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この記事を書いているのが2018年11月中旬ですが、先月10月の頭からもう何度目かわからない「タバコ増税」が行われました。ほとんどのタバコの値段が上がり、ついに大台の500円を突破する銘柄まで出てきてしまった・・
こんなことになってくると、禁煙目的でより安いコストで使える「VAPE(電子タバコ)」の存在が気になりませんか?ですが、実際のところ、
- 電子タバコって一体なんなの?
- 他のタバコとの違いがよくわからない
- 吸い方とか使い方ってタバコと同じなの?
こーんなことを知りたい人もいると思います!最近では専門店の人気も出てきていますから、この波に乗らない手はない!
そこでこの記事では、VAPEを普段から愛用している筆者が、VAPEと他のタバコとの違いや、正しい吸い方・使い方を皆さんに徹底的に解説していこうと思います!
目次
「タバコ離れ」と共にVAPEの人気が急増中!
冒頭でもお伝えした通り、もう何度目かわからないタバコ増税が実施され、さらには強烈なタバコのニオイから、確実に「タバコ離れ」が進行していることは紛れもない事実です。
昔はタバコを吸っている男性がダンディでかっこいいなんて言われていましたが、今や見る影もなく。むしろ徹底的にディスられる始末で、あの舘ひろしさんですら禁煙しているような、そんな時代を私たちは生きています。
そんな矢先に目をつけられたのが、「VAPE(電子タバコ)」というタバコアイテムになりますが、一体他のタバコと何が同じで、何が異なるのでしょうか?
紙巻きタバコ・加熱式タバコとの違い
ではここからは、VAPEと紙巻きタバコ・加熱式タバコとの違いを簡単に解説していこうと思います。紙巻きタバコとは皆さん知っての通りの火をつけて喫煙するもので、加熱式タバコは
- IQOS
- glo
- Ploom TECH
といった火を使わずに加熱して楽しむタバコのこと。よくこの加熱式タバコとVAPE(電子タバコ)を混同している方がいますが、この2つのタバコは明確に異なるものなので、ご注意くださいませ。
さて、まずはそれぞれの特徴を比較してみたので、以下の表をご覧ください。
タバコの種類 | 火 | タール | ニコチン | 煙 |
---|---|---|---|---|
紙巻きタバコ | あり | あり | あり | あり |
加熱式タバコ | なし | なし | あり | あり |
VAPE(電子タバコ) | なし | なし | なし | あり |
この表を見て分かるように、VAPEは他のタバコと異なり
- 火
- タール
- ニコチン
以上3つのデメリットが、全て取り除かれたタバコアイテムだということがわかると思います。特にニコチンやタールといった有害性が懸念される化学物質が含まれていない点が魅力的で、健康的に見ても優れていると言えるでしょう。
VAPEでどれくらい安くなるの?
以上のように、VAPEには火を使わないという単純なメリットと、ニコチンやタールといった化学物質が含まれていないという点で健康的なメリットがあることをお伝えしましたが、さらに注目なのが「経済面でのメリット」になります。
VAPEはタバコ由来の成分やタバコの葉を一切使用していないため、法律上のタバコ税には引っかからないため、他のタバコよりも非常に安く購入できるのですね。ではこれがどのくらい安くなるのかというと・・、実は筆者が丸々1記事使って
「VAPEに他のタバコから乗り換えると、1ヶ月あたりどれくらい安くなるのか」
を徹底的に解明してみたんですよ。その結果が以下の表になります。
タバコ | 金額 | 差額 |
---|---|---|
紙巻きタバコ | 15,000円 | ±0円 (0%) |
IQOS | 16,145円 | +1,145円 (108%) |
glo | 14,048円 | -952円 (94%) |
Ploom TECH | 14,950円 | -50円 (99%) |
使い捨て式VAPE | 15,235円 | +235円 (102%) |
カートリッジ式VAPE | 7,983円 | -7,017円 (53%) |
リキッド式VAPE | 4,247円 | -10,753円 (28%) |
※:差額(%)は紙巻きタバコと比較した金額及び割合
「紙巻きタバコは1日1箱500円のセブンスターを吸って、それと同じ喫煙回数をVAPEでも吸う」という前提のもとで検証してみたのですが、たった1ヶ月で10,000円以上の差が出てしまったから驚きの一言でした。
つまり、一年単位で見たらザッと
「129,036円」
もの差が出てくるというわけで・・、これだけの金額差があることを考えると、流石に考えてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?やっぱり日常的に使用する上で「コスパの良さ」はとても大切ですもんね。
しかも、これからどんどん増税が繰り返されると思いますから、この差はもっともっと開いていくことは確定事項です。だったら、今のうちに乗り換えるのも悪くないかもしれませんよ!
