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一昔前までは、
- 紙巻きタバコに憧れる
- 紙巻きタバコ吸ってる人ってカッコいい!
紙巻きタバコに対してこんな風なポジティブなイメージが根付いていました。あの頃はタバコも安かったし、いい時代だったな・・(しみじみ)。
一方、今は「嫌煙家」の流れが否応なく進み、もはや「喫煙者に人権はない」と言えるほどまで喫煙、紙巻きタバコに対するイメージが悪化してしまっています。タバコがこれほどまでに嫌われる理由には、「健康問題」や「吸い殻問題」など色々ありますが、
「喫煙者の口臭がキツすぎる」
というのもまた、タバコが嫌われる理由の一端となっていることは疑いようのない事実。実際のところ、タバコを吸うことによる口臭の悪化により、禁煙を考えている方も多いと思います。
そこでこの記事では、紙巻きタバコやIQOSなどの加熱式タバコに変わる、VAPE(電子タバコ)に着目し、
- 紙巻きタバコで口臭が悪化してしまう理由
- 「口臭ケア」の為にもVAPEに乗り換えてみよう
以上のような流れで「VAPEがタバコの口臭対策になる」ことをじっくり解説していきます!最近はVAPEへと乗り換える人が非常に多くなってきていますから、気になる方は要チェックです!
目次
紙巻きタバコは何故あんなにも口がクサくなるのか
筆者も1年ほど前までは「紙巻きタバコを吸う喫煙者」でしたが、現在は加熱式タバコのgloと電子タバコ(VAPE)を併用しているため、紙巻きタバコからは無事卒業することができました。
そして、紙巻きタバコから離れた今は、紙巻きタバコ喫煙者に対して、申し訳ないですがこう思ってしまいます。
紙タバコ吸った後の皆さんの口臭、本当にキツイです
喫煙者の口臭は「嫌われる」要因になる
正直話、喫煙者からすれば自分の口臭はそれほど気にならないかもしれません。実際、筆者も自分がまだ紙巻きタバコを吸っている時は、口の中の嫌な感じはハッキリわかりましたが、口臭まではセルフチェックできなかったことを記憶しています。
これは呼気の「拡散しやすい」という特徴が大きく関わっていて、結局のところ、口臭は他人に伝わりやすいんですよね。だからこそ、喫煙者の口臭に周りの人間が敏感になりやすい。特に非喫煙者はタバコのニオイに対して極めて敏感で、我々喫煙者が想像している以上にタバコのニオイに対して我慢しています。これも、自分自身が紙巻きタバコから卒業して気が付いたこと。
それゆえ、紙巻きタバコユーザーは、「ニオイ問題」を通してどうしてもネガティブなイメージを持たれやすく、有り体に言えば「嫌われやすい」と言っても言い過ぎではないと思います。自分ももしかしたらこう思われていたのかなと考えると、なんだか悲しくなってきちゃいますが、ホントそれくらいニオイがキツイので仕方ないと今は思いますね。
ニオイに敏感な日本人はなおさら
ニオイによる喫煙者に対するイメージ悪化に拍車をかけているのが、日本人の「ニオイに対する敏感な国民性」です。
海外旅行に行ったことがある方ならわかると思いますが、海外においてはどこもかしこも、鼻につくニオイが大なり小なり充満しています。例えば台湾に行けば「臭豆腐」という本当にクサイ食べ物が普通に屋台に置かれていますし、欧米風の肉食文化だとどうしても体臭がキツくなってしまうため、そこからさらに香水などでニオイの上書きをしているケースもあったり。
こんな感じに、海外では文化としてのニオイが強く出るため、そこまでニオイに対して敏感にはならないのです。
一方日本では、上述した海外諸外国とは比べ物にならないほど、ニオイに対して敏感なお国柄。しかも「普通とは異なる」という点を徹底的に排斥したがる閉鎖的な国民性も有しているので、世間一般(非喫煙者)とは異なるニオイを放っている喫煙者に対して、単純に「クサイ」という以上に
「クサイからこの人のこと嫌い」
という評価を下すわけですね。ニオイだけで嫌われるというのは確かにちょっと悲しい気もしますが、言葉を選ばずに言えば「嫌いになるほどマジでくさい」のもまた事実なので、喫煙者の方々はこの現実をしっかりと直視する必要がありそうです。
年々紙巻きタバコユーザーは減少しているので、これからどんどん紙タバコの喫煙者が「マイナー」になっていく。その分だけ肩身が狭くなり、今よりもっと立場は悪くなることが予想されるが、この流れを止めることはもはや出来ないだろう。それだけ紙タバコは、社会に対して悪影響を与えていることが明らかになったのだから。
タバコの口臭悪化に関係する「2つの原因」とは?
