニコチン量が少なく(個人の感想)、ニコチン依存の状態から脱するキッカケにもなるため、吸う量も減る可能性が高いです。そういう意味でコスパはトントンくらいで、あわよくば禁煙にも繋がると思いました。
また、普通のタバコみたいに「1本吸い切らなきゃいけない」わけではなく、自分の好きなタイミングで喫煙を終えることが可能なので、喫煙の自由度は高いです。
マイルド・ブレンド
では続いてフレーバーのレビューへと入っていきます。まずはマイルドブレンドから。
まず最初に伝えておきたいことが、筆者はレギュラータバコについては加熱式タバコに変えてから、ほとんど吸ったことがないんですよね。。紙巻きタバコ時代はラッキーストライクとか、アメスピとか色々吸っていたんですけど、加熱式のレギュラーは喉がゴホゴホなってしまって敬遠していました。そしてこれは、Ploom TECHのレギュラーでも同じだったんです。
しかし、こちらのPloom TECH+の「マイルド・レギュラー」については、僕でも問題なく吸うことができました!問題なくというか・・、普通にウマい(笑)これ吸った時は本当に驚きましたね。加熱のレギュラーにありがちなゴホゴホ感が一切なくて、文字通り「マイルド」なのが非常に好み。
タバコの味わいについては賛否あるかもしれませんが、わかりやすく言えば「タバコ風味」って表現が適当かなって感じます。高温加熱式のような「タバコらしさ」には欠けるものの、「タバコ感」は普通に感じられる・・ってイメージです。
ただ繰り返しにはなりますが、わざわざPloom TECH+で「タバコ風味」のカプセルを吸うくらいなら、Ploom Sでより「タバコらしさ」が強いレギュラーを吸った方がいいんじゃないの? って疑念はぬぐえません。それくらいPloom Sの完成度が高かったので。
ロースト・ブレンド
続いてがロースト・ブレンドですが、こちらはマイルド・ブレンドに比べて文字通り「ロースト感」が強いですね。香ばしさ強めでかなり喉にくるので、個人的には低評価。
一方で、タバコの香ばしさにプライオリティを見出す人にとっては、なかなかに魅力的な製品に仕上がっているとは感じられました。ただPloom TECHユーザーってタバコをガッツリ吸う人ではなく、「タバコを軽く楽しみたい」って人が多いと思うので、あんまり売れない気はしますね(笑)
コールド・ミント
続いてがコールド・ミントですが、筆者が吸った中で一番好きだったのがこれでした。以前吸っていたPloom TECHのメンソールフレーバーはなんかスカスカというか、味の奥深さがなくて、「メンソールの蒸気吸ってるだけ」って感じがして微妙だったんですよね。
しかしこちらのコールドミントは、強めのメンソールの中にミントの風味があるので、奥深さという点では一歩前進している印象。Ploom TECH時代の「軽さ」が拭われているので、メンソールが好きな方にはぜひためして欲しいフレーバーですね。
クリア・ミント
最後に紹介するのがクリア・ミントですが、こちらはメンソール若干弱めで、味がまとまっていました。メンソよりミントの爽やかさ優先って感じで、バランスが取れてるというか、弱い感じがあるというか、まあこの辺の評価は人それぞれって感じですね。
あまり強いメンソが好きじゃない人にはおすすめできますが、普通のメンソールユーザーにはコールド・ミントがおすすめです。
以上でタバコカプセルのレビューは終わりです。Ploom TECHのカプセルとは互換性がないため、「+」専用のタバコカプセルが必要なのはちょっとめんどくさい。
3:本体周りについて
最後に本体周りについてのレビューを行なっていこうと思います。
電子タバコ(VAPE)に近づいた本体デザイン
まず本体デザインやフォルムについてですが、より電子タバコ、別名VAPEに近づきました。
ん?電子タバコ(VAPE)って何?Ploom TECH+も電子タバコじゃないの?
