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嗅ぎタバコは無煙タバコとも呼ばれる通り、煙が出ない喫煙具として近年注目を集めています。嫌煙の流れは止まりそうになく、今後どんどん煙を排出する従来の紙巻きたばこ、加熱式たばこの形見は狭くなりますから、煙を出さない無煙タバコが注目を集めるのは当然の流れでもありますよね。
一方で、国内で無煙タバコを手に入れようとすると、選択肢が極めて少なかったのもまた事実でした。今までだとJT製の「SNUS」くらいしかまともな選択肢として存在しなかったのですが、最近になって「VELO」という銘柄があのBATから発売に!タバコマニアとしては気になって仕方ないぜ!
というわけでこの記事では、BATの新進気鋭の嗅ぎタバコ「VELO」について、タバコマニアの視点から徹底的に解説・レビューをしていきます!
目次
VELOの基本情報
商品名 | VELO |
---|---|
会社名 | ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン株式会社 |
価格 | 580円 |
というわけで、早速記事の方を始めていくわけですが、まず最初にVELOの基本的情報として、
- 会社情報
- 注目されている理由
- 安全性
以上3つの観点から深掘りしているので、順番に解説していきます。
VELOの会社情報
まずはじめにVELOの会社情報から扱っていきます。法律が大きく関与してくるタバコジャンルの製品は生半可な企業じゃ扱えない代物ですが、リサーチの結果をお伝えします。
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン株式会社
引用:BAT公式サイト
リサーチしてみたところ、VELOを販売しているのはブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン株式会社という企業であることが判明。イギリスなのかアメリカなのか、日本なのか訳の分からない企業名ですが、タバコ界隈では頭文字をとって「BAT」と呼ばれています。
その正体は、紙巻ならKENT、加熱式ならgloを扱っている世界的なタバコ企業で、売上高はマルボロの「フィリップ・モリス」に次ぐ2位、世界を代表するタバコメーカーとして有名なところ。
いわゆる「タバコ界隈の老舗」ですから、VELOは安心して使用できると考えてOKです。ちなみに、我らが日本のタバコメーカー「JT(日本タバコ産業)」はBATに次ぐ世界3位のシェアを誇っており、VELOはJTの「SNUS」と競合ということになりますよね。
VELOが注目されている理由をマニアの視点で解説
以上でVELOの会社情報のご紹介は終了です。世界的タバコメーカー「BAT」が扱う嗅ぎタバコということで、会社情報については全く問題ないと言い切って良いでしょう。
さて、お次はVELOが喫煙者、非喫煙者問わず、社会的に注目を集めている理由について着目していきます。タバコマニアの筆者視点で徹底的に解説していくので、皆さんの参考になれれば幸いです。
1:「煙を出さずに喫煙可能」な嗅ぎタバコ、それがVELOだ!
VELOが社会的に注目を集めている理由として最もあげられるのが、煙を出さずに喫煙可能な「嗅ぎタバコ」である点でしょう。今まで全然注目されていなかったので、ようやく感もありますがね。
そもそも、読者の方々の中には無煙タバコや嗅ぎタバコについてあまり詳しくないかたもいらっしゃると思うので、まずはそこから解説していきます。
嗅ぎタバコは無煙タバコの一つであり、煙を全く排出しないタイプの喫煙具のことを指す。
- スヌース(嗅ぎタバコ)
- タバコ葉の入った小袋を、唇と歯茎の間に挟んで使用する。唾液は飲み込む。
- スナッフ(嗅ぎタバコ)
- 粉末状にしたタバコ葉を、鼻から吸引して使用する。
- 噛みタバコ
- タバコ葉を石灰や香料、ハーブや甘味料と合わせて使用。唾液は吐き出す。
具体的には以上3つが無煙タバコとして知られているが、VELOやJTのSNUSは「スヌース」に該当するものである。
