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加熱式タバコはニオイが少なく、健康へ与える悪影響も低減されるという点で、iQOSの登場以来喫煙者の心を掴んできました。やっぱりね、喫煙者もクサイのは嫌だし、健康にも気をつけたいですから。
そして、国内加熱式タバコといえば、
- iQOS
- glo
- Ploomシリーズ
この3種の独占とも言える市場でしたが、最近になって「PULZE(パルズ)」という加熱式タバコが登場!「第四の加熱式タバコ」なんて言われていますが、喫煙者ならやっぱり気になっちゃいますよね。
というわけでこの記事では、タバコマニアを自称する筆者がPULZEを実際に買ってみて、使ってみたレビューをみなさんにお届けしていきます!どこよりも詳しく徹底的に解説・レビューしているので、PULZEについて気になっている方は要チェックですよ!
目次
PULZEの基本情報
引用:PULZE公式サイト
商品名 | PULZE |
---|---|
会社名 | インペリアル・タバコ・ジャパン株式会社 |
価格 | 4,980円 |
というわけで早速記事を始めていきますが、まずはPULZEに関する、
- 会社情報
- 価格・購入情報
- iQOS・glo・Ploomシリーズとの比較
これらの情報について解説していくので、気になる方は欠かさずにチェックしておくことをおすすめします!
Check:加熱式タバコって?
PULZEやiQOS、gloは加熱式タバコと呼ばれるジャンルのタバコだが、『加熱式タバコって何?電子タバコと何が違うの?』という素朴な疑問を持っている方もいるだろう。
明確な基準が作られているわけではないが、一般的には、加熱式タバコはタバコ葉を「加熱」することで喫煙するタイプのタバコのことを指す。対して電子タバコは、タバコ葉(ニコチン)を一切使用せず、風味のついたリキッドと呼ばれる液体をふかして楽しむ「タバコに似たアイテム」のことを指し、別名「VAPE(ベイプ)」とも呼ばれているのだ。
よって、PULZEはタバコの葉を使用した立派なタバコなので、当然ニコチンは含まれるし、タバコ税だってかかる。一方で、燃やさないのでタールが発生せず、またニオイも非常に低いレベルに抑えられるというメリットがある。
PULZEの会社情報
まずはじめに扱うのが、PULZEの会社情報です。タバコは健康に与える影響が大きなものですから、会社情報は知っておくべき点だと思っているので、解説していきます。
で、リサーチしてみると、PULZEは「インペリアル・タバコ・ジャパン株式会社」という企業が扱っているものだということがわかりました。
インペリアル・タバコ・ジャパンの詳細
タバコを吸っている人なら一度は聞いたことあるかもしれませんが、このインペリアル・タバコ・ジャパンは「インペリアル・ブランズ」というイギリスの多国籍たばこ会社の日本法人であり、たばこ市場で世界第4位の実力を持っています。
たばこ市場はとんでもない規模の大きさですから、これだけのビッグ企業なら安心して使えますよね。まあ、タバコはそもそも法律に引っかかるとアウトな物品ですので、しっかりした企業でないと扱えないものでもあるのですが。
ちなみに、『インペリアル・ブランズが世界4位なら上位3つはどこなのか』というお話をすると、以下のようになります。
- フィリップモリス(iQOS)
- ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(glo)
- 日本タバコ産業(Ploomシリーズ)
1位がマルボロでお馴染みのフィリップモリス、2位がKENTでお馴染みのブリティッシュ・アメリカン・タバコ、3位がセブンスターやメビウスでお馴染みの日本タバコ産業(JT)。そうそうたる顔ぶれですね。
また、興味深いことに、各加熱式タバコを扱っているのも上位3つ、PULZEを含めれば4つになり、加熱式タバコをリリースした順番もこれに従います。故に、iQOS・glo・Ploomシリーズに続いてインペリアル・ブランズがPULZEを発売したのは、ある種当然の流れと見ることもできるでしょう。
なお、インペリアル・ブランズの紙巻きタバコと言えば・・、皆さんわかるだろうか?最も有名どころで見ると、「WEST」があげられるが、国内市場においての存在感はあまり強くないというのがホンネである。一方で、紙をクルッと巻いて喫煙するローリングペーパーと言われるタバコジャンルでは、世界トップシェアを誇っているぞ!
価格・購入情報
PULZEの会社情報についてお伝えしてきましたが、続いて価格や購入情報についても見ていきましょう。
まず価格についてですが、タバコ(id)含めてこのようになっております(2020年2月15日現在)。
商品名 | 価格 |
---|---|
PULZE | 4,980円 |
id(タバコ) | 各480円 |
まず本体についてですが、4,980円という加熱式タバコの中では高くもなく、安くもないミドルレンジに属すると言えるでしょう。
また、PULZEの内容物についてですが、以下のものがセットで付属してきます。
- PULZE本体
- USBケーブル(1,058円)
- USB充電用プラグ(1,058円)
- キャップカバー(562円)
- クイッククリーニング用ピック(562円)
- クリーナー&キャップリムーバー(1,382円)
かなり細々としたものまで入っているのですが、どれも別で買うと良い値段するものばかりなので、これらが始めからセットで付属してくるのは素直にありがたい(当たり前だけど)。また、他機種と比べても、これら付属品の質はかなり高く、特にクリーニング用アイテムに関してはクオリティがなかなかに高かったです(後述します)。
タバコのラインナップはこちら
本体に続いて、角タバコのラインナップについても紹介していきますので、以下をご参照ください(各480円)。
- アイディー・スティック・レギュラー(レギュラー)
- アイディー・スティック・インテンス(レギュラー)
- アイディー・スティック・スーパー・カプセル・メンソール(カプセル式メンソール)
- アイディー・スティック・メンソール(メンソール)
- アイディー・スティック・ミント(ミント)
商品名がやたら長ったらしくなるのは加熱式タバコのお約束なのですが、()内がタバコのジャンルだと思ってくれればOK。ザッと見てみると、レギュラーが2種類、メンソ系が2種類、ミント系が1種類となっており、最低限のタバコは出揃っている印象ですね。
ただ、先発品であるiQOSを始めとした各加熱式は、既に様々なフレーバーをミックスさせたものを扱っており、市場全体が熟成されつつあるのも事実なので、スピード感持って充実させていかないと追いつけない可能性も否定できません。この辺は今後に期待といったところでしょうか。
購入だけでなくレンタルもできるぞ!