ここまでのお話は、紙巻きタバコを吸っている喫煙者の方々にとって、非常に耳が痛いお話だったと思います。しかし、しっかりと現実を知ることも大事なことではあるので、ハッキリ伝えさせていただきました。
では気を取り直して、ここからは
「そもそもどうして紙巻きタバコを吸うと、口臭がキツくなるの?」
ということにフォーカスして、記事を進めていきたいと思いますが、これには主に有害成分による「2つの原因」が隠されているのです。
「早くVAPE(電子タバコ)について教えてくれ!」という方は、こちらの項目を読み飛ばしてしまっても問題ありません!
タール
紙巻きタバコにより口臭がキツくなる2つの原因のうち、1つ目が「タール」になります。タールはタバコをタバコたらしめる「タバコらしさ」を演出する上で欠かせないものではありますが、一方で「健康に対して極めて大きな悪影響を与える」という超極悪なデメリットがあることでも一般的です。
みなさん知っているとは思いますが、厚生労働省はタールを以下のような言葉を用いて解説しています。
タールにはニコチンをはじめとする有害物質や発がん性物質が数多く含まれていますが、タールに含まれる発がん性物質の代表的なものにはベンツピレン・アミン類・NNKなどがあり、他にもがんを引き起こす可能性のある物質が60種類以上含まれています。
簡単に言えば、
「ガンを引き起こす発ガン性物質がたくさん入ってるよ」
って感じになりますね。しかし、この記事のテーマである「口臭」については触れられておりませんし、一般的にもタールが口臭を引き起こすメカニズムはあまり知られていないと思いますので、この記事でしっかり理解しちゃいましょう!
タールが持つ「ネバネバ」
まず覚えておいて欲しいことが、そもそもタールは「高い粘性」を持っているということ。非常にネバネバした性質を持っていて、固体か液体かで言えば「固体」と言えるくらいの頑丈さも備えています。このタールはタバコを燃焼させた時に生じ、煙に乗って口内に入ってくるのですが、ネバネバしたタールはこの後、一体どうなるでしょうか?
当然、煙に乗って肺にも入っていきますし、それが結果的に肺がんリスクを上昇させます。一方で、全てが肺へと向かうわけではなく、口の中に「ベトッ」と付着するタールも出てきてしまい、特に厄介なのが「歯」についてしまうケースです。
タールは「黒ずんだ黄色」状の物質であるため歯に付着するとなかなか落ちることはなく、むしろ「ネバネバー」とした性質から、次から次へとタールの付着を促してしまいます。これが進行すると、喫煙者特有の「あの歯」になってしまうのですね。
一方で、ネバネバしたタールが付着した状態の歯にくっつくのが、何もタールだけとは限りません。タールの他にも色々なものをくっつけてしまいます。例を挙げれば、
- 食べカス
- 菌
このようなものですね。通常は、歯にこのようなものが付着しても、唾液による自浄作用や、歯磨きなどのオーラルケアにより綺麗になるのですが、歯にベトーっとくっ付いたタールに付着してしまうと話は別。あまり想像できないかもしれませんが、
「ガムにくっついたホコリを歯ブラシで綺麗にしろ」
ってくらい、タールおよび付着した食べカスや菌を取り除くのは困難を極めてしまうのです。
そして結局、歯に留まり続けた食べカスを、菌が食べて活発化し、歯の次は歯茎が狙われます。これを放っておくと歯周病という「病気」にかかり、口内環境はさらに悪化。歯と歯茎の隙間に菌が住み着き、そこから腐臭が発せられ口臭が悪化してしまうのです。
また、単純にタール自体からもキツイニオイがするため、喫煙者の口臭は、
- 口内環境の悪化による悪臭
- タールによる悪臭
このダブルパンチだからハンパじゃないニオイがすることを覚えておきましょう。
ニコチン
タールだけでもショッキングだったかもしれませんが、まだニコチンが残っています。ではまず、ニコチンの厚生労働省による解説から確認していきましょう。