ちなみに、筆者が1ヶ月あたりのそれぞれのタバコのランニングコストを、どこよりも徹底的に比較検証した記事がこちらになりますので、気になる方は一度のぞいてみてくださいね!
VAPEの3つのタイプを知っておこう
さて、VAPEには色々なメリットがあることがわかったと思いますが、先ほど1ヶ月あたりのコスパを比較した表の中に、VAPEのいくつかのタイプ分けがされているのに気がつきましたか?
気づかなかった方のために、もう一度表を以下に載せておきます。
タバコ | 金額 | 差額 |
---|---|---|
紙巻きタバコ | 15,000円 | ±0円 (0%) |
IQOS | 16,145円 | +1,145円 (108%) |
glo | 14,048円 | -952円 (94%) |
Ploom TECH | 14,950円 | -50円 (99%) |
使い捨て式VAPE | 15,235円 | +235円 (102%) |
カートリッジ式VAPE | 7,983円 | -7,017円 (53%) |
リキッド式VAPE | 4,247円 | -10,753円 (28%) |
こちらの表の下の方に
- 使い捨て式VAPE
- カートリッジ式VAPE
- リキッド式VAPE
以上3つの種類のVAPEがあることが記載されていて、それぞれで月々あたりのコスパが全然違っていますよね?
一番上の「使い捨て式VAPE」では、一番下の「リキッド式VAPE」と1万円以上の差額があるということで、何やら
「VAPEの中でもいくつか種類がある」
ということがわかると思います。実際、使用者の立場から言わせてもらうと、これら3つのタイプのVAPEでは大きく違う部分があるので、もし皆さんがVAPEに興味があるならば、これらの違いを知っておく必要があります。
ということで、次の章では、VAPEの3つのタイプそれぞれについて、
- どんな特徴があるのか
- 使い方
- おすすめできるのはどんな人か
こんな感じのことを解説していこうと思うので、気になる方はチェックしてみてください!
3つのタイプの電子タバコは、それぞれが変わった特徴を持っているのだ。自分にあったVAPEがどれなのかについて、次の章で明らかにしてみよう。
VAPEの3つのタイプを詳しく解説!
では早速、
- 使い捨て式VAPE
- カートリッジ式VAPE
- リキッド式VAPE
以上3つのVAPEの
- どんな特徴があるのか
- 使い方
- おすすめできる人
それぞれを詳しく解説していきます!
使い捨て式VAPE
まずは使い捨てVAPEから見ていきましょう。
使い捨て式VAPEの使い方
使い捨て式VAPEの使い方ですが、サイズ感が小さく充電も必要ない、またパーツの交換も不要であるため、非常に手軽に使えるということで使い方自体も極めて簡単です。
使い方の解説のために、今回は代表として、こちらの「ビタフル」というVAPEを取り上げることにしました。
引用:フレーバースティック 使い捨てタイプ – VITAFUL
製品名 | VITAFUL |
---|---|
価格 | 1,058円 |
このVAPEは今まで無機質な製品が多かったVAPEにおいて、ポップなカラー展開をして購入する側のハードルを下げることに成功。今ではコンビニやドンキホーテなど、様々なお店で販売されているかなり人気なアイテムとなっています。
このように、フレーバー(味)も豊富に揃っていて、そのラインナップは以下の通り。
- スパークリングワイン
- クラシックウイスキー
- ピーチミント
- ブルーベリー
- チェリーコーラ
- グレープフルーツミント
- グリーンアップル
- グアバフルーツ
- メンソールミント
- マスカットメンソール
- スイートバニラ
非常に多くのフレーバーがあるので、その時の気分に合わせて選ぶことができるのが嬉しいですね!
そして、肝心の使い方なのですが・・、
「口にくわえてスーハーする」
くらいしか、説明することがないんですよね(笑)それくらい使うのが簡単なVAPE・電子タバコだということを一番に覚えておいてくれれば嬉しいです!