次に購入手段についてですが、基本的には、「コンビニor公式サイト」の二択になると思ってくれればOKです。筆者は公式サイトにて購入しましたが、価格含めコンビニと大差ありませんので、好きな方で購入すれば良いと思います。
一方で、PULZEはレンタルという非常にユニークなシステムを採用しており、「21日間無料」で使えちゃうということだから驚きですよね。デメリットなしで試せちゃうので、気になっている方はレンタルしてから考えるのもアリです。
レンタルの流れは下記3ステップを参考に。
- ユーザー情報登録(会員登録)
- 21日使う
- 返却・購入を選択
これだけ見ると本当にノーリスクですよね。購入する場合には会員登録時に紐付けてあるクレジットカードから本体代金が引かれるだけなので、その辺りの手続きの面倒さも皆無。最初の会員登録で身分証明書をアップロードしなければいけないのがやや手間ですが、免許証の写真を送付するだけなので大した手間ではありません。
正直、これは他の加熱式と比較しても非常に素晴らしいシステムだと思うので、『ちょっとだけ試してみたいな』という場合にはぜひ利用してみてください!
加熱式タバコは紙巻きタバコとは異なり、初期投資としてデバイス代がかかってしまう。それも数千円〜1万円程度という決して安くない金額だ。この価格の高さこそ加熱式のハードルの高さなのだが、これを見事に回避しているのがPULZEのレンタルシステムだと言えるだろう。ユーザー視点で素直にありがたい。
PULZEはiQOS・glo・Ploomとどう違うの?
さて、この章の最後にPULZEのスペックや特徴についてお話ししていきますが、ただ解説していくよりも加熱式タバコの他3種と比較しながらの方がわかりやすくなると思うので、この形式でやっていきます。
PULZEを気になっているということは、当然他の加熱式からの乗り換え、あるいは他の加熱式と迷っているということだと思うので、ここは欠かさずにチェックしておきましょう。
1:価格について
まずは最も単純に比較しやすいデバイスの価格から比較していきましょう。以下の表では、加熱式タバコのうち『PULZEと同様の”高温加熱式”デバイス』の価格を掲載しています。数十度という極めて低い温度で加熱するリキッド加熱式の、
- glo sens
- Ploom TECH(+)
これらは直接的な比較が困難なので、省きました。
デバイス名 | 価格 |
---|---|
PULZE | 4,980円 |
iQOS 3 DUO | 9,980円 |
iQOS 3 MULTI | 6,980円 |
glo pro | 4,980円 |
glo nano | 3,980円 |
Ploom S | 3,480円 |
上の表を見てわかるように、PULZEはiQOSよりも安く、Ploom Sより高いという中間的なレンジに属していますよね。よって、安くもなく高くもないという中途半端な位置どりです。
ただ、いくら必要経費とは言え、iQOS 3 DUOのように、初期投資の段階で1万円近く払うのは個人的には抵抗感が・・。あくまで吸うための器具なので、もう少しお手軽にして欲しいもんですよね。すみません愚痴でした。
2:加熱方式について
価格の次は加熱式タバコの生命線とも言える「加熱方式」について比較していきます。名前にもある通り、PULZEを含む加熱式タバコは『燃やさずに加熱して喫煙を行う』タイプのタバコなので、「どう加熱するのか」が味わいやニオイに大きな影響を与えてくるんですよね。
そして、加熱方式には大きく分けて2つ存在しています。
- 中央加熱方式
- スティックの中央にブレードを差し込み、中心から加熱を行う。加熱温度が高くなり、よりタバコらしい味わいが再現できる一方で、ニオイが強くなりがち。
- 全方位加熱方式
- スティックをデバイスポケットに挿入し、周辺から加熱を行う。加熱温度は低く、タバコ感がマイルドになってしまう一方で、ニオイは強く抑えられる。
簡単に言うと、スティック(タバコ)に加熱するためのブレードを差し込んで、ガツーンと加熱するのが中央加熱方式。一方で、スティックの周辺からじんわり加熱していくのが全方位加熱方式・・、こんな感じ。
で、それぞれの加熱式タバコがどちらに該当するのかは、以下の表をご覧ください。
PULZE | 中央加熱方式 |
---|---|
iQOSシリーズ | 中央加熱方式 |
gloシリーズ(sensを除く) | 全方位加熱方式 |
Ploom S | 全方位加熱方式 |
ご覧のように、PULZEはiQOSと同じ「中央加熱方式」なので、
- 吸いごたえ:ガッツリ
- ニオイ:ガッツリ(もちろん、紙巻きタバコよりは圧倒的にクリーン)
基本的にはこのようなイメージを持っていただければOK。
ただし、大事なのはここから。実はPULZEは加熱方式こそ中央加熱ですが、『加熱モードを高温・低温から選べる』仕様になっているので、
- 高温モード:iQOSのようなガッツリ吸いごたえ
- 低温モード:glo・Ploom Sのようなマイルドな吸いごたえ
PULZE1つで、他機種のメリットを良いところどりすることができちゃうんですよ!だから、
- 自宅や喫煙所でガッツリタバコを楽しみたいなぁ→高温モード
- 周囲に気を配りたいからマイルドに楽しみたいなぁ→低温モード
他機種ではなかなか難しかった「使い分け」をすることができるという点が、非常に革新的だということ、しっかりと覚えておきましょう。
したがって、PULZEは『iQOSが良いのか、gloが良いのか、それともPloom Sが良いのか』と迷っている方にこそ使っていただきたい、ハイブリッド型の加熱式タバコだと言えます。これは非常に魅力的な特徴だと言えますので、筆者イチオシの特徴ですよ。
というわけで、これにてPULZEの基本情報の解説は以上になる。ザックリ言うと、iQOSとgloの良いとこどりをした加熱式タバコだと思ってくれればOKだ。最近はユーザーからの加熱式に対する不満が表面化しつつあるので、「後出しジャンケン」ができる後発製品のメリットを存分に発揮しているように思えるぞ。
PULZEの口コミや評判は?