粉砕されたタバコの葉が入った袋(ポーション)を歯茎と唇の間に挟み、唾液がニコチンを抽出することで喫煙を行うので、燃焼はおろか、加熱さえしない点で近年注目を集めている。受動喫煙防止や健康リスクの低減という従来型のタバコのデメリット解消を期待されており、VELOはそのスヌースの待望の新作というわけだ。
具体的なVELOの紹介は上記に譲るとして、ザックリ言えば『口の中に入れて楽しむタバコ』、それが嗅ぎタバコであり、VELOというわけです。
このような使用を行うメリットは、まさしく「煙を出さない」という点で、受動喫煙を防止できるのが何よりも強み。タバコが嫌われる原因が、
- 「煙が」クサイ
- 「煙の」健康被害が嫌だ
- 「煙の」ヤニで汚れる
こんな感じに、「煙」が枕詞として用いられることがほとんどなので、そういう意味で言えばVELOのような嗅ぎタバコは革新的なタバコだと言えるでしょう。
このように、嗅ぎタバコは煙を出さない革新的で先進的なイメージを与えるものだが、その歴史は古く、15世紀のヨーロッパまで遡る。当時は鼻から煙を出すことが下品だとして流行したと言われており、その後ヨーロッパ・アメリカで特に嗜まれてきた。
2:「吸いごたえ」が選べるのが新しい
さて、以上のように、VELOは煙を出さない嗅ぎタバコというジャンルに属する喫煙具だということを紹介しましたが、正直、ただの嗅ぎタバコならばJTのSNUSが既に先発品として国内にはあります。
じゃあVELOのどんな点が特徴的なのかというと、ズバリ「吸いごたえ」が選べる点が従来型の嗅ぎタバコと比較して優れており、新しい特徴です。
ここで、VELOのラインナップについて確認しておきましょう。
商品名 | 価格 |
---|---|
ポーラー・ミント・ライト | 580円 |
ポーラー・ミント・ミディアム | 580円 |
ルビー・ベリー・ライト | 580円 |
ルビー・ベリー・ミディアム | 580円 |
ご覧のように、まずフレーバーとして、
- ミント系
- ベリー系
これら2つが存在しており、さらにそれぞれに、
- ライト
- ミディアム
「重い」ライトと、「軽い」ミディアムが用意されているので、自分のニーズというか、欲しいニコチンの量に応じて選べるのが素晴らしい!
3:禁煙にも応用可能・・?
VELOは禁煙向けに開発されたものではないので、ここからは完全なる私見ということにはなりますが、ミディアムとライトのようなニコチン量の調節ができるようになるという特徴は、禁煙にも応用できる可能性を私たちに示してくれているような気がしています。
まず最初は、吸いたくなったら「ミディアム」を口に放り込む。そしてニコチンを摂取し、吸いたい欲を我慢する。そして徐々に、ミディアムからライトへと重心を移していき、最終的にはアメやガムといった代替品を口に放り込む。
こうすることで、「タバコを吸う」という行為から徐々に抜け出すことに成功し、最終的には嗅ぎタバコ特有の「口に入れる」という行動をアメ・ガムという行動で置換することで、無事に禁煙ができる・・、というのは理想論にはなりますが、決してありえない話ではないと感じています。
この記事を読んでくれている人の中にも、VELOを禁煙に応用したい方もいらっしゃるだろう。上手に使えば心強い味方になってくれると個人的には感じているので、そういう目的でチョイスしてみるのも悪くないだろう。
VELOの安全性について
ここまでのお話でVELOが注目されている理由について、解説してきました。要点をまとめると、
- 煙が出なくてGood
- 「重さ」が選べてGood
- 禁煙に使えそうでGood
このようになりますね。やはり煙が出ないという点があまりにも大きい。
ただ一方で、こんなことを思っている読者の方も多いのではないでしょうか?
- ニコチンとかタールはどうなの?
- 発がん性は普通のタバコと変わらないの?
- 口とか臭くならないの?
というわけで、ここからは上記のような「安全性」に関わるトピックについて、マニアの視点で徹底解説していきます!
