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昔は1箱200円という信じられない金額で購入できたタバコも、増税に増税を重ねた今や「500円」の大台を突破しました。その差なんと2倍以上!しかも今後もたばこ税は増加の一途をたどるはず・・
一方、電子タバコ(VAPE)というタバコアイテム・商品は、タバコとは異なる規制がされる結果、たばこ税がかからないため大幅にランニングコストを削減することができます。しかも禁煙にも有効ですから、全国の喫煙者から電子タバコに注目が集まるのは必然だと言えるでしょう。
そこでこの記事では、電子タバコが紙巻きタバコや加熱式タバコと比べて1ヶ月あたりどの程度節約できるのかを、徹底的に検証してみることにしました!アッと驚く結果になっているので、要チェックですよ!
目次
電子タバコのお金がかかる3つのものを知っておこう
具体的な検証に入っていく前に、まずは電子タバコの月々あたりの費用を計算する上で、覚えておきたい3つのことについてしっかり解説していきます。その3つとは以下を参照。
- 電子タバコ本体の価格
- リキッドの価格
- 消耗品の価格
電子タバコといっても、その使い方や必要な道具は紙巻きタバコや加熱式タバコと大幅に変わってくるので、あまり電子タバコについて知らない方は一度確認しておいたほうがいいかも!
なお、電子タバコは法律上のタバコではないですが、未成年者の使用は好ましくありません。よって、もしこの記事を読んでくれているあなたが未成年者の場合は、20歳になるまであとちょっと我慢する必要があります。
1:電子タバコ本体の価格
電子タバコの月々あたりのランニングコストを計算する上で「電子タバコ本体の価格」は知っておくべき最重要事項です。
なかなかイメージしにくいかもしれませんが、加熱式タバコで言うところの「IQOSの本体代金」みたいなイメージだと言えばわかりやすいでしょうか?最初に購入しないといけないため、「初期投資」的なものだと思っていただければ。
IQOSで言えば、上の写真にあるような機械を指します。同様に、電子タバコでもこのような本体を購入しておく必要があるのですが、これらは主に3つのタイプに分けられるので、それぞれを順番に解説していきましょう!
タイプ1:使い捨て式電子タバコ
まず最初のパターンが、使い捨て式の電子タバコになります。こちらは本体そのものが使い捨てなので、使用する感覚としては一本吸い終わるごとに廃棄する紙巻きタバコと似たようなイメージ。もちろん、吸い続けられる時間は紙巻きタバコより圧倒的に長いです。
代表的な製品として、下の画像にある「VITAFUL(ビタフル)」という電子タバコが挙げられます。
引用:フレーバースティック 使い捨てタイプ – VITAFUL
製品名 | VITAFUL |
---|---|
価格(税込) | 1,058円 |
使い捨て式電子タバコは、大抵の場合持ちやすいスティックタイプとなっていて、お手軽感が特に強めです。細かな知識がなくても誰でも使えるので、最近ではコンビニやドン・キホーテなどなど、色々な場所で販売されている光景も見られるようになってきました。
価格としては「本体代金だけ」は安いものの、これは初期投資が安いというだけに過ぎず、実は「使い続ける」という前提に立つとコスパはあまりよくありません。詳しくは後ほど具体的な金額と共にご紹介します。
「使い捨て式」は買って箱から出せば即使えるので、とりあえず電子タバコを試してみたい場合にはおすすめできます。
タイプ2:カートリッジ式電子タバコ
続いて取り上げる電子タバコの2つめのタイプが「カートリッジ式電子タバコ」になります。
言葉で説明すると「使い捨て式」とややこしくなるので、以下の「C-Tec DUO」というカートリッジ式電子タバコを例にとって見ていきましょう。
引用:C-Tec Duoではじまるクリーンなひととき。 – C-Tec DUO
製品名 | C-Tec DUO |
---|---|
価格 | 2,484円 |
カートリッジ式に分類される電子タバコは、基本的に
- カートリッジ
- 本体(バッテリー)
以上のように本体が構成されています。「C-Tec DUO」を用いて解説するとこんな感じ。
上の写真だと、銀色の接合部より上の部分が「カートリッジ」で、下の部分が「バッテリー」となっていることがわかると思います。
で、カートリッジを全部吸い終わったら「カートリッジだけ」を捨てればOKなので、バッテリーの方は使い回しが可能。よって、本体全部を捨てる「使い捨て式」とはこの点が異なっているわけです。
また、新たなカートリッジを使用する場合には、上の写真のように色々なフレーバーのものを使うこともできるので、「使い捨て式」よりも融通が利く点がメリットだと言えます。
一方、バッテリーによる電力を熱に変えて蒸気を生じさせることから、充電式のバッテリーを搭載しているため、本体代金は使い捨て式よりも高め。この点がランニングコストにどう影響を与えてくるのかを後ほど検証しちゃってます!