と思った人もいるかもしれませんので、よくわからない方は以下の解説を読んでみてください。
iQOS、glo、Ploom TECHは「電子タバコ」だと思われがちだが、実は「加熱式タバコ」という呼び方が正式だ。電子タバコは「タバコを一切用いない蒸気を楽しむアイテム」のことを指し、VAPE(ベイプ)とも呼ばれているぞ。
以上のように、電子タバコはPloom TECHのような加熱式タバコとは明確に異なるものなので、これは覚えておきましょう。ちなみに、電子タバコは法律上のタバコではないため、タバコ税もかからないですし、健康被害成分もほとんど含まれていないなどのメリットが存在している「タバコアイテム」です。こちらについて、筆者自身いくつかの記事を執筆しているので、気になる方は見てみてください!
で、Ploom TECH+が電子タバコに近づいたという点ですが、詳しくはこちらの2枚の写真をチェックです。
1枚目がPloom TECH+、2枚目が電子タバコの「Frienbr」という製品ですが、両者非常によく似ていますよね。まあ、 Ploom TECH+は「リキッド式」という加熱方式を採用しており、これは電子タバコの親戚って言ってもいいレベルで似ているので、本体デザインも結果的に似てくるって背景はあると思いますが。
そして、このデザインがどう受け入れられているかですが、ネット上やツイッターでリサーチして見るに、概ねポジティブに受け取られているように感じました。カラバリも白と黒で落ち着いていますしね。
ただ個人的には、あまりにも無難なデザイン過ぎて面白みがない気がしてしまう。。(笑)というのも、筆者は電子タバコもマニアレベルで嗜んでいるので、こういったデザインはもう見飽きているんですよね。なので、今後はもうちょっと奇抜なカラバリも用意して欲しいなって思います。
ボタン設置はやむなし。自動吸引残してくれて本当にありがとう・・
Ploom TECHからPloom TECH+への変更点として「ボタン」の有無が挙げられます。Ploom TECHはボタン一切なしの超シンプルデザインなので、これが「機械でタバコを吸う」ことの抵抗を最大限に下げることに成功した要因であることは明らかですよね。
しかし、Ploom TECH+は吸いごたえアップの弊害として、バッテリーの大型化に伴って、ボタンの設置がされました。このボタンをどう使うかですが、それについては以下の写真をご覧ください。
このボタンは基本的に「電源のON/OFF」くらいしか、もっと言えば「電源のON」にしか使いません(勝手に電源切れるから)。やり方もとても簡単で、3回連続で押し込むだけで電源が勝手にONになり、ボタンの周りが一度青色に光ります。
こんな感じ。さらに吸引している際にも青く光り、電池が切れると紫色に発光して知らせてくれました。
そして個人的に評価したいのが、ボタンを押しながら吸引する必要がない「自動吸引」を残してくれたということで、これはね、本当に大きいです。
というのも、先ほどお話しした電子タバコの場合、「ボタンを押しながら吸引しなければならない」製品が多いのですが、これ非常に面倒なんですよね。吸引するという動作に「ボタンを押す」という動作が加わるだけなのですが、普通のタバコと同じ使用感で使えないというのがストレスになる。それで使うのをやめてしまうこともありましたし。
そういう意味で、ボタンを電源のON/OFFだけに留めてくれた点は、素直に評価したいポイントですね。もし自動吸引ではなくボタンを押しながらの吸引だった場合、それだけで筆者は赤点をつけていたと思います。それくらい自動吸引は大事。
液漏れが心配だったが問題なし!
本体周りについて最後に言及したいのが液漏れについてです。上述したように、Ploom TECH+ではカートリッジ内に一般的にはリキッドと呼ばれる液体が入っており、これが漏れる心配が懸念されていました。
こちらの写真のように、液体が入ったカートリッジを本体内に挿入する必要があり、これが漏れると致命的だったわけです。Ploom TECH+の同じ構造の電子タバコでは、リキッドの液漏れが頻繁に起こるので、筆者も気になっていた点ですね。
結論から言えば、普通に使う分にはPloom TECH+では液漏れの心配はありませんでした。
このように横向きの状態で2日ほど放置していたのですが、一切漏れていなかったので安心安心。ただPloom shopにて店員さんに、
液漏れって大丈夫なんですかね?