タールフリーは大きなメリットを生む
まず最も懸念されるのが発ガン性が懸念されるタールの有無だと思いますが、そもそもタールという物質は燃焼させることで生じるものなので、嗅ぎタバコはおろか、iQOSなどの加熱式タバコでも発生し得ません。
健康リスク上、VELOのタールフリーという特徴は非常に大きく、タールには極めて多くの発癌性物質が含有されますので、これを防げるというのは魅力的ですよね。
また、タールは健康リスク以外にも、口が臭くなったり、歯茎や歯、さらには壁を変色させたりといった数え切れないほどの悪影響がありますから、これらから開放されるのは本当に大きいです。
ニコチンフリーではない
タールと並んで良く言及されるのが、ニコチンがどうなのか、という点についてだと思いますが、こちらは皆さんもお分かりの通り、しっかり発生するというか、配合されています。
ニコチンがあることでもたらされるメリット・デメリットについてですが、まずメリットから。私たちが喫煙を行うのは、ニコチンによる脳への「心地よさ」を生み出す影響が大きいことは明白で、これがあるからこそ『タバコ吸ってる』という感覚が得られるわけです。
したがって、タバコの葉から唾液でニコチンを抽出することで、上記のようなニコチンによるタバコ感を得られる点は、喫煙者からすればありがたい点だと言えるでしょう。
一方で、ニコチンがしっかり含有されているということは、そのまま依存性があることにもつながってきますから、メリットの裏返しがデメリットになるという二面性を孕んでいる点は忘れてはいけません。
よって、『VELOでタバコがやめられる』という意見をよく耳にしますが、これは大きな誤り。ニコチン依存という観点から見れば、嗅ぎタバコの「どこでも使用できる」という特徴を考えると、むしろ紙巻きタバコ時代よりも使用頻度が高まってしまい、結果的に依存度を高めてしまうことにも繋がるので、このリスクについてはしっかりと理解しておきましょう。
「燃やさない=安全」というわけじゃない
とまあこんな具合に、VELOを含めた嗅ぎタバコは、タールフリーでニコチンはそのまま、という特徴を持っているわけですが、ここまではあくまで紙巻きタバコと比較した時の安全性のお話。
じゃあ、そもそも『嗅ぎタバコ自体が安全なのか』という点について考えてみると、現時点で「安全である」と言い切るエビデンス(根拠)はどこからも出ていないのが現状だと思っていただいて構いません。
これは、JT(日本タバコ産業)の以下の引用分の中でも、明確に言及されています。
SNUS使用による健康上のリスクについては、がん等の特定の疾病のリスクが上昇するとの疫学研究結果が存在しています。一方、いくつかの疫学研究においては、SNUS使用と特定の疾病のリスクとの統計的関連性を示していないものがあり、SNUS使用による特定の疾病のリスクが、他の多くのたばこ製品と比較して少ないことを示す研究結果が存在しています。
SNUSの健康影響については、今後更なる研究が必要であると認識しています。SNUSを使用するかしないかは、SNUSがたばこ製品であることを認識し、健康への影響・リスクに関する情報に基づいて、個々の成人の方が決めるべきものです。
ご覧のように、
『安全かどうかはまだ決着ついてないから、自己責任で頼むわ』
ざっくり言うとこんな感じですよね。このニュアンスからも分かるように、嗅ぎタバコの使用は結局のところ自己責任にはなってしまいます。まあ、あくまで個人的な見解ではありますが、さすがにタールが発生しない点を考えるに、紙巻きタバコよりは嗅ぎタバコの方が圧倒的に安全面では信頼できるとは思うのですが、「100%安全」とは決して言えないのが現状なので、この点は肝に銘じた上でVELOの使用を検討してみてください。
というわけで、VELOの基本的な情報については以上の通りだ。個人的なイチオシポイントは、やはりライトとミディアムといった形で、「吸いごたえ」がチョイスできる点だろう。この辺りは市場のニーズをよく反映しており、BATが本気で嗅ぎタバコを普及させたい意図が垣間見える。
VELOの口コミ・評判
VELOの基本的な情報についてお伝えしてきましたが、ここからは当サイトの口コミ投稿機能を通じて得られた、VELOを実際に使用した方々のナマの声について見ていきましょう。
VELOの口コミレビュー
安いですね
普段はgloを使用しています。以前からVELOの存在は知っていましたが、価格見直しがあったのと今度海外に行く予定があるので購入しました。