PULZEに関する基本的な情報についてお伝えしてきましたが、実際に使用した方々のナマの声が知りたいという方も多いと思います。特にタバコというジャンルの商品は、個人個人で感じる事が大きく変わってくるので、なおさらですよね。
というわけでここでは、記事に搭載している口コミ投稿機能を通じて集まった、PULZEユーザーの実際の声をチェックしてみてください。
PULZEの口コミレビュー
インテンス最高です
私もiQOS、グロー、プルームSと渡り歩いきたレギュラー派ですが、パルズのインテンス最高です。キック感はiQOSレギュラーに一歩足りませんが、味や吸った感はより紙巻きに近いと思います。
よくクリーニングが面倒と言われていますが、一度覚えてしまえば1分でできてしまいます。
今の所最高の機種です!
個人的にはNo.1評価
気がついたら加熱式全種類コンプしてて、新しくPULZEが登場したのでミーハー気分で購入。ウリであるモード切り替え機能は素晴らしいです。高音モードではアイコスライクなタバコ感強めな喫味で、紙巻ユーザーに愛されそうな雰囲気。一方で、低温モードはグローライクで、これはこれでアリ。一本持っているだけでアイコスとグローを所有していることと同じ・・ではないかもしれないが、二つの人気機種を上手く再現できており、お得感があります。個人的にはこれから加熱式を買うならPULZE一択かなと思っているくらい気に入りました。
メンテナンスが面倒ですよ
中央から加熱する仕組みなので、仕様自体はアイコスと同じです。
アイコスの弱点はメンテナンスの煩雑さでしたが、PULZEでは多少緩和されています。アイコスみたいに有料の溶液で濡らされた綿棒を消耗品として用意する必要はありません。これだけでもだいぶありがたいのですが。
それでもやはり、周辺加熱式のグローとプルームエスより確実に面倒に感じます。結局グローを使いそう。
他機種とほとんど変わらないです
新しい機種として出ましたが、味は変わらないんですね。結局は細かな仕様などが変わるだけで、吸った感じは他の方が言われているようにアイコスとグローです。
一本で2モードあるのはおもしろいけど、逆に言えばそれだけです。既に他の機種を持っているなら新たに買い足す必要はないです。でも、まだ加熱式のタバコを持っていないならアリです。
安くてアイコス並み
五千円は安いですね。アイコスは倍の一万円です。普通にタバコを吸う人なら差はわからない。しっかり味わう人なら分かるのかもしれないが。私にとってはPULZEで十分に感じますよ。
でも、タバコの種類が少ないから、もうちょっと増やして欲しいですよね。フレーバーのついたものが吸いたいです。完成度は高いので、私はおすすめしたいですよ。
レンタルから購入しました
レンタルサービス利用しました。まだ発売してから時間が経っていないので、周りに持っている人がいなかったので試し吸いできず。だったら借りてみようと、軽い気持ちでやってみたところです。そしたら思いのほかハマってしまって、結局レンタル期間いっぱい借りて買い取りすることにしました(笑)モードの切り替えができるので、がっつりニコチン欲しい時は高温に、なんとなーく吸いたい時は低温にして使い分けができるのがありがたいですね。他の機種よりもガジェット感が強く、男性ウケしそう。使いこなせれば一本で色々な役割が担えるので、かなり気に入っています。
待望のインペリアル製加熱式!
WESTをこよなく愛する私にとって、インペ製の加熱式は待望すぎました。初めて使いましたが、正直まだ慣れません(笑)
やっぱりタバコと言えばライターじゃないですか?もうそれが本能的に体に染み付いているので、ライターどこだっけ?と探してしまう。
だが、吸った感じは想像以上にタバコに近かった。それでもやはり紙巻が吸いたくなるが、ニオイは少ないし健康にも良いということなので、使い続けたい。
私のように銘柄で加熱式を選ぶ人間は少ないだろうが、このような選び方もありではないだろうか?まあ、WESTはマイナーなので、銘柄で選んだらPULZEはほとんど選ばれないだろうが・・(笑)
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PULZEを実際に購入して使ってみたレビュー
以上がPULZEを実際に利用した方々の口コミになります!筆者個人的にもネットを中心に口コミや評判を調べまわってみたのですが、概ね良い口コミが多かったように感じます。特にモード切り替えについてはかなり評価されていて、実際に使ってみたくなっちゃいます(笑)
一方で、クリーニング面での弱点も露呈しているようなので、その辺含めてこれからレビューを行なっていきたいと思いますので、参考にしてみてください!