血液中のニコチンは急速に全身に広がります。中枢神経にあるニコチン性アセチルコリン受容体 (nAChR)にニコチンが結合すると、報酬系と呼ばれる神経回路に作用して心地よさをもたらします。喫煙の習慣をなかなか止めることができないのは、この仕組みが強い薬物依存を引き起こすためです。
ちょっと難しい表現が多いので、噛み砕いて言い直すと、
「ニコチンは血液に乗ってすぐに脳まで到達して、”心地よさ”を作り出す。そして、この心地よさがニコチン依存を形成する」
このようになります。要するに、タバコの依存性はニコチンによるものってことですね。
しかし、上記の解説だけでは、ニコチンによる口臭悪化は説明しきれません。厚生労働省のページをさらに読み進めていくと、このような記述がありました。
強い血管収縮作用があるため毛細血管を収縮させ血圧を上昇させます。中毒性があり、子供が誤ってたばこの葉を食べたりすると中毒を起こし、死に至ることもあります。
ニコチンには依存性形成の他に、「強い血管収縮作用」があることも明らかになっていて、子供を死に至らしめるほどの中毒性があるというのだから驚きです。きっとタバコの葉は、ニコチンによる中毒作用を利用して自分の身を守っていたのだと思いますが、ニコチンによる口臭悪化のキーワードもまた、「血管収縮作用」に他なりません。
歯茎の血の巡りが悪くなる
ニコチンの血管収縮作用は、もちろん全身の血管に及ぶはずですが、その全身には当然「口内」も入っています。よって、喫煙を行うと歯茎の血管が「キュッ」と締まる。血管が狭くなると、歯茎の血の巡りが悪くなる。血液が足らなくなった歯茎は栄養不足で元気がなくなり、結果的に歯周病リスクが向上してしまう。
一連の流れをフローチャートとしてまとめてみると、
- 血管収縮作用で歯茎の血流が悪くなる
- 血流が悪くなった歯茎は、「酸素・栄養」が欠乏して元気がなくなる
- 菌が住み着きやすくなり、歯周病リスクが向上する
- 歯周病菌による悪臭で、口臭が悪化する
このようになります。タールは直接的に歯茎をぶっ壊しに来るイメージですが、ニコチンは血流を阻害するという形で「間接的に」歯茎を壊しにきて、口臭を悪化させてしまうのですね・・。
しかも、ニコチンの血管収縮作用により、本来ならば歯茎が腫れ上がる歯周病でも、血管が締まってしまうことで腫れが目立ちません。要するに、歯茎の腫れという「歯周病のサイン」を喫煙者はおろか、歯の専門家でも見逃しがちになるので、これもニコチンが口臭、ひいては口内環境を悪化させてしまう1つの要因だと言えます。
参考文献
喫煙者の「口の中」で一体何が起きているのか – 東洋経済ONLINE
歯周病と煙草の関係 – 特定非営利活動法人日本臨床歯周病学会
お口に与えるタバコの影響 – 亀田グループポータルサイト
口臭を改善したいなら紙巻きタバコをやめるしかない
ちょっと駆け足だったかもしれませんが、ニコチンとタールは以上のようなメカニズムで、我々喫煙者の口臭を悪化させてしまうのです。恐ろしや、タール、ニコチン・・。
結局のところ、口臭の悪化は「口内環境の乱れ」が原因ですから、どれだけガムを噛んでも、どれだけフリスクを口に入れても全く意味をなしません。
「本当にタバコによる口臭を改善したいならば、紙巻きタバコをやめることしか道はない。」
これは決して、言い過ぎではないと思います。
加熱式タバコで口臭が悪化することも・・
以上のようなニコチン・タールといった有害物質による健康被害、特に口臭への悪影響を懸念して紙巻きタバコを止めるとなると、当然選択肢に入ってくるのが
- IQOS
- glo
- Ploom TECH
といった「加熱式タバコ」と呼ばれるタバコでしょうか?確かにこれは、決して悪い選択肢ではありません。現に筆者も、「glo」という加熱式タバコを吸っていて、過去にレビュー記事もこのサイトでアップしたことがあります。気になる方は、ぜひ見てみてください!