タイプ3:リキッド式電子タバコ
最後の3つ目のタイプが、「リキッド式電子タバコ」というもの。単に電子タバコと言及する場合は、こちらのリキッド式を指すことが一般的です。
リキッド式電子タバコの代表として、最近の筆者のお気に入りである「Frienbr(フレンバー)」をチェックしてみましょう!
製品名 | Frienbr STANDARD |
---|---|
価格 | 4,980円 |
今まで紹介してきた「使い捨て式」と「カートリッジ式」では、本体の一部を使い捨てにする特徴がありましたが、こちらのリキッド式では使い捨て要素はありません。
本体写真はこちらですが、この本体を使い回しリキッドを消費していくことで喫煙を楽しむわけです。よって、基本的に本体はいくつかの消耗品を除いて壊れるまで使いまわすことができちゃいます。
そして、タイプの名前にもなっている「リキッド」とは、こちらのことを指しています。
なにやら小型のボトルに液体が入っていますが、これを加熱させて気化することで生じた蒸気を楽しむというわけです。気になるリキッドのコスパですが、「使い捨て式」や「カートリッジ式」と比べて、より少ない金額でたくさん吸えちゃいますよ!
また、他社製のリキッドを使用することも全然OKなので、自分で安いリキッドを見つけて使えばさらに極限までコスパを追求することができちゃうというわけ!
一方で、本体代金は「Frienbr」の場合5,000円程度と、使い捨て式・カートリッジ式より圧倒的に高いですが、ランニングコストという点では長く使えば使うほどどんどんリキッド式電子タバコの方が安上がりになってきます。
したがって、一般的にはリキッド式が最も安上がりだと言われているので、最もお得に電子タバコを楽しみたい場合はこちらがおすすめですよ!
電子タバコは以上のように3つのタイプ分けが可能です。それぞれの金銭面での特徴を表にしてまとめてみたので、こちらも参考にしてみてください!
タイプ | お手軽さ | 本体の安さ | コスパ |
---|---|---|---|
使い捨て式 | ★★★ | ★★★ | ★ |
カートリッジ式 | ★★ | ★★ | ★★ |
リキッド式 | ★ | ★ | ★★★★★ |
※:「コスパ」とはランニングコストの安さを示していて、使い続けていくうちに結果的に安くなるのは「リキッド式」である
2:リキッドの価格
さて、以上より「リキッド式電子タバコ」が最もお得に使える電子タバコの本体であることがわかったと思いますが、当然使用するリキッドの価格についても計算の中に入れておく必要があります。
ほとんどの方は、自分が購入した電子タバコのメーカーから販売されているリキッドを買い直すことで、継続して使用しているようです。例えば、先ほど紹介した「Frienbr」なら、各フレーバー「15ml」で「1,580円」という値段で購入することができます。
ですが、もっとお得に使いたいなら、当然もっと安いリキッドを購入して使うことで費用を浮かせることが可能。しかし、それぞれの本体によって相性の良し悪しもリキッドによって違ってきますから、多少の慣れが必要だということも覚えておくように!
アトマイザーの中に入れるリキッドは電子タバコの本場であるアメリカや中国などの海外製が多いので、安全性にこだわる方は国内で製造されたものを選ぶようにしましょう。
3:消耗品の価格
リキッド式電子タバコの1ヶ月あたりの費用を計算する上で、本体とリキッドの他に「各種消耗品」の分のお金も必要になります。その消耗品として代表的なものが「コイル」です。
こちらが先ほど紹介したリキッド式の「Frienbr」の交換用コイルですが、コイルはリキッドを加熱する上で必要なパーツで、熱による負担がかかることから大体「2週間」ほどで取り替えになるケースがほとんど。
本体代金とリキッドだけに注目が集まりがちですが、コイルのような消耗品にも別途お金がかかることをしっかりと覚えておきましょう!
