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この記事をご覧になっている方なら知っていると思いますが、JTによる加熱式タバコPloom TECHは「ニオイがほぼ0」として有名です。めちゃめちゃクリーンなタバコなので、人によっては魅力的に映ると思います。
・・が、一方で、
- 吸いごたえがちょっと弱い
- 本体が色々と使いにくい
などの理由で、いくつかの不満点が指摘されているのも事実。実際筆者も、Ploom TECH発売からかれこれ1年以上使ってきていますが、確かに気になる部分があるのがホンネです。
そこで選択肢に入ってくるのがPloom TECHのカプセルを使えるデバイス、いわゆる「互換機」というやつですが、その中でも「V-TECH」は互換機らしからぬクオリティを備えているとして話題に!
ということでこの記事では、タバコマニアの筆者がPloom TECH互換機「V-TECH」を実際に買って使ってみたので、そのレビューをガッツリお伝えしていきます!
目次
V-TECHの基本情報

製品名 | V-TECH(ヴイテック) |
---|---|
価格 | 5,918円 |
メーカー | VP Japan |
まずはじめに、V-TECHの製品情報や特徴、安全性などについてリサーチしてみたので、それぞれについて詳しく解説していきます。
最初に価格ですが、上記表のように「5,918円」となっていました。互換元のPloom TECH正規品が「3,000円」という価格なので、互換品でありながら価格は高いという、ちょっと珍しい製品。
また、カラーバリエーションについては上記画像のように、
- ダークグレー
- レッド
- ブラック
以上3種類が用意されています。個人的にはレッドが「ワインレッド」的な鮮やかな赤色なので、結構好みですね。今回は「レッド」カラーを買ったので、後ほどたっぷりレビューをお届けします。
V-TECHの特徴はズバリ「本体液晶ディスプレイ」にある!

一般的に考えて、互換品の最も訴求できるポイントは「価格の安さ」なので、それを度外視した互換品、それが「V-TECH」であることがわかりましたね。
正規品より高いのはちょっと・・、いや、かなりの残念ポイントのように感じますが、それでもV-TECHは結構人気のPloom TECH互換品なんです。つまり、価格面を覆すほどのメリットや特徴を持っているということなので、マニア視点でV-TECHを深掘りしてその真相を探ってみたところ、本体に備え付けられている「液晶ディスプレイ」がとにかくスゴイということがハッキリしました。
では、どうして液晶ディスプレイがスゴイのかについて、ここではマニア視点で解説させていただきます。
Ploom TECHの問題点
ご存知の方もいるかもしれませんが、V-TECHの液晶ディスプレイのスゴさをお伝えする前に、まず最初に互換元であるPloom TECHについて紹介させていただきます。

こちらが筆者の手持ちのPloom TECHになりますが、スリムでシンプルなデバイスは、タバコとは到底思えない雰囲気を出していますよね。しかも使い方は吸うだけなので、スゴく分かりやすいです。
しかし一方で、タバコカプセルやカートリッジの寿命(残量)が分かりにくく、使用する上でこれが結構不便だったのも事実。これをもう少し解説すると、

Ploom TECHはこのように、上から順に、
- タバコカプセル
- 中にタバコの葉が入っている
- カートリッジ
- タバコカプセル内部のタバコ葉から、ニコチンを抽出するための液体が封入されている。VAPEで言うアトマイザー・コイル部分。
- バッテリー
- 本体を駆動するための電力を供給するパーツのこと
3つに分類することができます。そして、このうちバッテリー部分が買い切りでずーっと使っていくことになるのですが(これが3,000円)、タバコカプセルとカートリッジについては普通のタバコと同じようにコンビニなどで都度調達する必要があります(両者がセットで490円)。

それがこれですが、この中に、
タバコカプセル | 5個 |
---|---|
カートリッジ | 1本 |
上記の内容が入っているのですね。

これです。
ちなみに、タバコカプセル1個で50パフ(吸い)できて、カートリッジ1本でカプセル5個分となっています。要するに、Ploom TECHのタバコ一個で、250パフは最低限吸えることが確約されるということ。
さて、ちょっと前置きが長くなりましたが、以上がPloom TECHの基本的な情報になります。上記解説を見て、こんな違和感を抱いた人もいるのではないでしょうか?