使い捨て式VAPEのメリット・デメリット
使い捨てVAPEの最大の特徴は、名前にある通り
「本体丸ごと使い捨てにする」
という部分にあります。他のVAPEは本体の一部分、または全てを使い回すことで喫煙を楽しむのですが、全て捨てられるのはこのタイプのVAPEだけ。
では、本体丸ごと使い捨てる「使い捨て式VAPE」のメリット・デメリットを確認していきましょう。
使い捨て式VAPEのメリット
- 手軽に使える
- 面倒な操作が不要
- 衛生的
- 口をつけた部分も捨てられる
- 手に入れやすい
- コンビニで手に入り、初期費用も安い
使い捨て式VAPEの最大のメリットは、やはり何と言っても手軽に使えるという点に尽きます。購入して箱を開けて「スーッ」と吸えば使えちゃうレベルの製品ばかりですし、本体価格も1,000円程度が相場とかなり安めで初期投資がしやすい。
さらに、VAPEは口を付けるタイプのアイテムですから、本体丸ごと捨てられることで、より衛生的に使用することが可能になります。面倒なメンテナンスなども不要ですし、初心者にとっては魅力的な選択肢となること間違いなし!
使い捨て式VAPEのデメリット
- コスパが悪い
- 使い続けると紙巻きタバコと変わらない金額に
- アレンジが効かない
- 使い捨てなので自分仕様にアレンジできない
しかし一方で、「コスパが悪い」という最大級のデメリットが存在しています。一見すると、本体価格が「1,000円程度」と安いように感じられますが、実際は1箱500円の紙巻きタバコ換算で2箱程度と、紙巻きタバコとほとんど同じくらいしか吸えません。
したがって、仮にみなさんが現在一箱500円程度の紙巻きタバコを吸っていて、その全てを使い捨て式VAPEに置換したとしても、ランニングコストは全く変わらないか、むしろ高くなる可能性すらあります。筆者から見ると、この点は極めて大きなデメリットだと思いますね。
また、吸い終わったら全て使い捨てるので、アレンジが効かずに面白みに欠けるというデメリットもあることを覚えておきましょう。他のVAPEでは専用のケースがあったり、リキッドのフレーバーを変えたり・・といった、それぞれのユーザー独自のアレンジが楽しかったりするので、使って捨てるだけだとちょっと味気なく感じちゃいますね。
使い捨て式VAPEをおすすめできる人
以上のように、使い捨て式VAPEは
- 使うのが簡単
- 手軽に手に入る
といったメリットがある反面、とにかくお金がかかるというデメリットがあるVAPEとなっています。
よって、
- とりあえず一度VAPE・電子タバコを試してみたい
- お金はいいから、健康面で手軽にVAPEに乗り換えたい
- 口つけるものを使い回すなんてあり得ない!
こんな感じの願望を持っている方に、非常におすすめできるVAPEだと言えます。
やっぱりどれだけお金がかかったとしても、こういった趣向品は
「気軽に使えるかどうか」
が命だったりしますからね。火を使いませんし、有害物質も少ないですから、紙巻きタバコよりも使用できるシチュエーションは多いため、例えば自宅でも気兼ねなく使ったりできますよ!
また、「とりあえずVAPEがどんなもんなのか知りたい」という場合でも、「1,000円程度」でお試しできるので、自分にVAPEが合うかどうかを確かめてみるのもアリです!筆者はVAPEにハマった人間なので気軽にお試しあれ!
カートリッジ式VAPE
使い捨て式VAPEの解説が終わりましたが、続いて「カートリッジ式VAPE」の解説に入っていきます。
カートリッジ式VAPEの使い方
では早速、カートリッジ式VAPEの使い方をまずは解説していきます。
カートリッジ式VAPEの代表として、「C-Tec」というVAPEをここではご紹介!