って尋ねたら、
「急激な温度変化で液漏れが見られる可能性があるので、気をつけてください。あとは飛行機内の気圧変化でも液漏れが懸念されるので、もし機内へと持ち込む際には密封されたジッパーなどに入れて持ち運んでください」
と言われました。急激な温度、気圧変化は普通に生活していたらそうそう起こらないことなので、あまり心配いらないとは思いますが、一応覚えておいたほうが良さそうですね。
結論:進化は見られるものの万人ウケは狙えない
さて、以上がPloom TECH+の実機レビューになりますが、どうでしたか?良い点・悪い点含め全てぶっちゃけましたが、全体的な印象としては
正統進化してて安心したけども・・、そもそもPloom Sでよくね?
ってのがホンネですね。進化を感じられた点としては、
- 吸いごたえの向上
- 各種タバコカプセルのクオリティ向上
- 本体スペックの向上
このくらいで、Ploomシリーズの最大の特徴である「クリーンさ」については、Ploom TECHから据え置き。よって、クリーンさと吸いごたえの両立は、「前評判通り実現されていた」という評価に落ち着きます。
Ploom TECHはタバコというより「ニコチン摂取マシン」
ただ一方で、今回Ploom TECH+とPloom S両方を購入してレビューしてみて、Ploom TECHシリーズはタバコというより「ニコチン摂取マシン」だって思ってしまいました。
このように感じた最大のキッカケは、ズバリPloom Sの登場です。Ploom Sは想像以上に「吸いごたえ・ニオイ」のバランスが取れていて、
ニオイはもうこれで十分だわ
って結論に達したことです。だからこそ、「クリーンさ」にとことんこだわるPloom TECH+にあまり価値を見出せないんですよね。非喫煙者の方々がいる空間でそもそもタバコは吸わないですから、「服につかない程度のニオイ」に達したPloom S以上のクリーンさはオーバースペックです。要するに、Ploom Sで十分クリーンだってこと。
こういう前提に立つと、Ploom TECH+はタバコではなくニコチン摂取マシンだとしか思えなくなります。必要以上にクリーンさを求めるあまり、「ニオイ」と共に「タバコらしさ」を犠牲にせざるを得ないですから、「ニコチンを摂取できる」という点だけがPloom TECH+の存在価値だということになりますからね。
まあでも、喫煙者からすれば「ニコチンを摂取できる」という事実は非常に重要ですし、存在価値がないとは言いません。あくまで「ニコチン摂取マシン」であり、それ以上でもそれ以下でもない・・、というのが筆者のPloom TECH+に対するレビューの結論でした。
Ploom TECH+をおすすめできるのはこんな人!
レビューも終わったところで、ここからはPloom TECH+をおすすめできる人について紹介していきたいと思います!
とにかく「クリーンさ」に一番こだわりたい
タバコを吸う上でどんな要素を重要視するかは人それぞれですが、一番に「クリーンさ」を求めたい人にはPloom TECH+は非常におすすめできます。
現状、日本国内でタバコ葉を用いる「法律上のタバコ」を手軽に楽しめる手段は、
- 紙巻きタバコ
- 高温加熱式タバコ(iQOS/glo/Ploom S)
- 低温加熱式タバコ(Ploom TECHシリーズ)
の以上3種類ですが、この中で最もクリーンさを実現しているのはPloom TECHシリーズに他なりません。紙巻きタバコは言うまでもなくクサイですし、加熱式タバコもPloom S以外はニオイは普通に気になります。
そんな中、Ploom TECH+に関してはマジで無臭ですし、吸い殻のタバコカプセルは無臭以前にカプセルだから捨てても全然問題なし。流石に非喫煙者の方々の前でスパスパするのは気が引けますが、筆者は普通に家の中で吸ってます。それくらいクリーンです。
逆に、クリーンさよりも吸いごたえやタバコらしさを求めたい方には、高温加熱式3種がおすすめ。iQOS、glo、Ploom Sについてレビューした記事がこちらになるので、参考にしてみてくださいね。
これだけ無臭に近づけても、結局喫煙所に行くと紙巻きタバコのニオイがついて自分はクサくなる。ちょっと理不尽に感じてしまうぞ。。
手軽にニコチンを摂取したい
喫煙者にとってあるあるなのが「ニコチン切れ」で、依存性の高いニコチンを長時間摂取しないことによるイライラや不満足感が該当します。そしてこの「ヤニ切れ」にも程度の差があり、
- あぁもう吸いたくてたまんない
- ちょっと吸いたいかも
こんな感じの状態もあるあるですよね。そして後者の「紙巻きタバコ1本吸うほどでもないんだけど、ちょっと吸いたいなぁ」って状態に、Ploom TECH+はジャストフィットします。
なにせ、普通のタバコのように「1度火をつけたら1本吸いきる必要がある」わけではなく、いつでも自分の好きなタイミングで喫煙を終えることができるので、「ちょっと吸い」ができるというわけです。
まあでも、逆に言えば「いつまでも吸い続けられちゃう」ってことにもなるので、良い面悪い面両方ありますが。。(笑)ちなみに筆者は何かしながら片手間でPloom TECH+をスパスパしてたら、いつの間にかカプセル1個吸い終わってたなんてこともありました。自己管理しないとタバコ代高くなっちゃうのがキツイです。
Ploom TECH+に関するよくある質問
最後に、Ploom TECH+に関するよくある質問に答えていきます!