購入したPULZEの写真をチェック
まずは購入したPULZEの写真から見ていきましょう。ちなみに、今回筆者がPULZEを購入したのはPULZE公式サイトになります。購入にあたって会員登録を行わなければならず、この際に写真付き身分証明書(免許証)の写真をアップロードする必要があるので、公式からの購入の場合には準備の上操作を進めるようにしましょう。レンタルも同様に写真付き身分証明書が必要です。
一方で、PULZEはコンビニでも普通に売られていますので、こだわりがないならコンビニからの購入でも良いかと思います。どっちでも良いかな、みたいな感じですね。
さて、注文から二日後、首都圏の自宅にPULZEが届きました。
クロネコヤマトによる配送で、箱に傷なども確認できませんでした。配送に関しては何も問題なかったです。
配送箱を開けると、このようにオシャレな装飾?のようなものがされていて、かなり手の込んだものとなっているように感じます。ダンボールの中にポツンと商品が入っているだけかと思っていたので、良い意味で驚きました。
封をしてあるシールを剥がしていくと・・、
PULZEのパッケージとケースがお目見え!これもしっかり頑丈にセットされているので、手の込んだ様子が見られます。地味ですが好印象!
全て取り出してみると、このようになります。セット内容としては、
- PULZE本体
- PULZEケース
- PULZE使い方ガイド
この3つ。それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
PULZE本体
まずはPULZE本体から。
こちらがPULZE本体が入ったパッケージですが、本体だけではなく色々なものがセットになって入っているので、いわゆる「スターターセット(キット)」のようなものだと思ってくれればOKです。
パッケージを開封してみると、PULZE本体がまず目に入ってきました。筆者が購入したのはブラウンカラーですが、オシャレなメタリックブラウンっぽくて良いですよね。
そしてPULZEが入ったプラ容器を退けると、このように付属品が入っていました。内容としては、
- クリーニングキット
- 充電ケーブル
- 充電用ACアダプタ
この3つ。このうち、充電用の2アイテムについては、他のものでも代用可能です。ただし、規格は「USB type C」になっているので、iPhoneのケーブルでは充電できない点は注意を。
では、ここからは本体について詳しく見ていきます。
手に持ってみた写真がこちら。思った通りのサイズ感で、手元にピタッと収まるのが良いですね。大きすぎず、小さすぎずでGood。女性でも違和感なく持てるような気がします。
PULZEの表面はこんな感じ。黒とブラウンのコントラストが映えます。シンプルながら洗練された印象を与え、タバコだとは思えないほどのオシャレ感。
JTの加熱式「Ploom S」はこのように可愛い路線を走っているので、各メーカーがそれぞれのスタイルを持っているのが加熱式の面白いところ。紙巻きタバコだと結局使い捨てですから、あまりこのようなオシャレさと言うか、そういったものは考えられていませんでしたしね。
閑話休題。続いて本体裏側ですが、
このようになっています。やっぱりメタリックなブラウンはカッコ良いね。
本体下部を見てみましょう。
「PULZE」と刻印が入っていて、目立ち過ぎずの良いバランス感でブランドネームを主張。
本体下部の底部分が充電ケーブルを挿入する部位になっており、その写真がこちら。
先ほども言ったように、規格は「USB typeC」となっています。ケーブルとアダプタがセットになっているので、持っていなくても安心ですね。
PULZEケース
続いて購入した際に付属してきたPULZEのケースについて見ていきます。ちなみに、こちらはどういう理由で付属してきたのか、調べてみたのですが分かりませんでした・・(汗)
おそらくは、発売当初のキャンペーンの類、もしくはオンライン限定特典の類、のどちらかだとは思うので、購入の際にはチェックしておくことをおすすめします。
で、こちらが付属してきた無料の専用ケースです。本体よりも明るめのベージュのような色合いで、清潔感があって個人的には好きです。
素材としては合成皮革ですが、質感としては柔らかい感じがしてなかなかにGood。悪い意味での合皮感が出ておらず、頑丈な感じもあるので、汚れにさえ気を付ければ長く使い続けられそう。
裏側の生地はこのような感じ。ザラザラとしており、滑り止め効果がありそうです。
PULZE本体は、このようにジャストフィットで収納することができます。さすがは専用ケース・・、といったところでしょうか?本体の口をつける部分もスッポリ覆われるので、衛生的でもありますし、このケースの存在で一気に携帯生はアップしそう。
最後にこのように上蓋を閉めれば、基本的にどこでも持っていくことが可能になります。無料でついてくるにしてはなかなかにクオリティ高くてびっくりしました。
PULZE説明書
最後に紹介するのがPULZEの取扱説明書です。加熱式タバコ、とりわけPULZEについては、モード切り替えやらクリーニングの煩雑さやらで、使用する上で何かと説明書のお世話になることが多いです。
こちらがその説明書になりますが、
中はこのように蛇腹式となっているので、結構なボリュームがあります。これは言い換えれば、説明書で説明しなければいけない部分が多いことの裏返しでもあるのですが、しっかりと作り込まれている印象です。
また、書いてあることも日本語的にバッチリですし、画像も鮮明でクッキリ映るものがしっかり掲載されているので、非常に分かりやすくてGood。色分けも丁寧にされているので、説明書については100点満点をあげても良いでしょう。