ではこの問題は実際どうなっているかというと、もちろん自分で数える必要はなく、本体側が50パフを管理するというシステムでカプセルとカートリッジの管理がされるわけです。ただ、Ploom TECHを使ってみると分かりますが、これが結構問題なんですよね。
何が問題って、50パフを本体側が認識してくれてないんじゃね?ってことがしょっちゅうなんですよ。まだ30パフくらいで交換の合図を出すこともありますし、逆に50パフを明らかに超えても交換の合図を出さないこともある気がします。
こうなると何がマズイかって、カートリッジを上手く使えなくなってしまうんですよね。カートリッジはカプセル5個分、要するに「250パフ」分で作られているのですが、仮に50パフより早く交換を求められると、最終的にカートリッジの中に入っているリキッドが余って無駄になります。
一方で、交換の合図が遅いと、カートリッジの寿命を早めに使い切ってしまい、スカスカの状態で最後のカプセルを吸うことになります。
これこそがPloom TECHの最大の弱点だったわけなんです。この記事では「カートリッジ問題」とでも名付けましょうか。
液晶ディスプレイは「カートリッジ問題」を見事に解決する
ではここで、V-TECHの液晶ディスプレイについて見てみましょう。

これがV-TECHの液晶ディスプレイの詳細ですが、画像のように、以下の3つの機能が搭載されています。
- タバコカプセル残量表示
- カプセル残量を20分割の円で表示。0になったら振動。
- カートリッジ残量表示
- カートリッジ残量を20分割の円で表示。0になったら振動。
- バッテリー残量表示
- バッテリー残量を20分割の円で表示。
いずれの機能もPloom TECHにはなかったもので、ユーザーが快適に使用する上で非常に有意義な役割を果たしてくれるはず。
「1パフで残量が必ず減る」
ということが視覚的にハッキリと分かるので、今までのような「カートリッジ問題」に苛まれることなく、適切なタイミングでカプセルやカートリッジを交換することが可能です。
これは本当に便利な機能なので、Ploom TECHをより快適に使いたい人、あるいは正規品以外に選択肢を探している人には、ぜひ注目してほしいポイントですね。

筆者の知る限りでは、このような残量管理システムを搭載してる互換機は存在しない。どの互換機も安さだけを訴求点としているため、V-TECHが互換機の中でも特徴的な一品であることがわかるだろう。
V-TECHの安全性はどうなの?
V-TECHが互換元のPloom TECHにはない残量管理システムを搭載していることを紹介しましたが、安全性について気になる人もいると思います。
互換機って、やっぱり正規品に比べて怪しさはちょっとだけありますしね。ということで、V-TECHの安全性についてもリサーチしてみました。
本家と同じで「タールフリー」
タバコの安全性と聞いて最も懸念される点が、有害物質の有無だと思います。具体的にはニコチンとかタールとか、ですよね。
そこでリサーチしてみましたが、V-TECHは互換機と言えどPloom TECHのタバコカプセルやカートリッジを使用した「加熱式タバコ」になるので、
- ニコチン:含まれる
- タール:含まれない
ニコチンとタールに関してはこのようになっています。ニコチンについてはタバコの葉に含まれる成分なので当然含まれているのですが、タールに関しては「燃やさない」ので一切出てきません。
タールは発がん性物質が60種類以上含まれる非常に有害な物質なので、これがフリーになっているのは嬉しいポイントですよね。紙タバコからは当然発生するので、健康にこだわりたいなら間違いなく加熱式たばこがおすすめです。
また、機械的な安全性についても、メーカーであるVP Japanは日本の企業なので、安心して利用してOK。電子タバコを専門に扱うメーカーでもあるので、筆者は結構馴染み深い会社です。
V-TECHの口コミ・評判
続いては、V-TECHの口コミや評判についてです。購入前に良い口コミ、悪い口コミの両方をチェックすることが重要なので、忘れずに確認しておきましょう。
V-TECHの口コミレビュー