空港事情なのですが、羽田・成田空港など日本の空港はまだ喫煙が可能で、世界的に比べればとても恵まれた状況で、香港以外の他国ではセキュリティエリア内での喫煙所はほぼ壊滅した状況です。出国手続き後から入国出口までの苦痛が、この手の商品でとても救われるのです。
以前は、ニコチン入りの禁煙ガムを購入していましたが、VELOに変えるつもりです。ガムも悪くないのですが、値段を比べるとVELOが@¥20-/個でガムが@¥40~100-/個と圧倒的に安いです。ニコチン量もガムよりもVELOの方が多いような気がします。VELOもガムも唯一欠点が、喉にニコチンが流れてくるので咳き込んでしまうことでしょうか、水ペットボトルを飲みながら使用するようにしています。
フタが開かない
フタを開けるのに1時間以上かかった。
不思議な感覚です
初めての嗅ぎタバコです。購入前はタブレットのようなものだと思ってましたが、パックの中に白い粉末が入っていて、全然タバコっぽくないです。味わいもタバコの味が良くも悪くもしませんが、何故か脳内でニコチンを感じられる。なんだこれは、不思議な感覚です。ちょっとまだ慣れませんが、喫煙者は一度使ってみるべきだと思います。
美味しくない
口に入れるものだから味が大事です。飴みたいな味を想像するかもしれませんが、全然違います。なんと言っていいか分かりませんが、美味しくはないです。不味くもないんだけど、もう少し味にこだわってくれると嬉しいですね。いろいろなフレーバーを出して、楽しめるようにするとみんな使いたくなると思いますが。
完全なるタバコの代用品ではない
広告で見てどんなもんかと思い、興味本位で購入。結論から言えば、タバコの代用品として使用できるかと言えば、Yesとは言い切れません。確かに他の方が言われているように、ニコチン感は随所に感じられ、吸いたい欲はカバーできる。だが、「タバコを吸った」というあの感覚までは100%カバーできておらず、自分の中の魔物がまた暴れだしてしまうのです。まあこの辺は慣れの部分もあるとは思いますが、結局は燃やすタバコがタバコってことです。あまり期待せず買ってみて「こんなもんかー」程度で使い続けていくのが一番いいと思いますよ。
フタが開けにくくてイライラする
もっとスマートに使えるものかと思ってみたが、蓋を開けてみればフタが開けにくくてイライラするぞ。Googleで「VELO」と調べたら、開け方が候補で出てきて、自分と同じことを考えている人がいるのだと分かって面白かったぞ。
ニオイを気にせずニコチン摂取
今まで臭いなぁと思いながらも加熱式を吸っていましたが、友人のすすめで買ってみました。オンラインショップです。想像以上にニコチンの感じが得られて、確かにこれならありだなと思いました。でもやっぱり普通のタバコが吸いたくなりますね(笑)吸えない時、吸えない場所ではこれ使って、上手に吸いたい欲をケアするのが大事だと思います。
継続して使っていきます
前々から気になっていた嗅ぎタバコ。BATから発売されたということで、流れに乗って購入です。ニコチンによるものなのか、歯茎と唇の間に説明通り挟んでみましたが、ちょっとピリピリ。慌てて口から出しましたが、これは皆さん感じるものだということで一安心。使用を続けると、確かに気にならなくなってきました。私の場合は相性が良いのか、VELOを1つ口の中に入れて、15分程度使用すると、タバコを吸いたいと全く思わなくなります。自分はあくまでニコチンを求めていただけで、あの臭いタバコは不要だったんだなと気づかされました。ゆくゆくは禁煙できるビジョンまで見えてきたので、継続して使っていきたいです。良い買い物でしたよ、おすすめです。
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VELOを実際に購入して使ってみたレビュー
VELOを実際に使用した方々の口コミ、いかがでしたか?筆者の方でも個人的に口コミについてリサーチしてみましたが、良い口コミと悪い口コミどちらも散見されました。やはり人によって合う・合わないはあるみたいで、これは自分で実際に使ってみたくなるってもんですよね。
というわけでこの章では、この記事のテーマでもあるVELOを使ってみたレビューについて、タバコマニアの観点からお伝えしていきます。良いも悪いも含めてガチで執筆していますので、要チェックですよ!