PULZEのタバコスティック「iD」
最後に、本体とはちょっと違いますが、実質本体と同じ扱いみたいなものである、PULZEのタバコスティック「iD」について紹介していきます。
こちらがPULZEのタバコスティック「iD」です。現状5種類ありますが、そのうちこの記事では2つ、
- アイディー・スティック・レギュラー(レギュラー)
- アイディー・スティック・インテンス(レギュラー)
- アイディー・スティック・スーパー・カプセル・メンソール(カプセル式メンソール)
- アイディー・スティック・メンソール(メンソール)
- アイディー・スティック・ミント(ミント)
以上赤字がついているものについて購入して実際に吸ってみました。その味わいなどは後ほどレビューしますが、ここでは写真について見ていきます。
最もオーソドックスなメンソールがこちら。緑色がクールながら清潔感のある印象を与えますよね。
箱の裏側はこんな感じ。アイコスなどとかなり似ています。
蓋を開けてみるとまんまiQOSですね。本体仕様もかなりiQOSに寄せているので、違和感はそれほどありません。
銀紙を片方だけとって、このような状態にします。左右にこれが10本ずつあるので、トータル20本!これは紙巻と同じ本数ですね。
中からタバコを取り出してみました。サイズ感としては紙巻きタバコやiQOSと全く変わらず。こちらもまた違和感なく使用できそう。
上から見てみたのがこれ。フィルターがこのように配置されています。
では、外側の巻紙をぺりぺりっと剥がして、中のタバコ葉を確認していきましょう。
巻紙はかなり短いところで途切れており、スティックの奥の方までタバコ葉が入っているわけではありませんでした。ちょっと残念。
そしてこれがiDに入っているタバコ葉になります。スティック状にカットされているものが、規則正しく配列していて、これもiQOSとほとんど同じです。
このように、手で少し触るだけでバラバラになるので、カラッとよく乾いている印象がありました。
とまあ、タバコスティックiDについての写真紹介はこんな感じです。全体的にiQOSに寄せており、iQOSユーザーなら違和感なく馴染めるのではないかなと感じましたが、個人的には既視感が強く、もう少しオリジナリティを出して欲しかったというのがホンネです。パッケージを工夫するとかね。
というわけで、PULZEの写真紹介はこれで終わりだ。本体とカバーともに質感が良く、全体的に高品質な印象を受けた。説明書もしっかり作り込まれているので、値段に対して十分なクオリティを持っていることがわかったと思う。
PULZEの使い方を写真付きで解説
PULZEの写真付きのレビューを終えたところで、ここからはPULZEの使い方を写真付きで詳しく解説していきます。
1:タバコスティックを差し込む
まずはPULZE本体の中にタバコスティックを差し込んでいきます。
このようにフィルターにあるラインの手前までグッと差し込めばOKです。
2:加熱モードを選択する
タバコを挿入し終えたら、続いて加熱モードを選択していきます。
こちらの写真に見える、本体カラーと同じ色のボタンを押すのですが、「トトン」といった具合に2回押すのがポイントです。そして2回目のプッシュの押している時間で、以下のようにモード選択がされる仕組み。
- スタンダードモード:1.5秒
- エコモード:3.0秒
スタンダードが高温、エコモードが低温なので、自分の好みの温度を選択すればOKです。
3:加熱完了まで待機
モード選択を終えたら、PULZE本体の方で加熱が始まるので、加熱が完了するまで待機します。
加熱中はこのようにランプが光るようになっているので、全て点灯したら吸って良し。
4:喫煙する
加熱完了後、スティックに口をつけて喫煙開始。時間にして4分のスモーキングタイムスタートです。
PULZEは回数ではなく時間で区切られているのがネックですが、実は延長モードというものが用意されています。こちらは全体としての吸引が8回以下なら、吸引時間を30秒延長可能というもので、『吸引終了前のLED点滅中に電源ボタンを1回押す』という操作で延長モードに突入。このような救済措置が用意されているのは、非常に嬉しいポイントですね。
5:スティックを取り出す
最後にPULZE本体からスティックを取り出します。吸殻処理のようなものですが、パッと取り外してゴミ箱へポイなので、非常に簡単です。
PULZEで実際に喫煙してみた感想
PULZEの使い方の解説を終えたところで、ここからは実際に喫煙してみた感想を正直に告白していこうと思います。忖度なしのガチレビューですので、参考にしてみてください。
1:味わい・煙について
まず最初に言及したいのが、PULZEの味わいや煙について。加熱式と言えどやはりタバコですから、ここについて気になる方は凄く多いはずなので、しっかりレビューしていきます。
アイディー・スティック・インテンス
まず言及していくのがいわゆる「インテンス」から。パッケージが茶色の方のやつで、2種あるレギュラーのうち、よりたばこ本来の味わいに近づけた、というコンセプトの商品です。
こちらについて吸ってみると・・、これは驚き。非常にタバコに近い吸い心地が実現されています。言い換えれば「加熱式らしさ」が非常に薄められているので、これは紙巻きタバコからのユーザーにとってはアリかもしれません。
具体的にどのような味わいになるのかというと、そもそも加熱式は燃焼ではなく加熱で煙(水蒸気のようなもの)を出すという特徴から、タバコには使用されていない「グリセリン」という物質が使用されています(食品にも使用されるものなので、健康面では影響は全くない、と言われている)。