コンパクトで使いやすい!
ボックス型の電子タバコのような大きさを想像していたのですが、想像以上にコンパクトで軽くて良い!どれくらいカプセルが残ってるのか確認できるのも便利!ワインレッドカラーで毎日使うのが楽しみです!

価格が高い珍しい互換機
大体の互換機は正規品よりも安いことが普通ですが、これは珍しく高いです。しかし、搭載されている機能を見れば納得できます。本家のPloom TECHより遥かに作り込まれているので、使う人によっては魅力的なタバコだと思いますよ。でもやっぱり値段が気になるところ。正規品より高いってので、購入を躊躇してしまう人が多いんじゃないかな。

吸いごたえを感じられるのは気のせい?
残量を確認できるのを魅力に感じましたが、正規品より強い吸いごたえを感じられるのは嬉しい誤算でした。ちょうどPloom TECHのバージョンアップバージョンであるPloom TECH+を買おうか迷っていたところだったのですが、とりあえずこれで事足りそうでよかったです。これを正規品にしても良いんじゃない・・?って思いますね(笑)

Ploom TECHよりもGoodです
他の方が言っている通り、ディスプレイで確認できるのは非常に便利ですね。味わいや吸いごたえについては、正規品とほとんど変わらないか、ちょっと向上している気さえします。特に煙の量が多く感じるので、吸いごたえもアップしてるんじゃないかなー。この辺も含めてしっかりと作り込まれていると感じました。おすすめできる互換機です。

優秀なPloom TECH互換機です
もともとPloom TECHの正規品を使用していましたが、カプセルやカートリッジの交換タイミングで煩わしいことが多かったため、正確に管理できるというこちらの製品を買いました。言われていた通り、ディスプレイ上でカプセル、カートリッジの残量が視覚的に理解できるため、正規品よりも圧倒的に分かりやすいです。ちょっと高いですけど、快適に使用できるようになったので、満足しています。
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V-TECHを実際に買って使ってみたのでマニア視点でレビュー
ではここからは、V-TECHを実際に買って使ってみたので、マニア視点でレビューしていきたいと思います。
今までずーっとPloom TECHを吸ってきたので、V-TECHでどう変わるのか、非常に楽しみです!
V-TECHを写真付きでチェック
まずはV-TECHを写真付きでチェックしていきましょう。

こちらが筆者が購入したV-TECHのパッケージ!梱包がしっかりした状態で配送されてきましたが、今回購入したのは鮮やかなワインレッドが映える「レッドカラー」です。パッケージを見てもカッコよさが伝わってきますね。

早速パッケージを開封してみて中身を確認しましたが、ケースが丸ごと入っていました。購入時にケースをセットでつけてくれるのは、ちょっとだけお得感がありますね。スターターセット感があって良い商品。

そしてこちらがケースを開けてみた写真ですが、赤色の本体がケース右側に、充電ケーブルがケース左側に入っていることがわかります。
V-TECH本体
ではここから、セット内容の詳細を写真で見ていきます。最初はV-TECH本体からチェックしていきましょうか。

早速、V-TECHを手に持ってみました。予想通り、非常にシックな赤色で、ワインレッドって表現がしっくりきますね。カッコよくてもう気に入りました(笑)

本体表面はこのようになっており、金属、もっと言えばアルミ感が強いですね。表面はしっかり研磨されている感じがありますが、若干ザラザラしているため、手から滑り落ちるなんてことはなさそうです。