引用:C-Tec Duoではじまるクリーンなひととき。 – C-Tec DUO
製品名 | C-Tec DUO |
---|---|
価格 | 2,484円 |
こちらのVAPEは「2,500円程度」で購入できるカートリッジ式VAPEで、このタイプのVAPEの中でも手に取りやすい価格帯の製品となっています。
本体の構造としては、ご覧のように
- カートリッジ
- バッテリー
大きく分けて2つに大別され、カートリッジ部分を使い捨て、バッテリー部分を使い回すことで継続的に使用していくスタイル。よって、使い捨て式VAPEの
「丸ごと使い捨てる」
という使い方とは、若干異なる使い方をする点を覚えておきましょう。
そして、肝心の喫煙方法ですが、こちらも至って簡単です。
1:自分の好きなカートリッジを選択する
このタイプのVAPEは、上の写真のように色々なフレーバーのカートリッジが存在するので、自分の好みのカートリッジを選んで購入します。
2:カートリッジをバッテリー部分と合体させる
そして、このカートリッジを、本体のバッテリー部分とクルクルと合体させて、
このような状態までVAPEを組み立てます。
3:口にくわえて吸引する
そして最後に、口にくわえて吸引を楽しみましょう。
吸引と同時にバッテリーからの電力をカートリッジ内部のコイルが熱に変え、フレーバーが蒸気という形で生じますから、それを体内に取り込んで喫煙を楽しむというわけです。
こちらの「C-Tec」の場合、この程度の煙が出てくれるので、思っているよりも吸いごたえが出てくれるのも嬉しいポイント!
以上がカートリッジ式VAPEの使い方ですが、VAPE初心者の方でも馴染みやすい使い方になるのではないでしょうか?
カートリッジ式VAPEのメリット・デメリット
カートリッジ式VAPEの使い方を理解したところで、ここからはメリット・デメリットを確認していきましょう。
まずはメリットから。
カートリッジ式VAPEのメリット
- 衛生的
- 口をつけた部分だけが捨てられる
- 手に入れやすい
- コンビニで手に入り、初期費用も比較的安め
- 繰り返し使えて経済的
- バッテリー部分が繰り返し使えて経済的
メリットとしては、使い捨て式VAPEと似ている部分が多いですかね。丸ごと使い捨てではないものの、口をつけるカートリッジ部分が使い捨てなので、衛生面でクリーンに使えます。
また、こちらも同様にコンビニやドン・キホーテなどの雑貨店などで手に入り、初期費用も5,000円以下というのがほとんどなので、VAPEの入門編としておすすめ!
加えて、ランニングコストの面では「使い捨て式の半額程度」で使用し続けられる点も忘れてはいけないメリットの1つ。筆者の試算では、紙タバコを1日1箱吸う人が使い捨て式を吸うと「15,000円以上」の出費が最低でも必要になるのですが、カートリッジ式だと8,000円以下におさめられることがわかっています。
カートリッジ式VAPEのデメリット
- フレーバー選択の自由度が低い
- 決まったカートリッジしか使えない不自由さがある
- 故障のリスクがある
- 届いてすぐにバッテリーが故障したなんて例も・・
続いてデメリットですが、フレーバー選択の自由度の低さは気になるところですね。
基本的にカートリッジ式VAPEのカートリッジは、特定のバッテリーに適合するものの中の製品からしか選べません。例えば、先ほど紹介した「C-tec」というカートリッジ式VAPEを購入したら、「C-Tec」が販売するカートリッジしか使用できず、他のカートリッジ式VAPEのカートリッジは使用できないのです。
よって、一度バッテリーを購入してしまったら、その後購入できるカートリッジは限られることになりますね。乗り換える際には、再び違う機種のバッテリーを購入しなければならないので、初期投資の分のリスクがあることを覚えておきましょう。
また、カートリッジ式VAPEはバッテリーを使用するVAPEのことですから、当然故障のリスクも存在します。「ハズレの品」をつかまされた場合、
「家に届いて使ったらすぐに壊れた」
なんて話もあったりするので、色々と面倒な部分があるのも事実ですね。その点、使い捨て式VAPEは電力を使いませんし、もし不具合があっても使い捨てなのでそれほど気にならない点が魅力だと言えます。
カートリッジ式VAPEをおすすめできる人
以上でカートリッジ式VAPEの解説は終わりです!
カートリッジ式の場合だと、カートリッジ部分を使い捨てて、バッテリー部分を使い回すので、
「半分が使い捨てで、半分が使い回せるVAPE」
だと言えます。このVAPEをおすすめできるのはこんな人!
- 紙タバコより安く手軽にVAPEを使いたい
- 口をつける部分は「使い捨て」にこだわりたい
- とりあえずVAPEを使い続けてみたい
カートリッジ式はバッテリー部分を使い回せるので、紙巻きタバコや使い捨て式VAPEの半額程度のコストで運用することが可能なので、この点を魅力的に感じる方もいらっしゃると思います。
また、口をつけるカートリッジ部分は使い捨てのため、衛生面で気になる方も満足できると思いますよ!こちらも使い捨て式と同様に
「とりあえず使ってみたい」
という方に人気のVAPEになっているので、よりコスパ良くVAPEを使い続けたいと思っている人に特におすすめ!