VELOの写真をチェック
まず初めに筆者が購入したVELOの写真についてチェックしていきましょう。
ちなみに、筆者が今回VELOを購入したのは、glo公式サイトでした。現在国内では、gloの公式サイトがBATの事実上のユーザー窓口となっており、そこを経由してVELOを購入するイメージですね。
購入後24時間も経たずに首都圏の自宅に届きましたので、配送に関しては非常にスムーズでした。ただ、購入にあたって20歳以上であることを証明するために、glo公式サイトに写真付き身分証明書(免許証)をアップロードしなければいけないので、ちょっとだけ手間がかかります。所要時間は数分なので、全然ですけどね。
で、自宅に届いたVELOn配送箱はこんな感じ。
見た目は普通のダンボール箱で、glo感というかタバコ感は一切なし。シンプルイズベストなパッケージとなっています。
ダンボールを開けてみると、このように緩衝材でいっぱいになっていました。今回購入したのは全種1つずつの合計4つなので、正直こんな大きなダンボールじゃなくていいんだけどね。
実際、緩衝材を取り除いた後はこんな感じ。スッカスカですね(笑)もうちょいコンパクトなもので送って欲しいというのが本音ですが、まあいいでしょう。
さて、VELO4種全てを箱から取り出してみました。サイズ感としては小柄で可愛い印象。嗅ぎタバコは全体的に「玄人が使用するもの」というイメージがあるので、どちらかというと取っつきにくさが目立ちますが、VELOは若者受けというか、一般ウケを狙っているのがパッケージのデザインからも分かる。
こちらがポーラーミントのライト。軽い方ですね。手のひらにすぽっと収まるサイズで、やはり可愛い。プリティーですね。
ただ、喫煙者お馴染みの警告文は紙巻や加熱式同様しっかり記載されているので、扱いは他のたばこと同じであることが分かると思います。
パッケージのサイド部分はこんな感じ。
ちょっと回すとVELOのロゴが入っていてカッコいい。普通にお菓子みたいですよね、なんか輸入菓子で困難あった気がする、毒々しい紫色のガムが入ったやつ。
もうちょい回すと、原産国であるスウェーデンの国旗が記載されていました。上述したように、嗅ぎタバコの本場は北欧ですからね。特にスウェーデン製の品質は最高峰です。
そしてVELOの開け方ですが、こんな感じに周囲をぺりぺりと剥がしていけば、ロックされていたフタが開封できるようになります。非常にしっかり固定されているので、購入前に異物の混入、あるいは酸化による劣化は気にしないで良さげ。
VELOのポーション
ここからは、肝心の中身のポーションについて見ていきましょう。
開封して中身のポーションを取り出してみました。筆者は他のメーカーの嗅ぎタバコを使用したことがありますが、一般的なものよりも縦長のスリムデザインですね。こうすることで、歯茎と唇に挟んでも違和感がないようにしているのだと思います。
せっかくなので、ポーションをびりっと破ってみました。以前JT製の「SNUS」も破って中身を見たことがありますが、VELOはSNUSと全然違って、白い粉末が入っています。普通は茶色のタバコの葉を乾燥させたものが入っているので、この点もVELOの特徴ですね。
近くで見た写真がこれ。ここまで寄るともう小麦粉ですね(笑)それくらい粒子の大きさが細かくて、正直これは予想外。もうちょい粒が大きいものを予想していました。
粒子の大きさが使用感にどう関わってくるのかですが、基本的には嗅ぎタバコの場合、細かければ細かいほど唾液と接する面積が大きくなるため、より効率的にニコチンを抽出することが可能になります。よって、ここまで粉末状にするのは、恐らくBAT側の吸いごたえアップの作戦なのだと思います。
というわけで、VELOの写真チェックは終わりだ。ここからは実際に使用したレビューをお届けしていくので、引き続きチェックしていこう。
VELOを実際に使ってみたレビュー
ここからは、VELOを実際に使用してみたレビューを、分かりやすく時系列に分けてご紹介していきます。
- 使用前
- 使用中
- 使用後
この3つの順番でチェックしていきましょう!