そしてこちらが本体底面。細かい穴が開いた部分はおそらく「通気口」で、ここから吸引時に空気が入ることで、喫煙が行われるのだと思います。また、右側には充電コネクタが見えます。micro USB規格なので、専用の充電器が必要なPloom TECHよりも手軽でいいね。
充電ケーブル

そしてこちらが付属の充電ケーブル。このように頭同士がマグネットでカチッとくっつくようになっているので、ケースに収納する際にコンパクトになってGood。

マグネットを開くとこのようになるので、USB側を、

このようにブスッと挿し込めば簡単に充電できます!Ploom TECHより簡単に使えそうですが、使い方についても次で解説しています。
V-TECHの使い方
写真によるV-TECHの紹介が終わったところで、次にV-TECHの使い方について写真付きで詳しく解説していきます!
1:本体の電源を入れる
最初に本体の電源を入れていきます。

上記写真のように、本体にある「電源ボタン」を長押しすれば、「ヴヴヴ」というバイブレーションと共に電源がONに。バイブレーション付きでわかりやすいのがいいね。
2:カプセル・カートリッジをセットする
次に、Ploom TECH専用のカートリッジとカプセルを、V-TECHにセットしていきます。

まずこちらがPloom TECHのタバコカプセルです。メンソールフレーバーが一番クセがなくて吸いやすいので、今回は緑色のメンソールを用意しました。

カプセルのパッケージのふたを開けると、このように、
- カートリッジ
- カプセル5個セット
の2つがセットとして入っています。

まずこれがカートリッジですが、開封してみると、

こんなのが出てきます。この中にカプセルに入ったタバコの葉から「タバコ成分(ニコチン)」を抽出するための溶液が入っているわけです。

そしてこちらがタバコカプセル5個セット。1個で50パフ(吸い)出来るということなので、1箱で250パフ出来ることになりますね。

カプセルを取り出すとこんな感じ。この中にタバコの葉を粉末にしたものが入っています。

カートリッジの上部にカプセルをこのようにして、

それを挿入すれば、カートリッジとカプセルが一体化。これで下準備は終了です。この一体化したものを、

V-TECHの上部にある挿入部分に差し込み、クルクルと回せば、ネジの要領で、

このようにセットされます。上の写真にあるように、セットした段階では、液晶中の、
- カプセルマーク
- 水滴マーク(カートリッジのこと)
上記2つが共に「100%」となっているので、新品ということを表してくれているわけですね。
3:吸う
ここまでの下準備が終わったら、いよいよ喫煙開始です。

この辺は本家と同様で、カプセル部分に口をつけて吸い込めば、ここが吸引口となっているので、「スゥー」っとニコチン入りの「タバコベイパー」が体内へと入ってきます。
吸引と同時にボタンを押す必要なく、本家と同じで吸うだけで喫煙できるので、この「自動吸引」はそのまま踏襲してくれていたのでよかったです。
4:残量を確認する
吸ってる時、あるいは吸い終わった時に、本体の液晶ディスプレイにてカプセルやカートリッジ容量の残量を確認できるのが本製品の特徴。よって、ここでは残量の確認方法についてザッとレクチャーしていきます。
まず、ディスプレイの表示方法ですが、

上記写真のように、電源が入っている状態で、電源ボタンを押すと、

このように、液晶が立ち上がりますので、好きな時にチェック可能です。
で、肝心の残量機能なのですが、実際に試してみたところ、

まず上記写真が、「1パフする前のディスプレイ」になります。要するに、一回吸う前のディスプレイで、
カプセル | 74% |
---|---|
カートリッジ | 94% |
このようになってますね。この状態から、「1パフ」、要するに1吸いした後のディスプレイがこちらになります。