リキッド式VAPE
最後に解説するのが、リキッド式VAPEというVAPEになります。
リキッド式VAPEの使い方
まずはリキッド式VAPEの使い方を解説していきます!
今回例として取り上げるのは、こちらの「Frienbr」というVAPE。
製品名 | Frienbr STANDARD |
---|---|
価格 | 4,980円 |
リキッド式VAPEとは思えないほどの鮮やかなカラーが特徴で、このポップな青色は個人的に大好きです!お気に入りの一本なので、今回紹介させていただきました。
さて、ではこのVAPEを使って、リキッド式VAPEの使い方を解説していきます。
1:本体を分解する
リキッド式VAPEを使用する上でまず大事なのが、本体を分解すること。といっても、基本的にクルクル回すだけで分解できるので、それほど難しいことではないのでご安心を。
上の写真のように、クルクル回すことで本体が分解できるので、難しくないですよね!
そして本体をクルクルと分解することで、上半分にくっついていた
こちらのパーツを使って、次に進んでいきます。
2:リキッドを注入する
続いての作業が、リキッドの注入です。リキッドとは、「味のついた液体」のことで、これを加熱して生じた蒸気を楽しむのが、リキッド式VAPEの喫煙方法になるのですね。
なので、あらかじめ本体内部にリキッドを注入しておく必要があるというわけです。
今回紹介している「Frienbr」には、このようなボトルに入ったリキッドが付属してくるので、これを使っていきましょう。味は「グリーンアップルメンソール」!ちなみにこのボトルの容量は15mlで、紙巻きタバコで言えば、これだけでなんと「15箱分」にもなります!
注入の仕方はこんな感じでOK。特に難しいこともなく、7割程度注入したらこの作業は終了です。
3:喫煙を開始する
リキッドの注入が終わったら、分解した本体を組み立て直して、いよいよ喫煙開始です!
他のタイプのVAPEと異なるのは、上の写真の「親指」の部分にあるボタンを押しながら吸引するという点で、これが意外と慣れなかったりします。
紙巻きタバコを始め、他のタバコでは「ボタンを押しながら吸う」ということはしないので、結構な数の人が拒否反応を起こすポイントとして知られているんですよね。慣れちゃえばへっちゃらですけど。
4:メンテナンスを行う
喫煙が終了してまたすぐに使用する場合は別ですが、次の使用まで時間が空く場合はメンテナンスを行う必要があります。
方法はそれほど難しくなく、このように本体を分解して、それぞれを水洗いしておく・・って感じです。これを怠るとVAPEの寿命が確実に縮まるので、基本的に2,3日使用が空くならば行う必要がある行為だということを覚えておきましょう。
リキッド式VAPEのメリット・デメリット
さて、使い方について解説し終えたところで、ここからはリキッド式VAPEのメリット・デメリットについて見ていきましょう。
リキッド式VAPEのメリット
- ランニングコストが非常に安い
- 紙巻きタバコの1/3程度で使い続けられる
- 様々なリキッド・フレーバーを楽しめる
- リキッドをメーカー問わず自由に使えるので、自分な好きなフレーバーが選べる
- カスタマイズが楽しい
- VAPEによっては各種設定があるので、アレンジ要素が強く楽しい
リキッド式VAPEの最も分かりやすいメリットは、ランニングコストが非常に安く済むという点です。
筆者の試算によれば、紙巻きタバコの1/3程度の価格で使い続けられちゃうので、紙巻きタバコを4ヶ月吸う金額で、本体価格「5,000円程度」のリキッド式VAPEなら1年楽しむことができちゃう!これは大きなメリットではないでしょうか?