以上のように、電子タバコのランニングコストを計算する上では「本体代・リキッド代・消耗品代」の3つを考慮する必要があることを覚えておきましょう!
【徹底検証】電子タバコを1ヶ月使ってどのくらい節約できるの?
さて、ではいよいよここからは、電子タバコを1ヶ月間使うことで、他のタバコと比べてどの程度安くなるのかを徹底的に検証していこうと思います!今回比較するのは以下の3つのタバコです。
- Case1:紙巻きタバコ
- Case2:加熱式タバコ
- Case3:電子タバコ
日常的に電子タバコを愛用している筆者も、実はこのような形でしっかり検証したことはなかったので、どのような結果になるのかは未知数。皆さんはどのくらい安くなると思いますか?
そして、検証する上でいくつかの前提条件を立てておくことにしました!それがこちらになります。
検証するための前提条件
- 全てのケースで「1日1箱(1ヶ月に30箱)紙巻きタバコを喫煙した場合」に換算する
- 紙巻きタバコは1本で12吸いできるとする
- 本体代金は1年間で分割した金額とする
- 本体を充電した際の電気料金は考えない
- それぞれの価格は2018年11月上旬現在のものとする
計算する上で困ると思ったのが「本体代金」でした。というのも、1ヶ月あたりのコストを計算するのに、本体代金まで含めてしまうと紙巻きタバコが圧倒的に有利になってしまうからです。
ということで、本体代金に関しては「1年間使用する」という設定にし、本体代金を1年間で分割した金額を1ヶ月あたりのコストに加算するという形を取らせていただきました。当然、使えば使うほどコスパは良くなる計算になりますね。
これらを前提に置いた上で、それぞれのタバコの1ヶ月あたりのランニングコストを検証していきましょう!
Case1:紙巻きタバコ
ではまず、紙巻きタバコの1ヶ月あたりのランニングコストから考えていきます。前提条件の部分で1ヶ月に30箱喫煙するとお伝えした通りの計算式でいきましょう。
で、吸うタバコなんですが、単純にJT(日本たばこ産業)の一番人気の銘柄である「セブンスター」を今回は採用。1969年の販売以降圧倒的な人気を博してきた日本で一番売れてるタバコなので、ここに異論はないかと(ちなみに、2位以降はほとんどメビウスの独占でした)。
そして、セブンスター、通称セッターの現在の価格は500円ということで・・、1ヶ月30箱あたりに換算すると15,000円になりますね。
また、何回吸えるのかを計算してみると、
- 1本:12吸い
- 1箱(20本):240吸い
- 30箱(約1ヶ月分):7200吸い
こんな感じになりました。
なお、一般的には紙巻きタバコ一本で10吸いを基準に考えられていますが、この記事では一本で12吸いにしています。その理由は、紙巻きタバコの吸引の深さです。
経験上、紙巻きタバコは一回のドロー(吸引)で大きく吸えるので、他のタバコよりも見かけ上の吸引回数は少なくなりますが、単純な「吸い込む量」で言えば紙巻きタバコの方が多いように感じます。ということで、この記事では一本あたり12吸いを基準とさせていただいております。
Case2:加熱式タバコ
続いて、加熱式タバコ3種
- IQOS
- glo
- Ploom TECH
を1ヶ月間吸った結果をそれぞれ計算してみましょう。
なお、これらのタバコは電子タバコと混同されがちですが、「タバコの葉を加熱して喫煙する」立派なタバコになります。タバコの葉および成分を一切使用しない電子タバコとは明確に異なるものなので、混同しないようにしましょう。
IQOS
まずは日本で最も売れているIQOSから見ていきましょう。
IQOSの本体とタバコ(ヒートスティック)の価格は以下の通りです。
商品名 | 価格 |
---|---|
IQOS本体 | 7,980円 |
タバコ(ヒートスティック) | 500円 |
よって、IQOSのタバコ代自体はセブンスターと同様に1ヶ月あたり15,000円で、さらにここから一年分、すなわち12で割った本体代金(665円)がかかってくるので・・・
「15,000円 + 665円 = 15,665円」
という計算に落ち着きました。
だがしかし!実はIQOSは一箱吸い終わるごとにクリーニングスティックという消耗品が必要になることご存知でした?