ちょっとまとめてみると、
カプセル | 74% → 72% |
---|---|
カートリッジ | 94% → 94% |
これが「1パフ」の結果ですね。まずカプセルですが、カプセルは1個で50パフできる・・、つまり、
「1パフ = 2%」
になるので、1パフで2%減っている結果は、正しいと言えますね。
次にカートリッジですが、カートリッジは5個のカプセルに対し1本付属するので、カートリッジ1本でカプセル5個分、すなわち、「250パフ分」となります。ゆえに、カートリッジの1パフは、
「1パフ = 0.4%」
です。よって、1パフで%が減っていない結果は、一見すると機能していないように感じますが、正確に機能していることがわかりますね。
このように、しっかりと残量機能が働いてくれるので、使用する上では非常に助かると思いますよ!
5:カプセル・カートリッジを交換する
上述のように、カプセルとカートリッジの残量は吸うごとに減っていきますが、いずれ0を迎えます。そこで交換する必要があるのですが、この辺がちょっとだけ煩雑なので解説していきます。
まずカプセルを吸い終わると、

上記画像のように、
カプセル | 0% |
---|---|
カートリッジ | 80% |
このように表記されるはずです(カプセル5個入りなので、1個あたりカートリッジの20%相当だから)。このようになるとこれ以上吸えなくなるので、カプセルを取り外して交換をしていきましょう。
ただ、ここで注意なのが、カプセルを交換しても「ディスプレイのカプセル部分が100%に戻らない」ということ。じゃあどうするのかと言えば、「Resetボタンを長押しして手動で100%に戻す」必要があるわけです。
Resetボタンとは、電源ボタンの上にあるボタンなので、ここをカプセルを交換する際に長押しすれば、再びカプセルの残量が100%となり再び残量表示が機能します。もちろん、カートリッジ残量はそのまま。
そして、カートリッジの交換方法ですが、こちらはカプセルより簡単で、本体から取り外してしまえばOK。するとカートリッジ残量も「自動的に0になる」ので、手動で0%にしなければいけないカプセルより簡単です。
しかし、ここで気をつけなければいけないのは、「自動的に0になる」という点で、逆に言えば使い切っていないカートリッジを取り外してしまうと、無条件で0%となってしまうのです。
したがって、別のフレーバーを吸いたいとなった時に、カートリッジを外してしまうともうアウト。この辺は若干使いにくい部分ですよね。ただカートリッジを外す機会ってほとんどないので、個人的にはあんまり気になりません。
V-TECHを使ってみた感想
V-TECHの使い方について解説したところで、ここからは実際に使用して見た感想について、正規品であるPloom TECHと比較しながらレビューしてみました。
1:煙・吸いごたえ
まずは煙や吸いごたえについてですが、こちらは総じてポジティブな結果となってくれました。論より証拠なので、まずは煙について見ていきましょう。


1枚目の写真が「V-TECH」、2枚目の写真が「Ploom TECH」の写真ですが、一目瞭然ですよね。V-TECHの方が圧倒的に煙の量が多いです。
この結果は口コミにあった通り・・なのですが、正直筆者は口コミを信じてなかったんです。だって、いくら互換機と言えど、同じカプセルとカートリッジを使うわけですから、

どうせほとんど同じなんでしょ?
って懐疑的になるのが普通ですからね。今までPloom TECHだけでなく、iQOSなどの互換機もいくつか使ってきましたが、ほとんどなにも変わらないか、劣化する(ほとんどこっち)ってのばかりだったので、なおさらです。
そんな中で、V-TECHは煙の量が多くなったので本当に驚きました。しかも、少しとかではなく、「目に見えて」なので、良い意味で裏切られた形ですよね。
そして、煙の量が増えたということは・・、そう、「吸いごたえ」についてもグーンとアップしていました。体感ですが、
「Ploom TECHの1.5倍〜2倍程度」
アップしていたと感じられ、こちらも想像以上の伸び幅です。いやー、本当にスゴイ。
もうちょっと具体的にいうと、Ploom TECHは吸っていて「スカスカ感」が気になるのが嫌だったのですが、V-TECHは煙の量が多いからか、それがありません。代わりに「濃さ」が感じられ、それに伴ってニコチンが脳に来るタバコ特有のあの感覚が、しっかりと押し寄せてくれます。
ということで、煙と吸いごたえについては、文句なしの出来と言っても言い過ぎではないと思いますよ。100点、いや、正規品を優に超えているので200点をあげてしまっても良いかも。それくらいのスゴさを感じられました。
2:使用感・使い方
煙と吸いごたえの次にレビューするのが「使用感・使い方」についてです。こちらについても致命的な欠点などはなく、総じてポジティブな印象を抱いております。
まず使用感ですが、正規品であるPloom TECHとの大きな違いとして、「ボックス型」という形状の違いが挙げられます。