このグリセリンによりタバコらしいスモークが生じるわけですが、反面、グリセリンには若干の甘味があるという弱点があります。これがいわゆる「加熱式らしさ」だったわけですが、これが最低限に抑えられているような気がしました。だからこそタバコ葉本来の味が実現できてるってわけですね。
グリセリン使用量を単純に抑えているのか、それとも独自の工夫をしているのかは分かりませんが、このインテンスのフィルター部分(口に加えるところ)には他のスティックにはない「3つの穴」が用意されていて、これが上述の味わいの変化を生んでいると筆者は睨んでいます。
ともあれ、個人的には他の加熱式にはない高いタバコらしさが実現されていると感じたので、タバコらしさを求めたい方は「インテンス」だけを理由にしてPULZEを選んでも良いレベルですね。
アイディー・スティック・メンソール
筆者が今回もう一つ購入したフレーバーが、「アイディー・スティック・メンソール」、いわゆる普通のメンソールフレーバーです。
個人的に、実は普通のレギュラーフレーバーのタバコは紙巻き時代から吸っていなかったので、メンソールのレビューがより説得力のあるものになると思います。
箱を開けた瞬間から、鼻にキーンとした刺激をもたらすメンソ感を味わうことができて、これは筆者の好きな「ガッツリメンソール」の予感、期待大ですな。
本体にセットして、さあ一口目。
・・・
うん、ふつーに美味いね。先ほどの「インテンス(レギュラー)」の方は、加熱式の中ではかなりオリジナリティのある「タバコらしさ」を前面に押し出していましたが、こちらは加熱式のメンソールの王道をいく味わいだと感じます。
味の比率としては、
- タバコ感:2
- メンソ感:5
- 加熱式感:3
このようになっており、あくまで主役はメンソールのガッツリメンソでした。予想通り筆者好みですね。そして、その強いメンソの刺激の裏に、加熱式特有のグリセリン由来の柔らかい甘み、そして最後に口の中に残るのはタバコのほろ苦さ、これがこのスティックを吸って感じたこと。
なので、『タバコ感主役のメンソ』ではない点は人によってはネックかも。逆に『メンソ感こそ正義』という筆者のような人間には、非常に魅力的なスティックになっていることと思います。
一方で、煙の量については、他の加熱式に比べて非常に少ない量にまとまっていた。これを長所と見るか、短所と見るかはそれぞれだが、個人的には少ない方が好きだ。周囲の人に与える心理的影響も低減できるし、室内で吸っても残りにくい点はメリットだと言えるだろう。
2:モード切り替え機能について
続いて言及しておかなければいけないのが、PULZEに搭載されているモード切り替え機能についてです。これはPULZEの目玉機能とも言えるモノなので、スティックの味わいよりはこっちの方が気になる人が多い可能性もありますね。
で、かいつまんで両者についてレビューすると、以下のようにまとまります。
- スタンダード(高温)モード:345℃
- iQOSっぽさ全開。吸った瞬間ガツンとニコチンパワーが脳に押し寄せる。喫煙時のニオイはiQOS同様多少気になるか。
- エコ(低温)モード:315℃
- gloっぽさ全開。程よい脳へのアタックで、個人的にはこれで十分。
どちらのモードにも共通したのが、「強い既視感」でした。高温についてはiQOSが、低温についてはgloがその正体となっており、似せにいってますね、これは。間違いない。
まあ、iQOSもgloもその温度で最適な喫味を実現するべく研究を重ねた結果だと思うので、そこに似せるのはある意味合理的ではあるので、別に異論はないです。ただ、もうちょいオリジナリティを感じたかったというのがホンネでもありますかな。
こういう観点から見ると、我らが日本の「JT(日本タバコ産業)」から出ている「Ploom S」は、美味しいか美味しくないかは別にして、独自の路線をいってることがわかります。味わいもiQOS・glo・PULZEとは全く別物なので、ガラパゴス大国日本の真髄といったところか。
ちなみに、本体のモード切り替えの方法についてですが、
白く光っているランプ部分の下部に、本体と同色の物理ボタンがあるのが分かりますよね?そこを、
- スタンダードモード:1.5秒
- エコモード:3.0秒
それぞれの秒数押し込むことで、モードを切り替えることができます。直感的に行えるので、慣れればすぐに使いこなせると思いますよ。
モード切り替え機能は個人的に非常にプッシュしたいポイントだ。気分・シチュエーションによって使い分けられるので、一本二役の柔軟性を使いこなしていきたいぜ。
3:使用感ついて
続いて言及するのが本体周りの使用感についてです。
改めて、こちらがPULZEを手に持ってみた写真になりますが、「太過ぎず・細過ぎず」の良いバランスで保たれているので、手にフィットする感じがあってGoodです。
また、PULZEn重量は「56.5g」ということで、これは現代スマホの1/2〜1/3程度の重量感なので、そう考えると変に重みを感じることもないですよね。
また、「連続喫煙」が可能な仕様となっているので、『もう1本吸いたい〜』というシチュエーションでも、問題なく使用できるのでストレスフリー。充電持ちも20本、つまり一箱丸々使い切れる容量を確保しているので、よっぽどのヘビースモーカーでなければ1日の中で充電が切れる場面には遭遇しないでしょう。
とまあこんな具合に、本体周りの使用感については全然問題なし。欠点と言える欠点はないという認識で問題ありませんよ!