こいつなんですが、これは1箱あたり30本で480円で販売されています。要するに、1ヶ月あたり一箱を消費する計算ですね。
ということで、IQOSの正確な1ヶ月あたりのランニングコストですが、
「665円(IQOS本体) + 15,000円(ヒートスティック) + 480円(クリーニングスティック) = 16,145円(合計費用)」
はい!こんな感じですね!IQOSは本体も高いしクリーニングにお金がかかるし・・、正直コスパは悪いです。しかも故障しやすいので、お得に喫煙したいならIQOSはハッキリ言っておすすめしません。
しかし、タバコらしさで言えば燃やさないのに「まんまタバコ」を実現しているので、気になる方はIQOSをレビューしたこちらの記事も参考にしてみてください!
glo
続いて計算するのがgloです。gloはIQOSの
- コスパが悪い
- 故障しやすい
- 連続喫煙ができない
といったようなデメリットを克服した加熱式タバコということで、徐々に人気を出してきている製品。実際、筆者も今はIQOSではなくgloを吸っています。
では、IQOS同様に、gloの1ヶ月あたりのランニングコストを計算していきましょう。
商品名 | 価格 |
---|---|
本体 | 2,980円 |
タバコ(ネオスティック) | 460円 |
以上がglo本体とタバコ(ネオスティック)のそれぞれの値段です。これを1ヶ月あたりの価格に換算すると・・・
「248円(glo本体を日割り計算) + 13,800円(ネオスティック) = 13,800円(合計費用)」
以上がgloの1ヶ月あたりのランニングコストになります。IQOSのようにクリーニングにお金がかかるわけではないのがいいね!
筆者愛用のgloをレビューした記事についても、気になる方はチェックしてみてくださいね!
Ploom TECH
加熱式タバコ3つ目がJTから販売されている「Ploom TECH」です。
こちらはIQOSやgloよりとにかくニオイがしない、本当にしない。無臭って言ってもいいレベルの「香り」なので、ニオイに拘りつつちゃんとしたタバコを吸いたい人はとってもおすすめです!
はい、では本題に入っていきましょう。
商品名 | 価格 |
---|---|
Ploom TECH本体 | 3,000円 |
タバコ(タバコカプセル) | 490円 |
以上がPloom TECHの本体とタバコ(タバコカプセル)の金額になります。これらを例によって1ヶ月あたりの金額に換算してみましょうか!
「250円(Ploom TECH本体を日割り計算) + 14,700円(タバコカプセル) = 14,950円(合計費用)」
こんな感じです!gloよりも30円タバコが高いので、その差が響いてますね。
3製品を比較してみると・・・?
ここまでの結果を一度表にまとめておきました!