1枚目がPloom TECH、2枚目がV-TECHですが、明らかに形が変わってますよね。したがって、Ploom TECHの縦長のスリムデザインが気に入っている方にとっては、やや違和感を抱く方向性となってしまうかもですが、

金属製のボックス型と言えど、「56.0g」というかなりの軽量仕様となっているため、ぶっちゃけ使っていて不満に思うことはなかったですね。
私たちに馴染みある「iPhone8」が「156.0g」だったので、スマホのおよそ1/3の重さというイメージを持てば、結構軽いって思えません?本体サイズも、手のひらにスッポリおさまってくれる形をしているので、持ちやすさもバツグンです!
他の違いとしては・・、そうですね、電源のON/OFFをしないといけないってところでしょうか?Ploom TECHは常に電源がONになっているというか、「吸ったら電源が自動で入る」という仕様となっているので、ボタンを通じて電源を入れないといけない点はややマイナス要素かもしれません。
続いて使い方についてですが、基本的なものはPloom TECHと同様であり、追加の作業としては「残量確認のためにボタンを押す」くらいなので、さほど違和感なく使えました。
液晶の表示についても、

このように、上から順番に、
- カプセル残量
- カートリッジ残量
- 本体バッテリー残量
がクッキリと映し出されてくれるので、視覚的・直感的に確認できて非常に使いやすい。しかも、使っていて思ったのが、
- どのくらい残量があるのか
- どのくらい「吸ったのか」
上記のように残量確認に加えて、「吸った量」についてもしっかり確認できることになるので、本家Ploom TECHにあったような「吸いすぎ」を防止してくれるという副次的な効果も確認できました。
以上より、Ploom TECHのボタンが1つもないシンプルデザインからはやや後退してしまったものの、それを上回るメリットを液晶ディスプレイから得ることができたので、個人的には使用感や使い方についても、「素晴らしかった」という評価を下してしまって良いと感じます。
3:コスパ
さて、ここまで文句のつけようがないほどの完璧ぶりを見せてくれているV-TECHですが、やっぱり「コスパ」ですよね。ここについてはどうなんでしょう?Ploom TECHとV-TECHの価格を以下の表で改めてまとめてみたので、復習してみましょう。
V-TECH | 5,918円 |
---|---|
Ploom TECHスターターキット | 3,000円 |
なるほど、およそ2倍以上の価格ですか・・。これを見てどう感じるかはそれぞれですが、実際に使用してみた上でこれを見ると、