また、使用するリキッドにメーカーは関係ないので、自分の好きなものや評判になっているものを自由に試してみることができます!カートリッジ式の場合、自分が買った機種専用のカートリッジしか使えないので、リキッド式のこの自由度の高さは魅力的。
リキッド式VAPEのデメリット
- 使い方が複雑
- 難しくないが、慣れるまでは大変
- メンテナンスがめんどくさい
- 怠ると故障の原因になるが、これも結構大変
- 初期費用が高い
- 数千円は覚悟しなければいけない
続いてデメリットですが、やはりハードルの高さはネックになると思います。
先ほどリキッド式の使い方を解説しましたが、他のタイプのVAPEよりもかなり煩雑ではなかったでしょうか?特にリキッドを入れる作業が面倒で、吸い終わる度に毎回行わなければいけないのがネックですね。
また、初期費用の高さも気になるところ。本体丸ごと使い回すので、他のVAPEより高くなりがちですが・・、それでも大切に使えば非常に長持ちしてくれるので、単純に
「初期費用としてどれだけ我慢できるかどうか」
が鍵になると思います。
リキッド式VAPEをおすすめできる人
さて、リキッド式VAPEについても解説し終わりましたが、おすすめできる人はこんな人です!
- タバコ代が高すぎるから、とにかく安く使い続けたい
- 色々なリキッドのフレーバーを楽しみたい
- 前からVAPEに興味があって、ガッツリ極めていきたい
やはり、紙巻きタバコや使い捨て式VAPEの半額以下で使用し続けられる点は、何にも勝るメリットだと言えます。もちろん、購入するリキッドを安いものにするなどの工夫で、いくらでももっと安く使えちゃいますし。
また、リキッドにメーカーによる制限がないですから、自分のお気に入りのリキッドを見つける楽しさなんかもあったりするんですよね。ティラミス味とか、ウーロン茶味とか、意味不明なリキッドをお試し気分で使ってみるのも面白かったりする。
リキッド式VAPEは非常に奥が深く、一度ハマったら筆者のように抜け出せなくなります。単なる趣向品から「趣味」の領域へと入ってしまう可能性も秘めているので、筆者的にはやっぱりリキッド式VAPEがおすすめかな!
VAPEの気になるアレコレに愛用者が答えてみた
この記事の最後に、VAPEに関する気になるアレコレに、愛用者である筆者が1つずつ回答していこうと思います。
吸い方はどうすればいいの?
VAPEに関するよくある質問として、「吸い方」にまつわるものが結構あったりします。何か特殊な吸い方をしているんじゃないかとか、そんなイメージがあるみたいなんですね。
結論から言って、VAPEにおける「吸い方」には、特に正解はありません。自分がやりやすい方法で「スーッ」と吸い込むことが一番大事かな!
参考までに、筆者が長年のVAPE修行により身につけたやり方を解説しておくと、ポイントは
「長く・ゆっくり吸い込むこと」
ですね。VAPEの煙は温度変化によりリキッドが気化することで生じますが、この現象は吸い込む力の強さによっても変化します。強ければ強いほど、より多くのミストが肺まで入ってきますが、満足感はちょっと薄いかな。逆に長めにゆっくり吸い込めば、それなりの満足感を得ることができるのでおすすめ!
まあでも、「方法」ってほど堅苦しいものではなくて、極端に言えば「吸い込んで吐き出す」ことができれば誰からも文句は言われません。よって、吸い方に関してはあんまり気にしなくてもいいと思うぜよ!
安全性ってどうなの?
皆さん気になるのが「VAPEの安全性」だと思いますが、まず大前提として
「”科学的レベル”での安全かどうかの決着は、未だについていない」
ということを理解しておく必要があります。VAPE・電子タバコは紙巻きタバコと比べて圧倒的に歴史が浅く、様々な研究結果や臨床データが不足している状態です。このような状態で「安全かどうか」をハッキリさせることは困難を極めますから、以上の大前提を頭に入れておいてください。
安全性に関する一般的な認識
ということで、先ほど解説した前提を踏まえた上で、一般的な認識の範囲での安全性を語るとするならば、
少なくとも紙巻きタバコよりは安全性が高そうではある
こんな感じの言及がギリギリのラインだと思います。少なくともニコチン・タールが含まれていないので、
- (タールによる)高い発がん性
- (ニコチンによる)強い依存性
以上2つの健康的な懸念事項がクリアになることから、さすがに紙巻きタバコよりは安全だろう?って認識が一般的というわけです。
それに、VAPEのリキッドの主成分は、
- PG(プロピレングリコール)
- VG(ベジタブルグリセリン)
以上2つの成分で、どちらの成分も比較的私たちの生活に馴染みのある成分なのですね。一番分かりやすいところで言えば「コンサート会場で焚かれるスモーク」と同じもの。こういった話を聞くと、漠然としていたVAPEの安全性というものが、多少は理解できるのではないかと思います。
ただし、どれだけ私たちの生活に馴染みがあるからといって、
VAPEはコンサート会場で使われてるスモークと同じ成分だから、100%安全だよ!