名称 | 月々にかかる費用 |
---|---|
紙巻きタバコ | 15,000円 |
IQOS | 16,145円 |
glo | 14,048円 |
Ploom TECH | 14,950円 |
これらは全て法律上タバコに該当するものなのでタバコ税がかかっています。したがって、どれも1万円オーバーという結果に。
最もコスパが良かったのはgloですね、本体を購入しなければいけないのにも関わらず、唯一15,000円を切っています。単純にタバコ代が30〜40円安いので、これが大きいですかね。
ということで、ニコチン有りの本物のタバコをコスパ最優先で吸いたい場合には、gloが最もおすすめできるという結果になりました!この記事は電子タバコがメインテーマですが、寄り道してしまったことをお許し下さい。
今思えば・・、紙巻きタバコはライター代入れるの忘れてました。しかし、結果に大きな影響を与えるものではないので、無視してしまっても良さそうですね。
Case3:電子タバコ
はい!ということで、電子タバコ以外のタバコの1ヶ月あたりの金額が算出できました。最も安かったのはgloの「14,048円」ということで、果たして電子タバコはこの金額をどれくらい下回れるのか、注目です。
使い捨て式
まずは電子タバコ一発目として、使い捨て式の「VITAFUL」を例にとって「使い捨て式電子タバコ」の1ヶ月あたりのランニングコストを計算していきましょう。
最初に考えなければいけないのが、
「紙巻きタバコ1ヶ月分を電子タバコにどう換算するのか」
ということですが、これは
- 1本:12吸い
- 1箱(20本):240吸い
- 30箱(約1ヶ月分):7200吸い
先ほど示した紙巻きタバコの1ヶ月あたりの吸引回数を示した結果、すなわち「1ヶ月に7200吸い」を基準にして、電子タバコの1ヶ月あたりの量に換算することにします。
さて、では「VIRAFUL」の価格や吸引回数を確認していきましょうか。
- VITAFUL本体価格:1,058円
- 吸引回数:500回
以上の表より、ビタフルは1,058円で500回吸えることになるので、500吸いで7200吸いしなきゃだから・・、1ヶ月あたり14.4本必要だということになりますね。
つまり・・、1058円のビタフルが14.4本必要になるから、合計「15,235円」となりました。なんと、gloより高いじゃありませんか。半端ねえ!
やはり「使い捨て式電子タバコ」は、本体丸々使い捨てて使うので、それだけコストがかさむのですね。一見手軽で1000円程度と安いように感じますが・・、ランニングコストという点ではむしろ高いという結論に至りました。
カートリッジ式
続いて計算するのが「カートリッジ式電子タバコ」になります。例として「C-Tec DUO」を使って考えましょうか。
「C-Tec DUO」の価格は以下の通りです。
商品名 | 価格(税込) |
---|---|
C-Tec DUO本体 | 2,484円 |
カートリッジ(5本入り) | 2,160円 |
そして、C-Tecのカートリッジ一本あたりの吸引回数は「400回」になります。紙巻きタバコは1ヶ月30箱で7200回吸えるから、カートリッジは18本必要になりますね。
つまり、C-Tecを1ヶ月吸い続けるならば、5本入りカートリッジが3.6個必要になるということだから・・、「7,776円」がカートリッジ代だということがわかりました。
ここにさらに、使い回せる本体「2,484円」を12で割った金額(207円)が加算されるから・・、
「7,776円 + 207円 = 7,983円」
これが「C-Tec DUO」、すなわち「カートリッジ式電子タバコ」の1ヶ月あたりのランニングコストになります。使い捨て式のビタフルはむしろ高くつきましたが、こちらは半額まではいかない程度まで節約できました。
厳密に言えば、「C-Tec DUO」購入時に2本カートリッジが付属してくるので、これよりほんのちょっと安くなります。
リキッド式
最後に計算するのがリキッド式電子タバコの1ヶ月あたりのランニングコストになります。例として用いるのは「Frienbr STANDARD」で、最近筆者お気に入りの電子タバコです。
価格は以下の通り。
商品名 | 価格(税込) |
---|---|
Frienbr STANDARD | 4,980円 |
リキッド(15ml) | 1,580円 |
交換用コイル(5個) | 1,680円 |
計算するものが多いので、それぞれ分けて考えていきます。
・本体代
まず本体代ですが、こちらはこの記事内のルールに基づいて1年あたり、つまり12で割った金額を1ヶ月あたりの金額として算出します。
で、計算すると415円となりました。一見すると「4,980円」は高く思えますが、1ヶ月あたりに換算するとぐっと安くなりますよね。もちろん、2年・3年と使えば使うほどこの金額はもっと安くなっていきます。
・リキッド代
続いてリキッド代ですが、こちらは一般的に言われている
「1ml = タバコ1箱分」
を基準として採用。これを元に計算すると、「1,580円」の15mlリキッド2本で紙巻きタバコ30本分が賄える計算になります。
ということで、リキッド代は「3,160円」ということになりました。
・コイル代
最後にコイル代ですが、こちらは本体内部に存在するパーツで、役割としてはリキッドを直接加熱するためのパーツです。そのため、高熱による消耗が激しく、大体2週間に1度くらいのペースでの交換が推奨されます(実際筆者も月に2回のペースで交換してる)。
ということで、5個入りのコイル(1,680円)が月に2個必要だから・・、1ヶ月で「672円」必要になることがわかりますね。この交換ペースをさらに一週間に早めたら、単純に2倍必要になります。
では改めて、リキッド式電子タバコの1ヶ月あたりのそれぞれの費用をまとめてみましょう。
「415円(Frienbr STANDARD本体を日割り計算) + 3,160円(ネオスティック) + 672円(コイル) = 4,247円(合計費用)」
はい出ました!リキッド式電子タバコの1ヶ月あたりのランニングコストは4,247円と、どのタバコよりも圧倒的に安上がり!