Ploom TECH+って健康に良いの?
Ploom TECH+は「加熱式タバコ」に分類されるタバコであるため、燃やさないことにより極めて有害な健康懸念物質であるタールが一切生じません。一方で、依存性のあるニコチンについてはタバコの葉に含まれる成分であるため、紙巻きタバコと同様に発生します。
以上の事実より、少なくとも紙巻きタバコよりは安全だろうというのが通説になりつつありますが、科学的な決着は未だに付いていない点は覚えておきましょう。
なお、各種タバコの安全性について解説した記事がこちらになりますので、もしよろしければ目を通してみてください!
結局、Ploomシリーズの中で何が一番おすすめなの?
現状、Ploomシリーズには、以下の3つのタバコが用意されています。
機種名 | 加熱方式 |
---|---|
Ploom TECH | 低温加熱式 |
Ploom TECH+ | 低温加熱式 |
Ploom S | 高温加熱式 |
この中のどれが一番おすすめかは、みなさんがタバコに対して何を求めるかで大きく変わってくるというのがホンネです。
例えば「タバコらしさ・吸いごたえ」を最も重視したいなら、Ploom Sが絶対おすすめですし、クリーンさを求めたいならPloom TECHがおすすめできます。クリーンさと吸いごたえのバランスを取りたいなら、Ploom TECH+が一番魅力的でしょう。
あくまで筆者の個人的なおすすめ製品は、やっぱりPloom Sですね。記事中でも何度か言っていますが、クリーンさとタバコらしさのバランスが取れていて、なかなかに良い製品に仕上がっていると思います。詳しくは、以下の記事も参考にしてみてください。
充電はどの程度もつ?
公式からの発表は別にして、個人的な使用感ではタバコカプセル1箱分使い切るくらいは、しっかり充電がもってくれる印象を受けました。
Ploom Sは1日に1回充電してもなお充電が足りなくなる場合もあるので、バッテリーという点では雲泥の差ですね。
マウスピースやケースは付属してくる?
残念ながら、マウスピースやケースは付属してきません。一応スターターキットということで、充電器は付属してくるものの、もうちょっとサービスしてくれても良かったですよね。
追加で購入しなければいけないので、この辺はもうちょいサービスして欲しかった気がします。。
まとめ
ということで、Ploom TECH+の実機レビューをお届けしてきましたが、いかがでしたか?前評判通り圧倒的なクリーンさはそのままに、より強い吸いごたえを実現してはいたものの、個人的には、
Ploom Sでよくね?
と思う結果となりました。使っているとタバコとはなかなか思えないので、手軽にニコチンを摂取できる「ニコチン摂取マシン」が欲しい人にはかなりおすすめできます。
この記事がみなさんのお役に立てば嬉しいです!最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
皆さんごきげんよう、BEST VAPEライターの煙太郎です。私はPloom TECH発売当時から使用し続けていたが、色々と不満があったのも事実だ。それが新作の登場によりどう進化したのか、その本質に迫っていくぞ!