1:使用前
まずは使用前のレビューからしていきます。まずこの段階で一番気になったのが、パッケージの開けにくさ。
このようにぺりぺりっとした後に開封するわけですが、フタがとんでもなく開けにくい。特に一発目は力技で爪をねじ込んで開封しなければならないので、
盛大にばら撒きました・・(笑)まあ家の中なので笑い話になりましたが、これ外だったら笑えないですよね。『どこでも使える』という点を推してるのに、電車の中でバラまいたらヤバいやつですから。なので「開封しにくい」という点は決して小さくないマイナスポイントだと思いました。
一方で、パッケージについてプラスポイントもあります。VELOのフタには、
このような開封機能が搭載されており、ここに使用済みのポーションを入れて置けるので、紙巻きたばこっぽく言えば「灰皿一体化」のデザインとなっているんです。紙巻きたばこほどではないですが、VELOの吸い殻というか、使用済みポーションは処理に困るので、この仕様は素直にありがたいと言えます。
というわけで、使用前のレビューについてはこんな感じだ。良い点・悪い点両方あり、プラマイ0程度に落ち着くかと思う。開けにくい点は非常にストレスになるので、もう少し考えて作り込んで欲しかったぜ・・。もったいなすぎる。
2:使用中
使用前に続いて、VELOを使用中のレビューを行なっていきます。開けにくいパッケージからポーションを取り出して、
このように手で持ってみました。サイズ感としては非常に小柄ですよね。これを口の中に入れて、ニコチンを楽しむのが嗅ぎタバコの楽しみ方。
使用方法については、こちらのJTの嗅ぎタバコの紹介画像が分かりやすいですね。VELOも似たようなもので、
- 歯茎と唇の間に挟む
- 〜15分嗜む
- 捨てる
このような流れですね。
で、ポーラー・ミント(メンソール的な立ち位置です)のライトを実際に口に入れて使用してみた感想ですが・・、第一印象としては『クセが少ない』ということを感じました。嗅ぎタバコ特有の歯茎や舌がピリピリと感じるものはありましたが、味わいとしては結構マイルド。
また、ライトと言いながらもニコチン感は確かに感じられ、脳内に押し寄せる充足感の波は安定しています。一定の高さでニコチン感が押し寄せ続ける点が、吸引するたびにドバーッと一気に押し寄せる紙巻きタバコとの大きな違い。ここに馴染めるかどうかが、VELO、ひいては嗅ぎタバコに違和感を感じないラインになるというのが個人的な所見です。
なお、購入した他の3種についても使用してみましたが、それぞれの感想については以下の通り。
- ミント・ライト
- 雑味が少なく、スムーズな使用感。ライトなスモーカーならこれで十分か。
- ミント・ミディアム
- クリアな味わいはそのままに、重い使用感を実現。舌が困っている感覚があり、慣れが必要か。
- ベリー・ライト
- 露骨なベリーではなく、あくまで引き立て役。やや物足りないか。
- ベリー・ミディアム
- ほんのりベリーとハードなニコチン。気分転換に口に放り込めば、タバコ+アメの一石二鳥にも?