これだけ安くなると、さすがに現在紙巻きタバコを吸っている方でも電子タバコに魅力を感じてしまうのではないでしょうか?
結論:リキッド式電子タバコが最強に安く使えちゃう!
以上で各タバコによる1ヶ月あたりのランニングコストの検証は終わりです!もう一度結果を表にまとめてみたので、今一度チェックしてみましょう。
タバコ名称 | 月々にかかる費用 | 紙巻きタバコとの差額 |
---|---|---|
紙巻きタバコ | 15,000円 | ±0円 (0%) |
IQOS | 16,145円 | +1,145円 (108%) |
glo | 14,048円 | -952円 (94%) |
Ploom TECH | 14,950円 | -50円 (99%) |
使い捨て式 | 15,235円 | +235円 (102%) |
カートリッジ式 | 7,983円 | -7,017円 (53%) |
リキッド式 | 4,247円 | -10,753円 (28%) |
※:差額(%)は紙巻きタバコと比較した金額及び割合
こうして全体を眺めてみると・・、同じ電子タバコでもタイプによって大きくコスパが変わってくることが明らかになりました。
基本的に「使い捨て要素」が増えれば増えるほど、コスパは悪化するという傾向が見られます。1,000円ぽっきりで購入できるような使い捨てタイプだったら、ほとんど紙巻きタバコと同じくらいのコスパになってしまうのはちょっと予想外でしたが。
よって、長い目で見た時に最もお得に電子タバコを使用したいならば、初期投資は高くつくものの「リキッド式電子タバコ」が一番おすすめできますよ!
紙巻きタバコとの差額は「10,753円」という1万円超え、割合にすると「28%」という驚愕の数字が出てきましたしね。リキッド式電子タバコを3ヵ月使っても紙巻きタバコ1ヵ月分に対してお釣りがくるレベルと言えば、そのコスパの良さを実感できると思います。
以上でそれぞれのタバコの1ヶ月あたりの検証が終わりました。リキッド式電子タバコのコスパの良さは圧倒的で、「ちょっと欲しいかも・・」と思った方も少なくないのではないでしょうか?
コスパ抜群の「リキッド式電子タバコ」をマニアが厳選して紹介します!
ということで、この記事のテーマである1ヶ月あたりのタバコのランニングコストの検証が終わったわけですが、本来はこれでこの記事は締める予定でした。
しかし、予想外にリキッド式電子タバコがめちゃめちゃ安上がりになったので、欲しいと思った人も結構いらっしゃると思ったんですよね。なので、蛇足にはなりますが、この記事の最後に「コスパ抜群のリキッド式電子タバコ」を筆者の目で厳選して2つご紹介しようと思います!
EMILI MINI+
製品名 | EMILI MINI+ |
---|---|
価格 | 4,980円 |
まず紹介したいのが、こちらの「EMILI MINI+」というリキッド式電子タバコになります。
業界ではありえないリキッド10本セット
筆者は電子タバコが好きすぎて、過去に色々な製品のレビューをしているのですが・・、「EMILI MINI+」はコスパで言えば間違いなくNo.1でした。
その理由はズバリ、
「リキッドが10本付属するから」
です。一般的な電子タバコでは、購入時に付属してくるリキッドは5〜10ml程度で、15ml付属してくれば御の字といったところなんですね。
しかし、こちらの「EMILI MINI+」は一本5mlのリキッドが10本も付属、要するに「50ml」もリキッドを初回購入時にセットにしてくれているので、大判振る舞いどころの話ではありません。理解不能なレベル。
写真で見るとこんな感じですね。実は筆者が購入した際は12本付属だったのですが、さすがにぶっ飛びすぎていたのか、今では2本減った10本が付属することになっています。まあ、それでも十分なんですけどね(笑)
紙巻きタバコに換算すると、およそ50箱分も初回だけで手に入れられるわけですから、これがどれだけお得かがわかるかと思います!