しかし、自分で吸っていて言うのもアレですが、加熱式たばこにかえたからと言って、口臭の原因全てを取り除けるわけではないのです。なぜなら、有害物質を完全に取り除けるわけではないから。
加熱式タバコはタバコの葉を燃やすのではなく、「加熱する」ことで喫煙を楽しむため、燃やすことで生じるタールは一切含まれません。一方で、「タバコの葉を加熱する」ことで当然「ニコチン」は含まれてしまいますから、上述したようなニコチンによる口臭悪化リスクは無論存在しています。
もちろん、発ガン性物質であり、口臭悪化物質であるタールがなくなるだけでも相当意味があることなので、少なくとも現状のまま紙巻きタバコを吸い続けるよりは、加熱式タバコへと乗り換えた方が格段に健康リスクは抑えられるでしょう。
しかしながら、加熱式タバコによる喫煙では、ニコチンによるリスクはこれまで同様につきまとうということを、必ず頭に入れておいてください。
「口臭ケア・予防」の為にもVAPEに乗り換えを検討してみよう
さて、ここまでのお話では「紙巻きタバコと口臭」について非常に詳しく解説してきましたが、ここからがようやく本記事のメインテーマである「VAPE(電子タバコ)」のお話となっていきます。
先ほど、紙巻きタバコには
- ニコチン
- タール
という2つの有害物質が含まれていて、これらが我々の口臭の悪化に関係していることを解説させていただきましたよね?それに伴って、一見「安全・クリーン」というイメージのある加熱式タバコにおいても「ニコチン」が含まれていることから、口臭悪化の可能性は残っていることも、合わせて覚えておきましょう。
そして、これらの事実を逆に言えば、
「ニコチン・タールが含まれないタバコ」
を喫煙すれば、口臭問題に悩む必要はなくなるということになります。しかし、そんな都合のいいタバコは、果たして本当にあるのでしょうか?
結論から言えば、そんな都合の良いタバコはしっかり存在しています。厳密に言えば、「タバコのような製品」ではありますが、それがこれから紹介していく「VAPE(電子タバコ)」なのです!
※ここから先は「VAPE(電子タバコ)」のことを、単に「VAPE」と呼称していきます。両者は同じものを指すので、あらかじめご了承ください。
VAPEってどんなものなの?
では早速、「ニコチン・タールが含まれないタバコ」であるVAPEに関してご紹介していきます。
一言で言うと、VAPEは「香りのついた液体を水蒸気にして楽しむ」タイプのタバコアイテムとなっていて、この液体は通称「リキッド」と呼ばれています。PG(プロピレングリコール)やVG(ベジタブルグリセリン)がリキッドの主成分で、ニコチンやタールのように危険な物質ではなく、私たちの身近な生活の一部に使われていて比較的安全。PGやVGが使われている最も分かりやすいのが
「コンサート会場で焚かれているスモーク」
だと思います。確かに煙っぽいんだけど、PG・VGベースにしているから、吸い込んでも全然息苦しくないみたいな、そんなイメージ。他にも食べ物なんかにも使われているものなので、筆者はかなり安心してVAPEを使用していますよ!
ニコチン入りリキッドの販売は違法
以上のように、比較的安全な物質が使われているのがVAPEであるが、「ニコチン入りのリキッドとかもあるんじゃないの?」と不安に思う人もいるかもしれない。実際のところ、アメリカなど欧米諸国の中には、ニコチン入りリキッドが合法化されている国・州も存在している。しかし、日本国内においてはニコチン入りリキッドの販売は、法律により明確に禁止されており、2018年には逮捕者も出ているのである。
よって、国内で普通にリキッドを購入して使用することで、ニコチンなどの有害物質を余計に摂取してしまうことに関してはあまり心配はいらない。安心してVAPEを使って欲しい。
写真で見る「VAPEの使い方」
「香りの付いた水蒸気を楽しむ」のがVAPEであると解説しましたが、実際にどんなもんなのかを知りたい人もいると思います。そこで早速、筆者が愛用しているVAPEを写真付きでご紹介していきますね!