個人的にはどちらもアリかなと言ったところではあるものの、ベリー・ライトの存在感がやや希薄。万人に薦めるならベリー・ミディアムで、強烈メンソ出身とかならミント・ミディアムもありですね。ミント・ライトは嗅ぎタバコ入門として最適だと感じます。
さて、ニコチン感や味わいの他に言及すべき点としては、使用中の違和感について。
こちらの画像のように、VELOは一般的な嗅ぎタバコと比較して縦長のスリム形状なので、歯茎の膨らみが抑えられます。結果的に『なんか挟んでんなコイツ』感がほとんど感じられなくなるので、この点は素直にプラスですね。
3:使用後
そして最後に使用後についても言及していきます。
嗅ぎタバコの一般的な使用時間は、およそ10〜15分だと言われていますが、VELOの場合12分程度使用すると、ニコチン感の波の大きさが徐々に小さくなり、15分過ぎに口から取り出しました。
なので、使用時間という観点から見ると、それなりに長持ちするかな、というのがホンネ。ちょっと我慢すれば20分程度は使用できそうです。
そして使用後は、フタの吸殻収納部分にポイッと入れて、これで喫煙・使用終了です。紙巻きタバコの吸殻は専用の入れものを用意しなければいけませんが、VELOの場合はニオイも全くしないので処理が簡単でGood。
というわけで、以上でVELOのレビューは終了!もう一度まとめてみましょうか。
- 使用前のレビュー
- とにかくフタが開けにくい。要改善だが、ケースの仕様なので難しいか・・。
- 使用中のレビュー
- ミディアムが想像以上の重さ。ニコチン量で上手く棲み分けができていてGood。
- 使用後のレビュー
- 吸殻の処理がスマート。ケース内に廃棄スペースが用意されているのが良いね。
上記を見てみると、長所と短所が割りかしはっきりしているのがVELOなのかな、といった印象ですかね。ケースの開け方については、使用するたびにつきまとう問題なので、意外とストレスになると思うんです。きっと慣れればそこまで気にならなくなると思うんですが。
ただ一方で、他の嗅ぎタバコにはない「重さ」のチョイスが可能な点がものすごく大きな長所なので、総合的に見て『満足できる嗅ぎタバコ』だと言い切って差し支えないです。
従来の嗅ぎタバコ市場は選択肢が非常に限られていたので、色々な意味で大きいVELOの登場。タバコマニア視点でもおすすめできますので、ぜひお試しあれ!
VELOをおすすめできるのはこんな人
さて、VELOの徹底レビューが終わりましたが、まだ購入を迷っている方はいらっしゃると思うんですよね。そこでここでは、実際に使用した筆者目線から、VELOをおすすめできる人について紹介してみましたので、参考にしてみてください。
タバコの煙とサヨナラしたい人
VELOをおすすめできるユーザー像として最も強く想起するのが、タバコの煙との付き合い方を変えたい人です。
この記事でも何度も言ってますが、タバコの煙は人類にとってマイナスしか生まない、非常に厄介な存在。ですが、今まではニコチンを摂取したいあまり、副産物としてばら撒かざるを得ない背景がありました。
しかし、VELOは燃やしませんし、加熱さえしないタバコということで、煙は全く、100%発生しません。この特徴は、今までタバコの煙で悩んでいた多くの方に、色々なメリットを与えてくれることでしょう。
- 他人を気にせずに喫煙ができる
- 場所を気にせずに喫煙ができる
- 服につくニオイを気にせずに喫煙ができる
ザッと考えてみるだけでもこのようなものがありますよね。個人的に特に大きいと思っているのが、場所を気にしなくて良いということ。なにせ電車の中でも余裕で使えちゃいますし、なんなら仕事中にも使用可能ということで、場所というよりは「場所・シチュエーション」を問わず使用できるってイメージでしょうか。
しかも、VELOのポーションは縦長のスリムデザインになっているので、口に入れて歯茎と唇の間に挟んでいても違和感がないのがGood。
とまあこんな具合に、タバコの煙とオサラバして、新たなスモーカーズライフを送りたいという方にはVELOがおすすめです。
嗅ぎタバコで禁煙・減煙にチャレンジしたい人
この記事を訪れてくれた人の中には、『嗅ぎタバコで禁煙・減煙ができればなぁ』という腹づもりの方もいらっしゃるでしょう。実際に使ってみてわかりましたが、VELOは禁煙・減煙にもおすすめできますよ。
というのも、やはりニコチン量に応じて、
- ライト
- ミディアム
この二つを用意してくれているのが大きいです。禁煙のポイントは『徐々にニコチン量を減らしていく』ことですが、まさにそれをVELOオンリーでできてしまうので、タバコから徐々にVELOのミディアムへと重心を移していき、最終的にはライトオンリーに。そして無事禁煙!といったサクセスストーリーがある程度見越せますよね。
正直、アメやガムでヤニ切れを乗り越えろ、なんてのはスマートな禁煙方法じゃありませんし、十中八九良くない結果を迎えることは喫煙者全員がわかってること。しっかりとニコチン量を減らすアプローチが大事になるので、VELOを使ってみてはいかがでしょう?