初心者でも使いやすいのがGood
また、リキッド10本付属という影に隠れがちですが、電子タバコを初めて使用する方でも問題なく使える設計になっている点もありがたいですね。
このように、専用の充電ケースが付属してきますし、写真で見てわかるように本体サイズもかなり小型&スリムなのでとっても使いやすいです。
しかも、コンパクトにも関わらず、これだけボリュームのあるミスト(煙)が出てくれるので、タバコを吸っている感覚も大きく得られるのがポイント高め!
以上のように、EMILI MINI+は
- リキッドがタバコ50箱分セットになっている
- 初心者でも使いやすい安心設計
- 煙の量も大満足!
というおすすめできる電子タバコとなっていますよ!
正直言うと「かなり買い」な製品なので、電子タバコデビューの最初の一本に選んでみてもいいかもしれませんね^ ^
このくらいの価格帯の製品としては国内最高レベルのコスパを発揮してくれるモデルとなっています。煙の量が多く肺に来るガツンとしたタバコらしさも味わえるので、かなりおすすめです!
Frienbr STANDARD
製品名 | Frienbr STANDARD |
---|---|
価格 | 4,980円 |
この記事でも度々登場していますが、改めて「Frienbr STANDARD」という電子タバコを紹介させていただきます!
こちらの電子タバコは価格は先ほどの「EMILI MINI+」と同じ「4,980円」となっていますが、どのような特徴を持っているかを見ていきましょう。
デザインがとにかくいい
この電子タバコの最大の特徴は、そのデザインにあります。
筆者の経験上、電子タバコはどうしても男性メインに製造・販売されることが一般的なので、女性が楽しめるような製品ってなかなかなかったんですよね。しかし、「Frienbr」シリーズはこのようなイメージを一蹴し、誰でも気軽に楽しめるようなポップな路線を攻めてくれています。
例えば、色合い1つ見ても、電子タバコで上の写真のような明るいカラーの製品ってほとんどないんですよね。黒とか白とか、無難な色ばかりなので、こういった珍しいカラーを展開している電子タバコは貴重です。
また、このような専用のケースも付属してくるので、電子タバコを初めて使う人にとって専用のアイテムが一気に手に入るのはありがたい話です。
ケースの中には電子タバコ本体からリキッド、充電器まで諸々収納できるので、持ち運び面でも全く問題ありません。
まさに「スターターセット」という名がふさわしい、届いた瞬間から全力で楽しめる点も「Frienbr STANDARD」の魅力の1つ。
カッコイイ電子タバコは結構あったりするのですが、「可愛い電子タバコ」は本当に少なく、だからこそ「Frienbr STANDARD」は特に女性に人気の電子タバコなので、試してみるのもいいかもしれませんね!
まとめ
この記事では、電子タバコと他のタバコのランニングコストの比較を、徹底的に行ってきました。結果的に、リキッド式電子タバコが一万円以上安いランニングコストで、およそ30%ほどの金額で使えちゃうことが明らかに!
これを機に電子タバコデビューしてみるのもいいかもしれませんね^ ^
また、電子タバコを使用する上で「安全性」を気に掛ける人もいるかもしれません。電子タバコにはタールやニコチンなどの有害物質が含まれていないとはいえ、やっぱり我々消費者からすれば有害性や依存性については不安になってしまいますからね。。
そういった場合は、電子タバコを使い倒している筆者が、正確な知識をもとに解説した以下の記事をご覧になってみてください。きっと、あなたの参考になると思いますよ!
一方、自分にとってベストな電子タバコを探したい人は、
「どうやって電子タバコを買えばいいのか」
ということが曖昧な場合もあると思います。そんな人は「電子タバコの買い方」にフォーカスして解説した以下の記事をご覧になってみてください!
この記事が、皆さんのお役に立てれば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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