決して安くはないけど、個人的にはおすすめしちゃうかも。
ってのが率直な感想です。だって、正規品よりも使いやすいし、何より「吸いごたえ」があるんだもん(笑)
正直に話すと、「使いやすい」ってだけだったら「正規品でいいよ」って言ってた可能性大なのですが、タバコで最も大事な「吸いごたえ」にここまで大きな影響が出るとなると、話は変わってきますよね。
吸いごたえが強いってことは、結果的に吸う本数も減るし、ディスプレイで残量が把握できるので、正規品特有の「無駄吸い」もなくなりやすいと言えます。よって、Ploom TECH正規品とV-TECHの価格差である「3,000円」は、ぶっちゃけ使ってれば回収できる差額だと思いました。
それに、ケースもついてるからね。コスパはそこまで悪くないと思いますよ!Ploom TECHに満足できない人なら、「むしろお得」とも言えるって思ったしね!
結論:正規品より圧倒的に使いやすい最高の互換機
ということで、そろそろ結論です。Ploom TECH互換機であるV-TECHを実際に使ってみた結果、以下のことがわかりました。
- 煙の量は一目瞭然。非常に多く出てくれた!
- 吸いごたえ大幅アップで、「吸ってる感」増大!
- ボックス型ということで、縦長デザインじゃないのは注意が必要
- 本家とは違い、ボタン操作が追加された
- 金属筐体だが、重量については全く気にならない
- 液晶がとてもクッキリで見やすい
- 本家の2倍の金額は確かに安くはない
- しかし、金額差を上回るメリットを享受できるぞ!
以上を考慮した上で結論を出すなら・・、

V-TECHは超おすすめのPloom TECH互換機だった!
ってのになります。だって、吸いごたえアップするんですよ?全く同じカートリッジ、カプセルを使っているのに・・です。こりゃおすすめしないわけにはいきません。
それに加え、液晶ディスプレイで残量を可視化するので、使いやすさは抜群に良いです。ハッキリ言って、本家Ploom TECHを食ってますね、これは。
体感では、JTの新型Ploomシリーズである「Ploom TECH+」をも上回る・・はちょっと言い過ぎですが、少なくとも匹敵するレベルの吸いごたえを実現していたので、驚きを隠せません。
「ならPloom TECH+でよくね?V-TECHと価格同じだしさ」
って思う人もいるかもしれないですが、

Ploom TECH+、めちゃめちゃ大きいんですよね・・。これ外に持ってくとなると色々と不都合が生じるので、だったら、

筆者はこのサイズ感のV-TECH選んじゃいます。それに、Ploom TECH+はPloom TECHとは異なる専用のタバコカプセルを使用するので、まだまだラインナップがないんです。なので、Ploom TECH互換機のV-TECHの方がおすすめ。
今までPloom TECHを吸ってた人、あるいはPloom TECHを初めて吸う人、色んな人におすすめできる一品となっているので、気になる方はぜひ試してみてください!
V-TECHはどこで買うのが一番お得?
以上がPloom TECH互換機「V-TECH」のレビューになりますが、いかがでしたか?購入を迷っている方もいるかもしれませんが、どこで買うのが一番お得かについてもリサーチしてみました。
公式からの購入が無難か
リサーチの結果を以下の表でご確認ください。
サイト | 価格(税込) |
---|---|
VP Japan公式 | 5,918円 |
Amazon | 5,918円 |
楽天 | 5,918円 |
個人的にはamazonや楽天の方が多少なりとも安いかなーとか思ってましたが、どのサイト・ショップで購入しても値段が変わらないことが分かりました。配送料などを考えると、無料のamazonがちょっと安いかな?
よって、サポート面を考えると、特に3サイトにこだわりがないなら公式からの購入が無難かなーってのが筆者のホンネです。購入の参考にしてみてください!
V-TECHをおすすめできるのはこんな人!
ここからは、V-TECHを実際に使用した筆者目線から、V-TECHをおすすめできる人について解説してみました!
Ploom TECHに不満がある人
Ploom TECHはニオイが少ないというか、ほぼ0のクリーンな加熱式タバコですが、一方で本体自体に色々な欠点が存在しています。その欠点の中でも、
- 残量が確認できない
- カプセルとカートリッジの交換タイミングが分かりにくい
上記2点はなかなかに由々しき問題ですよね。実際に使用したことがある方なら分かると思いますが、紙巻きタバコやiQOS、gloのように1本1本の吸いきりタイプじゃないので、結構使いにくいんですよね。直感的じゃないというか。
一方で、ディスプレイ上で残量を確認できるV-TECHなら、今まで使いにくく感じていたPloom TECHが別物に変わります。ほんと、世界が変わるレベル。
視覚的に残量をパッと見で確認できるので、無意識の中で吸う量のコントロールができるのもGood。Ploom TECHって普通のタバコのように「吸い終わり」がないので、吸おうと思えば1カプセル終わるまで無限に吸ってしまいますから、このような「無駄遣い」がなくなるのも意外なメリットです。
正規品よりもよく作り込まれていると感じましたので、気になる人は是非チェックしてみてくださいね!
Ploom TECHより吸いごたえが欲しい人
今回V-TECHを使用する上で、上述した残量管理のディスプレイに注目して使っていたのですが、意外な副産物として「本家より強い吸いごたえ」も感じられました。
Ploom TECHは結構スカスカ感のある加熱式タバコなのですが、それを補うような「濃厚さ」を感じさせてくれたので、吸った後の充足感は本家より得ることができますね。
体感ですが、Ploom TECHの上位機である「Ploom TECH+」に匹敵・・はできないけど、それでもそれに近いような吸いごたえを実現していたので、非常に驚きました。同じカプセル、カートリッジを使っているのに、不思議ですよね。
よって、Ploom TECHを使っていて、吸いごたえをより求めたい方には、V-TECHは結構おすすめ!残量管理システムと合わせて、要注目ですよ!
V-TECHに関するよくある質問
最後に、V-TECHに関するよくある質問について、実際に使用した筆者自ら回答させていただきます。
保証はちゃんとあるの?
Ploom TECHを含めた加熱式たばこは、電子機器であるため何かと故障が気になるアイテムでもあります。故障の代名詞と言えばiQOSですが、Ploom TECH互換品であるV-TECHについても気になるところですよね。
結論から言えば、保証関連について気にする必要はありません。本体に付属している保証書に加え、