VELOに関するよくある質問
最後に、VELOに関するよくある質問について、実際に使用した筆者自ら回答させていただきます。
口の中で刺激はある?
上述していますが、口の中で若干のピリピリ感を覚えますが、慣れれば気になりませんし、使い続ければなくなってきます。
個人的には刺激が気になって使えないレベルではなかったので、それほど気にしなくても良さそうですね。
有害性物質が気になるんだけど・・
んー、この点に関しては、ぶっちゃけたところある程度は妥協するしかないかなといった感じです。
記事内でも話していますが、VELOのような嗅ぎタバコは全くメジャーな喫煙具ではなかったので、本格的に研究がされているわけじゃないので、ハッキリしたところは誰も分からないんです。まあでも、着色料くらいしか添加されてませんから、そんなに気にする必要もないと思うんだけどね。
ただし、発がん性物質のオンパレードであるタールが発生しないことは紛れも無い事実なので、タールフリーという点は間違いなく大きいです。この点を評価してVELOを使用するのも全然アリだと思います。
マニアから見た嗅ぎタバコの長所は何?
ザックリ言うと、以下の点が挙げられます。
- どこでも使える
- 少なくとも紙巻きたばこよりは安全性が高い(と思ってる。タールでないし)
- 加熱式タバコ(iQOSとか)のようなデバイスが必要ない
- ゴミが簡単に捨てられる
- 禁煙につながる
どれも非常に大きなメリットだと感じているので、購入の参考にしてみてください。
販売店は通販・オンラインショップだけなの?
2020年3月初旬現在、VELOの入手ルートは、
- 福岡のgloショップ
- gloオンラインショップ
こちらの二択となっており、かなり入手ルートが制限されていると言って良いでしょう。よって、福岡にお住まいの方以外、オンラインショップにて購入を行う必要があります。
オンラインショップでは、成人確認のため免許証などの写真付き身分証明書の提出(アップロード)を求められるので、手元に用意して購入を進めてみてください。
20歳未満でも使用できるの?
嗅ぎタバコは良くも悪くもタバコっぽさを消しているので、『20歳未満でも使用できるんじゃね?』という疑問が出てきてもおかしくありません。
結論から言えば、VELOは他のタバコと同様に、タバコ葉を使用した法律上もタバコとして扱われるものになるので、紙巻きタバコ・加熱式タバコと同様に未成年の使用は禁止、違法行為に該当します。
良く勘違いされやすいので、この点は気をつけてください。
値段にタバコ税はかかるの?
上述のように、嗅ぎタバコはタバコ葉を用いた法律上のタバコですので、税金関係の扱いも他のタバコと同様です。しっかりとタバコ税がかかってくるので、覚えておきましょう。
香り・ニオイはする?
一切しないので、本当の意味でどこでも使用することが可能です。屋内だろうが屋外だろうが、口に何かを含めないシチュエーション以外ならオールオッケー!
開け方がわからない
力技で開けるしかありません。改良して欲しいです。
まとめ
というわけで、この記事では徐々にブームになりつつある嗅ぎタバコの新作「VELO」についてタバコマニアの視点からレビューを行ってきました。
長所・短所両面見えたものの、個人的には「普通にアリ!」と言えるような、そんな製品でしたので、皆さんにもぜひ使ってみて欲しいです。特にタバコの煙に悩んでいる方は多くいらっしゃると思うので、積極的に手を出してみてください!
というわけで、今日はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございました!
※商品などの金額表記は原則全て消費税込の価格で表記しています。
※キャンペーン情報等は執筆時点での最新情報となります。
皆さんご機嫌よう、当サイト「BEST VAPE」のライター煙太郎だ。嗅ぎタバコは煙を出さない画期的なたばこ製品であり、時代の流れも影響し、気になっている方は多いだろう。この記事で徹底的に扱っているので、気になる方は参考にしてみてくれ。