こちらが筆者が最近もっぱら愛用しているVAPE「Frienbr」です。明るめなパステルブルーがお気に入りのポイントで、使い方も簡単な点がポイント高め。だいたいイメージはつくと思いますが、直接口をつける部分は本体上部の透明なパーツのところで、これを「ドリップチップ(単に”チップ”とも)」と呼びます。
しかし、チップに口をつけても、肝心の香りの付いた液体(リキッド)をあらかじめ本体に注入しておかなければ煙は出てくれません。といっても、やり方は簡単で、
本体をチョチョイと分解して、リキッドを直接注入するだけ!あとは分解した本体を元に戻せばOK。
リキッドを注入したらいよいよ喫煙ですが、喫煙する際は上の写真の親指付近にある銀色のボタンを「押しながら吸引」することで、リキッドが加熱された水蒸気が口内へとスゥーっと入ってきますよ!筆者のお気に入りは、
こちらのマスカットメンソールで、メンソールの爽やかな風味はかなりタバコと似ていて、かつ本物のマスカットのような芳醇な香りも楽しめるのがイイね!
あ、そうそう。気になるのが煙だと思いますが、VAPEではミストって言ったりします。そして、このミストは、この機種「Frienbr」だと大体このくらい出てくれます。
VAPEの中ではちょっと少なめな部類ですが、タバコと同じくらいはしっかり出てくれるので、「吸ってる感じ」もちゃんと得られますよ!
筆者がお気に入りの「Frienbr」に付いてしっかりレビューした記事がこちらになるので、気になる方はこの記事と合わせてチェックしてみてくださいね!
以上がVAPEに関する簡単な解説になります!要点をもう一度まとめておくので、今一度確認しておくべし!
- VAPEはリキッドを加熱し、水蒸気にしたものを楽しむ
- リキッドの主成分は「コンサート場のスモーク」とほとんど同じ
- ニコチン入りのリキッドの販売は法律で禁止されているので、安心して使える
- VAPE本体にリキッドを注入する必要がある
- 煙の量はVAPEによって異なるが、どの機種でもタバコ並みにはしっかり出てくれる
VAPEで口臭は悪化しない
さて、VAPEについて極々簡単に解説し終わりましたが、いかがでしたかね?個人的には簡単にしすぎた部分もあって、分かりにくかったところもあったかもしれません。
なので、VAPEについてもっと知りたくなった方は、「VAPEってどんなもの?」ということにフォーカスして解説した、こちらの記事を参考にしてみてください!
さて、ではそろそろ、この記事の主題である「VAPEで口臭は悪化するのか」という点を見ていきたいと思います。結論から言えば、VAPEにより紙巻きタバコのように口臭が悪化することは、ほとんどないと思っていただいて構いません。
まず大前提として1つ覚えておいて欲しいことが、VAPEは紙巻きタバコはもちろんのこと、IQOSなどの加熱式タバコとも全く異なるものだということ。
IQOS・glo・Ploom TECHと言った加熱式タバコは、先ほども言ったようにタバコの葉を用いている立派なタバコであり、一方でリキッドを加熱して水蒸気を楽しむVAPEは、タバコの葉を一切用いない「法律上タバコではない」製品なのです。
よって、VAPEは、タバコの葉を使わず何も燃やさないといった特徴から
- ニコチン
- タール
両方の有害物質がカットされている、従来のタバコからは考えられないほどクリーンなアイテムとなっています。
ニコチン・タールフリーで口内環境に優しい
以上のように、VAPEからはニコチン・タールが100%カットされているため、私たちにとって非常に有益な特徴を備えています。
まず第一に、健康に良い。ニコチンの依存性や血管収縮作用、あるいはタールの危険極まりない発ガン性・・、こういったことを踏まえた上で、「ニコチン・タールフリー」というVAPEの特徴を考えると、ほとんどの方が魅力に感じると思います。
そしてもちろん、タールフリーということは、口のあちこちに「ニオイの原因」であるタールがベタベタ付着する心配もありません。また、歯茎の血流を悪くさせ、歯周病などの原因となるニコチンに関しても、全く心配する必要はないのです。
以上の理由により、VAPEは口臭に対してもタバコより圧倒的に悪影響が少ないということが結論づけられます。筆者のこれまでの経験では、
「VAPEを吸っていて口が臭くなった」
なんて話は一度も聞いたことがありませんし。吸った後のあの「イヤな感じ」もVAPEだと全く感じられないので、タバコによる口臭悪化に悩む人の新たな選択肢になりつつある点は見逃せませんよね!