4:本体クリーニングについて
ここまでPULZEの味やモード切り替え機能、さらには使用感について感想を述べてきましたが、概ね良い評価となっていました。
そして、次に触れるのは本体クリーニングについてです。PULZEと同じ「中央加熱方式」のiQOSでは、一本吸い終わった後、また、一箱吸い終わった後のクリーニング・メンテナンスが非常に面倒だったという欠点があるのですが、PULZEではどうだったのでしょうか?
結論から言えば、iQOSよりも多少改善はされているものの、「周辺加熱方式」を採用したgloやPloom Sと比較すると、圧倒的に面倒で手間がかかると言わざるを得ません。ここは素直にデメリットですね(というか中央加熱方式の仕様とも言うべきか)。
じゃあどの辺がiQOSより改善されているのかと言えば、単純に「クリーニング・メンテナンスに費用がかからない」という点になります。例えば、iQOSでは、
このような、専用のアルコール溶液で濡らされた綿棒を一箱数ごとに使用しなければいけません。当然お金がかかります。
一方で、PULZEでは、
このようなクリーニングツールを使用するだけでOK。付属品なので、なくさなければ無料で使用することができます。ただ、これを使うのが非常に面倒で複雑なんですよね・・。
まずこのように、ツールを一端をガシャンと伸ばして、
このように、キャップを取ります。すると、写真のような二本のアームのようなものが登場するので、
そのアームの方を本体の吸引口にカチッと言うまで突っ込みます。
そして今度は、伸びている棒をシューッと内部まで挿入し、
するとこんな感じにカバーを取ることができるように。まあこんな具合に、まず本体のカバーを取るために、専用の器具が必要になるんですよね。ここがちょっと面倒。
そしてキャップを取った後は、今度はキャップ取り外しに使用したのとは逆の、クリーニングツールのもう一端のキャップを取り外して、
このようなブラシが出てくるので、これをカバーを取り外した本体内部に挿入。そして後は中をブラシでシュッシュと掃除をすれば、クリーニング完了になります。
作業量としてはそうでもないのですが、専用器具を使用しなければならず、さらに慣れないと煩雑な作業が待っているのでハードルが高いんですよね・・。筆者は1箱吸い終わるごとに上記作業をしっかり行える気がしないぜ・・。
一方で、PULZEとは異なる周辺加熱方式を採用するJT製加熱式のPloom Sでは、
このようなクリーナーブラシが付属し、
本体内部にスーッと入れて後は上下に擦るだけで終わりなので、両者の差は歴然ですよね。しかも、Ploom Sは公式より、
『別にクリーニングする必要ないけど一応ブラシつけとくわ』
みたいなノリでクリーニングが必要ないことが明言されているので、実質「クリーニングいらず」なんです。gloもほとんどPloom Sと同様なので、クリーニングやメンテナンスという観点からみると、PULZEの弱点が露呈します。
加熱式タバコは継続して使用するデバイスなので、どうしてもクリーニングのようなメンテナンスが必要になる。故に、長く使い続けていくという観点で見ると、PULZEの仕様は無視できないデメリットになると言えるだろう。
5:コスパについて
最後に言及したいのがPULZEのコスパについてですね。スティックの味わいとしてはレギュラー・メンソールともにGood。特にメンソールの爽快感強めの喫味は個人的に気に入りました。これに加え、iQOS・gloの「二刀流」を可能にするモード切り替え機能で強弱を切り替えることも出来るわけですから、単純なスペック面では素晴らしいの一言。
一方で、本体周りについては概ね評価できるものの、唯一クリーニングの煩雑さが気になるところ。他が及第点以上のクオリティを保っているのもあり、『専用のキットを使用しなければいけない』という点が悪目立ちしてしまっている印象です。
とまあ、以上のようなことを総合した上で「4,980円」という価格を考えてみると・・、個人的には「アリ」だと思えますね。そう思える理由の大部分としては、やはりモード切り替え機能です。
なにせ、一台でiQOSとgloですからね。こりゃ助かる。ニオイをあまり出しなくないシチュエーションではgloライクなエコモードを、ガッツリ吸いたい時はスタンダードモードをそれぞれ選べばOKで、個人的に最もおすすめしたい点ですね。
また、1回のフル充電で一箱喫煙可能、さらには連続喫煙もイケるので、総合値としては非常に高め。これが5,000円程度で手に入るなら、自信を持っておすすめしたいですね。
特に加熱式を持っていない方にとっては、2つのモードで使い分けられるPULZEで満足できる可能性は非常に高いですよ!
というわけで、PULZEnレビューは以上になる。これだけのクオリティで5,000円を下回る価格なら「買い」だが、なかなか手が出せないという方もいるだろう。そういう方は、3週間のレンタルシステムを利用してみてはいかがだろう?詳しくは、PULZE公式サイトをチェックだ!
PULZEをおすすめできるのはこんな人
ここからは、PULZEをおすすめできる人がどんな人なのか、実際に使用した筆者目線で簡単に解説していきます。まだ迷っている方は参考になると思いますよ!