と言い切っちゃうほど、筆者は無責任ではありません。だからこそ、先ほどの前提のように科学的証明がされていないことから、「安全性が高そうではある」というなんとも歯切れの悪い結論になてしまうのですが・・、皆さんに嘘は伝えられませんからね。本当は「安全です!」って言い切りたいところなのですが、このあたりでお許しいただければと思います。
なお、VAPEの安全性に関してもっと深く知りたいという方は、筆者が「VAPE」の安全性に絞って解説したこちらの記事をご覧になってみてください!
未成年でも使っていいの?
VAPEや電子タバコにまつわるよくある質問として、
「未成年でも使っていいんだよね?」
というものがあります。コンビニやドンキにも普通に陳列されていますから、そういった部分で「規制がない」と思われているのでしょうか。
結論から言えば、VAPEはタバコの葉を使っていませんし、タバコ由来の成分(主にニコチン)も使用しませんから、法律上はタバコではありません。よって、あくまで日本の法律的に見れば、未成年がVAPEを使用しても問題がないことになります。
法律的にはOKだが・・
しかしながら、いくらVAPEが法律上未成年の使用がOKだとしても、社会通念上正しいことなのでしょうか?
もしあなたが成人している大人の場合、未成年の子供がVAPEを使用することに対して、何らかの違和感を感じることは間違いないと思います。
法律上OKだとしても・・、なんかやっぱダメだよなぁ
といった具合に。そして、この違和感の正体は、
「”タバコ”と名のつくものを未成年が使用して問題ないのか」
というものですが、皆さんの抱える不安の通り、大きな問題があるのです。
VAPEは電子タバコとも呼ばれるもので、繰り返しにはなるものの、法律上タバコではないですが、「煙」は普通に出ますし「タバコ」という名前で売られたりしています。このことから、未成年者にとって「オトナ感」を演出するにはもってこいのものなのですね。
あのくらいの年代は、総じて大人の世界に憧れるものですが、その欲求をVAPEで満たそうという動機が働くというわけです。そして一段オトナの階段を上ったという錯覚を覚えた子供は、さらなる刺激を求める危険性が極めて高いと言えます。
このように、VAPEそのものの使用で大問題が起きるわけではないものの、「VAPEの先」にあるもの、言い換えれば
- 紙巻きタバコ
- シンナー
- ドラッグ
このようなものの入り口になる危険性を孕んでいる点が問題なわけですね。一番近いのは「未成年喫煙者」への入口ですが、それよりも怖いドラッグなどに手を出してしまったら・・絶対ダメですよね。
よって、どれだけ法律上でOKという理屈を押されたとしても、未成年のVAPEの使用を許してはいけないことがお分かりになると思います。
「社会通念上NG」という曖昧な表現になりましたが、そもそも国レベルでVAPEに関する法律を作れば済む話です。未成年にまつわる問題があることを認識しているにも関わらず何も手を打たない現状は、極めて怠慢であると言わざるを得ません。
女性が吸ってて変じゃない?
最近ではVAPEの女性ユーザーも徐々に増えてきているものの、やはり全体で見れば男性の方が多い現実があります。
したがって、
女性が吸っても変じゃない?
といったような疑問を持つ方もいらっしゃるようです。
結論から言えば、女性がVAPEを使用していても、全く変じゃないですよ!筆者の周りにも徐々に女性ユーザーが増えてきていますし、何より
「女性向けVAPE」
なるものも開発・販売され始めているので、今後確実にVAPEの女性ユーザーは増えると思います。
例えば、こちらの「+Beauty」というVAPEは、縦長かつスリムなデザインが女性に大人気の一本。また、
- ビタミンC
- コラーゲン
- ヒアルロン酸
といったような美容に効果のある成分を蒸気に含んでいるということで、VAPEを吸いながら美容にも効果があるかもしれないという点で、非常に面白いVAPEとなっていますよ!
このように、色々なニーズに向けて商品がたくさん開発されているので、自分にあったものを選んでみるのも面白いかもしれませんね^ ^
まとめ
この記事では、あまり正確に知られていないVAPEの基本的な知識について、詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事が、皆さんのお役に立てれば嬉しいです!最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
タールは発がん性が極めて高い化学物質なので、VAPEを使えばこれを摂取しなくて済む点は非常にありがたいですよね!