一方で、VAPEは「機械の安全性」が気になるところだ。VAPEが爆発したなんて話も海外ではチラホラ耳にするので、出来れば日本製VAPEの使用が推奨される。
口臭だけじゃない!VAPEに乗り換えた時のメリットとは?
VAPEは口臭を悪化させないタバコアイテムであることを解説したところで、
なるほど、VAPEって思っていたより良いものなんだな。ちょっと気になってきたかも。
と、この記事を読む前よりもVAPEが気になってきた人もいると思います。そんな人に向けて、口臭以外にも注目すべき、VAPEの魅力やメリットについて最後に解説させていただきますね!
1:色々なフレーバーを楽しめる!
筆者がVAPEにしてよかったと素直に思える1つのメリットが、色々なフレーバーを楽しめるという点です。
タバコには銘柄毎にメンソールあり・なしや、グレープフレーバー・トロピカルフレーバー・ベリーフレーバー、、といった具合に、結構色んなフレーバーの数々がありますよね?これらを良い具合にローテーションすることにより、飽きることなく嗜好品として楽しめるなんて特徴もあったりしますが、VAPEにももちろん色々なフレーバーが存在しています。
そして、そのフレーバーのバリエーションは、ハッキリ言ってタバコなんて比較対象にはなりません。言ってしまえば「無限」とも言えるくらいの数のフレーバーの数々が存在しているため、自分の好みや流行りに合わせて柔軟に使用できる点は、間違いなくメリットだと言えます。
具体的な例を挙げれば、もちろんタバコと同様にメンソールやミント系、あるいはブルーベリー系などのリキッドは存在していますし、
- エナジードリンク
- ヨーグルト
- 烏龍茶
- レモンティー
- ティラミス
- ストロベリーバニラ
以上のような「変わりダネ」もしっかりと用意されているのだから驚きじゃありません?百歩譲ってまだエナジードリンクとか、ヨーグルトとかは理解できますが、「ティラミス」って・・(笑)おもわず笑っちゃうようなフレーバーだと思いますが、でも吸ってみるとホントにティラミスの味がするのだからホント凄いです。
こういったことから、「間食代わりになる」なんていう人もベイパー(VAPEを吸う人)もいらっしゃるくらいで、タバコとは異なる色々な使い方ができる点も非常にユニークですよね!
VAPEを吸っていて一番感じるのは「美味しい」ということだ。しかも、タバコの美味しいとは違い、単純に「味として美味しい」と感じられる。この点がタバコと大きく異なる点であり、この違いをどれだけ許容できるかでVAPEに馴染めるかが変わってくると言える。
2:ランニングコストが半分以下で済む
VAPEに関するメリットとして見逃せないのが「ランニングコスト」についてです。
突然ですが、皆さんは現在紙巻きタバコに月々どれくらいのお金をかけているか、正確に把握しているでしょうか?2018年10月にタバコ税が上がりましたが、500円の大台に乗った銘柄も少なくありませんから、計算するのが怖いなんて人もいるかも。
試しに計算してみると、日本国内で最も売れている1箱500円の「セブンスター」を「1日1箱・月30箱」吸い続けると、1ヶ月のタバコ代は「15,000円」になります。この不景気の時代に、なかなかに良い金額してますよね。
さて、ではこれをVAPEに全て置換するとどうなるかと言うと、先ほど筆者が紹介した「Frienbr」では、以下の表のような計算が成り立ちます。
・「Frienbr」を1ヶ月使用したランニングコスト
「Frienbr STANDARD」本体 | 415円 |
---|---|
リキッド | 3,160円 |
コイル | 672円 |
合計 | 4,247円 |
※本体代金は「1年間使用する」という前提で、12で割った金額を記載している
上記表を見る上で大事なのが、VAPEを使用するにあたって必要なものの数々です。まず絶対的に必要なのが「VAPE本体・リキッド」になります。上述しているように、本体に関しては1年間使用するという前提に立ち、12で割った金額を便宜上記載。そしてリキッドですが、これは一般的に言われている
「1ml = タバコ1箱分」
という前提に基づいて、30箱に相当する分のリキッド代金を求めた上で、計算に入れています。
そして気になるのが「コイル」だと思いますが、こちらはVAPEを使用する上で不可欠な消耗品。VAPEはリキッドを加熱することで喫煙を楽しみますが、加熱するために電力を熱に変える必要がありますよね?それを行うパーツがこちらのコイルであり、熱が加わることで劣化しやすいため、大体1ヶ月に2回くらいは買い替えの必要があります。その場合の値段が、上記表の「672円」ということです。
以上を全て考慮した上での「Friebr」のランニングコストは、1ヶ月あたり「4,247円」となりました。VAPEを良く見せる為の小細工は一切しておらず、本体や消耗品代を入れてのこの金額であり、紙巻きタバコとの差額にして10,753円、割合にして72%オフ。これだけ安上がりになると、流石に心が揺らぐ方もいらっしゃるのではないでしょうか?