紙巻きタバコからの乗り換えを検討している人
PULZEの購入を検討している人の中には、紙巻きタバコからの乗り換え先として選びたいという方もいらっしゃると思います。そんな方には非常におすすめしたいですね。
というのも、加熱式タバコって『ちょっと気に入らないから違う銘柄に変えてみよっと』みたいなことが、紙巻きタバコに比べて非常にしにくいんですよ・・。だってデバイスが高いですからね。
しかし、PULZEの場合にはモード切り替え機能が搭載されているので、アイコスっぽいハイパワー喫煙もできますし、グローっぽいライトな喫味にも対応可能。まさに「二刀流」ですから、当然購入後の失敗する可能性は1/2まで減ることになりますよね。
また、筆者が今回レビューした「インテンス(茶色いパッケージ)」のスティックは、非常に紙タバコに似せた喫味を実現しているので、これまた紙巻からの乗り換えを検討している人におすすめできる理由になります。
glo・Ploom Sからの乗り換えを検討している人
PULZEが気になっている方の中にはglo・Ploom Sが気に入らず、他の加熱式を探している方もいらっしゃると思います。そういう場合に、PULZEは魅力的な選択肢になってくれること間違いなしです!
ここで一度、gloやPloom SとPULZEの違いについて触れてみると、やはり加熱方式(と加熱温度)の差が最も分かりやすいものです。gloとPloom Sは周辺加熱であり、PULZEは中央加熱。よって、ガッツリスティックを加熱できるのは、中央加熱のPULZEなんですよね。
そして、ガッツリ加熱ということは、当然吸いごたえもガツンときます。gloとPloom Sはニオイの少なさについては優秀ですが、その分吸いごたえが弱いので、そういう意味でPULZEなら満足できる可能性が高いと見て間違いないでしょう。
仮に『ニオイが気になる』という場合でも、エコモード(低温モード)にして喫煙を行えば、glo水準の喫味とニオイで使用ができるので、そこまで懸念すべきことでもありません。ガッツリ吸いごたえとマイルドなニオイの両方を実現したのがPULZEなので、他機種加熱式からの乗り換えを検討している方にも、PULZEはおすすめですよ!
PULZEに関するよくある質問
最後にPULZEに関するよくある質問について、実際に使用した筆者自ら回答させていただきます。
吸い殻はどんな感じ?どういう風に捨てるの?
紙巻タバコの吸い殻は悪臭を振りまき、さらに灰をポロポロと落とすことから扱いが非常に大変です。結局、吸い殻だけ別のビニール袋に「隔離」しておく、というのが最もメジャーな方法だと思います。
しかし、PULZEではこんな面倒なことはしなくてOK。タバコ葉を燃やさずに加熱して喫煙を行うため、吸い殻からニオイも灰も出ないんです。だから、吸い終わったらゴミ箱にポイでこれで問題なしで、これはPULZEだけでなく他の加熱式でも同様です。
使ってみるとわかりますが、これって結構紙巻との大きな違いなんですよね。吸い殻問題は紙巻を吸っていると『地味だけど面倒くさい』といった類の問題になるので、快適に喫煙を行なっていくという意味でも大事な要素だと思います。
健康面が気になるんだけど
加熱式タバコは紙巻きタバコと比べて「安全である」と言われていますが、実際のところどうなのか、について気になる方は結構多いはずです。
まず最も重要なことを言えば、『現時点で加熱式タバコの方が安全である』という科学的決着は一切ついておりません。疫学的見地から言えば、紙巻きタバコと同等の研究をする上では、継続して長い期間加熱式タバコを使用した人の健康状態を膨大な数観察する必要がありますが、そもそも加熱式の歴史はそう長くありませんので、そもそも「研究自体ができない」のです。したがって、加熱式タバコが安全であることを証明すること自体が現状不可能、という認識が最も正しいものだと筆者個人では思っています。
しかし一方で、加熱式は名前にある通り、燃やさずに「加熱」を行うわけですから、タールが一切発生しません。そして、タールは発ガン性が懸念される有害物質なので、この点は素直に安心材料としてあげられますね(一方で、依存性を生むニコチンは含まれる)。
以上より、『加熱式の方が安全そうだけど、実際のところは自己責任になるよね』というのが現実的な考え方だとして、当サイトでは一貫して扱っています。少なくとも安全だとは言い切れない現状なので、この点はしっかり考慮した上で使用を行なってください。
互換機はおすすめできる?
PULZEをはじめとした加熱式タバコには、より安価でスティックを使用できる「互換機」とも言えるものが存在していますが、実のところこういった製品はおすすめできるのでしょうか?
結論から言えば、個人的には互換機はおすすめできません。というのも、タバコは直接体内に取り入れるという性質上、失敗した際のリスクがあまりにも大きいからです。デザインや価格面に優れる互換機はありますが、結局公式デバイスが一番だということは覚えておきましょう。
まとめ
というわけで、この記事では新型加熱式タバコ「PULZE」について、タバコマニアがガッツリレビューを行なってきました。モード切り替え機能がやはり秀逸で、アイコスとグローのハイブリッドは非常に便利だなと思った次第です。
タバコ味、いわゆるレギュラーフレーバーもしっかり吸いごたえで満足度が高く、販売されていたら即買いしてもいいレベル。世界のタバコ市場の上から四番目までのメーカー、
- フィリップモリス(iQOS)
- ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(glo)
- 日本タバコ産業(Ploomシリーズ)
- インペリアル・ブランズ(PULZE)
全てで上記加熱式が発売されたことになるので、今後の加熱式群雄割拠の時代をどの機種が制していくのか、注目ですよね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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※キャンペーン情報等は執筆時点での最新情報となります。
皆さんご機嫌よう、当サイトBEST VAPEライターの煙太郎だ。このサイトでは、iQOS・glo・Ploomシリーズのレビューを行ってきたこともあり、PULZEについても今回扱うことにした。スペックからレビューまで幅広く扱っているので、最後まで見ていってくれると嬉しいぞ!