このように、本体パッケージ側面に記載されているシリアル番号があれば、6ヶ月の製品保証を受けることが可能です。したがって、安心して購入して問題なさそうですね!
Ploom TECHの何を買えば使えるようになるの?
本製品はPloom TECH互換機なので、Ploom TECHの何を買えば使えるようになるのかについて、疑問に思う人もいると思います。
Ploom TECHには、
- Ploom TECH本体
- タバコカプセル+カートリッジ
以上2つの製品が存在しており、それぞれを用意することでPloom TECHを使うことができるようになるのですが、V-TECHは「Ploom TECH本体」と互換性がある製品です。
よって、V-TECHに加えて「タバコカプセル+カートリッジ」を購入すれば、問題なくV-TECHをPloom TECH互換機として使用することが可能です。

こちらがその「タバコカプセル+カートリッジ」のことですが、いわゆる「タバコ」で消耗品になるので、コンビニにて「490円」にて購入できます。今回本記事で紹介したのはメンソールでしたが、レギュラーフレーバーはもちろんのこと、色々なフレーバーが販売されているので、V-TECHさえ購入すれば、飽きずにPloom TECHのタバコカプセルを使い続けられると思いますよ!
まとめ
ということで、この記事ではPloom TECH互換機である「V-TECH」についてレビューしてみましたが、いかがでしたか?
非常に品質が高いアイテムであり、互換機と言いながら本家以上のパフォーマンスを発揮してくれたので、個人的には購入して非常に満足しています。買ってよかった!
また、Ploom TECHは禁煙にも有用な加熱式タバコなので、禁煙目的で紙巻きタバコから乗り換えたいと思っている喫煙者の方にもおすすめですよ!
この記事が皆さんのお役に立てば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
普通のタバコみたいに、吸い終わりがハッキリ分かるわけじゃないよね?カプセル1個で50回吸えるのはわかったけど、自分でそれを数えてなきゃいけないの?