筆者が個人的に計算した結果をまとめた表が以下になるので、加熱式たばことの比較についても気になるなら、チェックしてみてください!
タバコ | 金額 | 差額 |
---|---|---|
紙巻きタバコ | 15,000円 | ±0円 (0%) |
IQOS | 16,145円 | +1,145円 (108%) |
glo | 14,048円 | -952円 (94%) |
Ploom TECH | 14,950円 | -50円 (99%) |
リキッド式VAPE | 4,247円 | -10,753円 (28%) |
また、筆者がそれぞれのタバコの月々のランニングコストについて、ガッツリ考察・計算した記事も別に存在しているので、
タバコ増税のせいでお財布がちょっと苦しい・・
という人は、ぜひご一読くださいませ!
3:周りに迷惑をかけにくく、気軽に楽しめる
VAPEを使用する3つ目のメリットが、「周りに迷惑をかけにくい」という点になります。
紙巻きタバコはニオイや健康問題などの色々な観点から、外なら喫煙所のみ、自宅ですらベランダや換気扇など、非常に使い勝手が悪く、気軽に楽しめないというデメリットがありますよね?
一方VAPEは、ニコチン・タールなどの有害物質は副流煙という形でももちろん出ないですし、ニオイに関しても全くキツくありません。コンサート場のスモークと似たようなものですから、自宅で吸っていても
- ニオイ問題
- 健康問題
- 壁がヤニで汚れる問題
以上のような懸念点を気にすることなく、のんびりお手軽に吸うことができちゃうのです!これは想像以上に快適で、今まで紙巻きタバコがどれだけ自分の自由を奪ってきたかを再確認できるほど(もちろん、禁煙席などでのVAPEの使用はできないけどね)。
よって、VAPEへと乗り換えることにより、今よりもっと羽を伸ばしてスモーキングタイムを楽しむことができると思いますよ!VAPEについて興味が湧いてきた方は、VAPEマニアの筆者が厳選した「おすすめVAPEランキング」を紹介した以下の記事をご一読ください!
皆さんにとっての最初の一本として相応しいものばかりを紹介しているので、自分にピッタリな製品を見つけてみてはいかがでしょう?
以上のようにVAPEは口臭に対して良い影響を与えるだけでなく、お金や吸う場所など、色々な面で人間や社会にとってプラスに働く可能性を持った製品です。これを機会に、試しにVAPEへと乗り換えてみてもいいかもしれませんね!
まとめ
この記事では、「タバコと口臭」というテーマから、VAPEのメリットについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?VAPEにはビタミンや天然物といった「身体に良い成分」を配合している製品なんかもありますので、紙巻きタバコの健康リスクを考えると、どうしても魅力的に感じてしまうのが筆者のホンネです。
この記事が、皆さんの生活のお役に立てれば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
タバコ、特に紙タバコは周囲の人間から「臭い」と言われがちだ。そんな現状にいい加減嫌気がさしてきた方は、ぜひこの記事を通して「VAPE」の魅力について理解を深めていただきたい。